校了→速攻キャンプツー
おととい校了だったので、大日本印刷に入稿した足でそのまま
キャンプに行った。気分爽快である。行き先は山中湖近辺。
とあるキャンプ場で弊誌スタッフの宴会が行なわれていたので、
そこに合流したのだ。
「ナチュラル・ツーリング」の寺崎勉さん、
「ライディング・ストマック」の松本よしえさんもいれば、
「野生の轍」の勝間田しげるさんと、
京都から東京に越してきた高橋克也さんの
スーパーイラストレーター両名もいて、
そのほか「飛び立てシジュウカラ」の野岸“ねぎ”泰之さん、
ツーリング写真業界の巨匠、須藤英一さん、
あの人の奥さんや、この人の奥さん、旦那さん、
そんで私やサクライやシバタなど賑やかに呑んだ。
校了明けにキャンプってのは気持ちがさっぱりしていいもんだ。
しかもメンツが派手(笑)。高橋さん、いろいろと準備、感謝です!
ということで、
アウトライダーVol.25(7月11日発売)、ただいま絶賛印刷中。
大日本印刷さん、あとはよろしく頼みますよ!
道具
6月末日。仕事の関係でスズキの竜洋テストコースを走った。
使った車両はM109R、バンディット1250、ハヤブサ、
GSXRなどスズキの現行ラインナップ。
どれもよくできている。曲がるし、止まるし、ブレない。
ひと昔前のバイクは、曲げる、止める、押え込むのに技術が要った。
いまのバイクは乗り手の意思がすんなりと伝わる。
「ここがダメだ」とか「あそこがプアだ」とか言う人の気が知れない。
どこまで望む? たぶんキリがない。
しかも、言うのは簡単だ。
私が愛用しているナガサは、はるか昔から変わらぬ製法で
作られたものだ。マタギたちが狩りで使っているものと同じ。
鋼材も、今では手に入らない、日本刀と同じものを使っている。
切っ先は川魚の腹が割ける。刃元は薪を割れる。
もちろん、きちんと研いでいればの話だ。
今は亡き阿仁の職人、西根さんの作。
まあ、刃物としてのさらなる進化を探ろうと思えば、できないことはないだろう。
でも充分だ、私には。いや、充分を超えて余りある。
ここがダメだと言うよりも、自分が使いこなせているかと問いたい。