だいたいで生きる? | セルフパートナーシップで理想の現実を創造する方法|男性性と女性性のカリスマ専門家|島田さとみ公式ブログ

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こんにちは、島田里実です。


【量子論引き寄せ講座 -OPEN】のアウトプットレポです。

 

講座3回目のテーマは


「自分のステイト(心の状態)が変われば、相手が変わり場が変わる」

 


前回までのレポで

 

子力学では【確率論】が重要

 

というお話しをしました。

 

今回からこの【確率論】がバンバンでてきます。

 


私は前職が工学系の技術職だったので、
一般の方よりも【確率】に触れることが多かったと思います。

 

現在は日常生活で【確率】に触れることはほぼないので、
懐かしい~と思いながら講座を受けました。

 

今回はなんと動画が3本!

 

トータル2時間程度でしたが、
面白くてあっという間に見てしましました。

 

では、早速レポいきましょう♪

 

 

 

古典的確率論とは?

 

そもそも、確率とは?

 

確率=特定の場合の数/全体の場合の数

 

です。

場合の数は、パターンと言った方がわかりやすいですね。

 

私たちが中学や高校で学ぶ確率は、

18世紀から19世紀にかけて活躍したフランスのラプラスがまとめた

【古典的確率論】を基礎にしています。


~ここで問題です~


「コイン2枚を同時に投げて、2枚とも【表】になる確率は?」

 

この問題めぐって、

ラプラスとラプラスの先生であったダランベールは

熱い議論を交わしたそうです。

 

①ダランベールの解答
  (表、表)
  (表、裏)
  (裏、裏)

  ➡確率は1/3

 

②ラプラスの解答
  (表、表)
  (表、裏)
  (裏、表)
  (裏、裏)

  ➡確率は1/4

 

 

正解は・・・・・・

 

 

ラプラスの解答

確率は1/4

 

 

これ、中学校の確率で最初の方に出てくるそうです。

 

確率を勉強したことがある人なら簡単に分かると思いますが

当時まだ確率という考え方がなかった時代は、

ダランベールの解答が主流だったようです。

 

 

もう一度、両者の回答を見比べてみます。


①ダランベールの解答

  確率は1/3
  (表、表)
  (表、裏)★
  (裏、裏)

 

②ラプラスの解答

  確率は1/4
  (表、表)
  (表、裏)★
  (裏、表)★
  (裏、裏)

 

★がポイントです。

 

①の場合、

★マークは2通り存在することになります。

 

(表、表)1通り
(表、裏)2通り★
(裏、裏)1通り

 

★は他の2つよりも2倍多く起こる可能性があります。

つまり、起こる確率にバラつきがあるのですね。

 

これを確率論では

 

同様に確からしくない

 

と言います。


ちなみに、これも中学の確率で最初に出てくるそうです。

 


対して、②の場合

 

  (表、表)1通り
  (表、裏)1通り★
  (裏、表)1通り★
  (裏、裏)1通り

 

全パターンが1通りで起こる確率にバラつきがない。

 

これを確率論では

 

同様に確からしい

 

と言います。

 

 

 

 

古典的確率論から抜け出す

 

 

ラプラスがまとめた

【古典的確率論】を、現実世界に当てはめてみます。

 


例えば、東大の合格率の場合

みなさんは答えることができますか?

 

 

東大に合格するには

 

・受ける人の学力レベル
・その年に受ける他の受験者の学力レベル
から、


・当日のコンディション
・当日の天気や交通状況
・受験会場の状況

etc...


あげたらキリがないほど、

東大合格に影響するであろう因子がたくさんあります。

 

 

さらに、それぞれの因子が起こる確率は

 

同様に確からしくない


つまり、

 

現実世界で起こる出来事は

同様に確からしくない


のであって、

完全に予測するのは不可能となります。

 

 

【古典的確率論】は、

全ての影響因子を考慮すれば、未来に起こることを予測できる

 

という考えが元になっています。

 


でも、実際はそんなの不可能ですよね。

 


例え全ての影響因子を考慮したとしても、

 

正確にやればやるほど、微妙な誤差が生じてくる


正確にやればやるほど、予測と違うことが起きる

 

ここに【古典的確率論】の限界があります。

 

これを「ラプラスの悪魔」

 

と言うそうです。

 

 

 

私たちの人生において

正確に生きようとすればするほど期待がはずれる

 

だから

だいたいで生きることが重要

 

ということになります。

 

 

 

 

なので、引き寄せの法則3原則の3つ目で


ありありと描いたイメージを手放す

=コントロールできない出来事は手放すのですね

 

 

おもしろいですね~。


古典的確率論と現実世界を比較して


引き寄せの法則を説明されているのがおもしろい!

 

 

 

 

引き寄せが実現するルートは無限にある

 

 

では、これを目標達成のプロセスにあてはめてみます。


なにか目標を決めて、

目標を実現するための達成プランがあるとします。

 

達成プランは

【今】の自分が予測して決めたプランです。

 


達成プランをいくら緻密に作成しても、


現実世界では予想外のことがおきます。

 

 

また、予想外のことが起きても

偶然目標に辿り着く、なんてこともあります。

 

 

偶然と引き寄せの違いについては、
またこの後の講座で説明がありますが、

 

人生でおきる偶然を量子論では

【ゆらぎ】に例えられています。

 


量子の世界(ものすごく小さい世界)では、
どんなに正確に位置を把握しようとしても

必ず【ゆらぎ】があって正確な位置は把握できない。


という考えが根底にあるのだそうです。

 

 

では、目標達成に戻ります。

 

ひとつの達成プランに固執して、

こうじゃないとダメだと思ってしまうと、
他の可能性が見えなくなります。

 

また、予想外のことが起きた時に
なんでこうなるんだ~??と頭を悩ませます。

 


なので、目標はありありと描いても、


どう達成するかは【だいたい】でいい。

 


1つのプランでは引き寄せは起こりにくいので
色んなプランが起きることを【だいたいで】受け入れる。

 

 

そうすることで、

 

引き寄せが実現するルートは無限にあり、

 

引き寄せは起こりやすくなります。

 

 


ちょっと、ふんわりとした内容でしたか?

 

 

次回は、上記の考えを量子論の観点からひも解きます。

 

ハイゼンベルクの不確定性原理という

数式がでてきます~。

 

 

数式にアレルギー反応を起こす方もいるかもですが、

 

出来る限り分かりやすくレポ書きますので、

 

次回、お楽しみに~!

 

 

 

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