以前、
復学支援の先輩すずらんさんが
記事にされていたように↓
不登校のなかには
学校に戻したほうがいい不登校と、
復学にこだわらなくていい不登校が
あるように思います。
私の周りは前者が圧倒的に多いのですが、
全体ではいかがでしょう‥??
後者のタイプは、
『学校には行かないけど、
代わりに自分はこれをやる!』
を自分で選び動けるお子さん
溢れるエナジーとたくましさで、
学校の枠に収まっているのが
もったいないようなお子さん。
このタイプで、私が真っ先に
思い浮かべるのはA君です。
・ ・ ・
通信制高校に通うA君は、
その高校主催の不登校セミナーに
“元不登校の先輩” として登壇し、
自身の経験を話してくれました。
現在は自分のペースで通学し、
高校生活を楽しんでいるというA君。
話しがおもしろく、
明るい魅力あるお兄さんでした。
・・・
〜A君の不登校体験談より〜
オレは中学生の時に不登校になった。
きっかけは学校の先生との意見対立。
理不尽な教師に耐えかね、
こいつらから教わることは何もねえ!と
もう中学校は行かないことに決めた。
当然、何とか学校に行かせようとする母親。
テコでも動かない俺。
そこで俺は、教科書を燃やした
そしたら、母親も諦めるだろうと‥
だけど母親は怒り、諦めるどころか
フリマサイトで教科書を買い揃えた。
“そうきたか !! ” と俺は内心感心した。
そんなことをしているうちに、
俺はこのフリースクールを 自分で見つけた。
ここなら理不尽な先生もいないだろうと、
親に通わせてほしいと頼んで 通い始めた。
「ここは学校と全然違う。個性を尊重してくれる。マジここは天国か」
と感じ、中学終了まで通って現在に至る。
・・・
※ A君のフリースクールは、
時間割があり授業や勉強もするところです
過去を振り返って言いたいことは?
と、司会の先生に聞かれたA君。
・あの時は教科書を燃やしちゃって、
お母さんほんとごめんなさい
・フリースクールに通わせてくれて、
親に感謝しています
・学校に行かないというあの時の自分の判断は、後悔していない。不登校は自分にとって黒歴史ではなく、自分の人生を自分で選びとった行動で、誇りに思っている
ということでした。
A君とA君のお母さんの物語に、
じんとしつつ‥
A君のようなケースを
積極的不登校と呼ぶのでしょうね。
積極的不登校は、
いずれ学校の概念や制度が変われば、
別の呼び方になるのかもしれません。
・ ・ ・
そんなわけで
A君は素敵なお兄さんだけど、
講演会を視聴した時から、
私は感じていました。
息子の不登校は、
A君のそれとは違う・・・
だから
“A君のように息子も大丈夫”
とは、少しも思えませんでした
息子は積極的不登校じゃない。
どう見ても健康な姿じゃない。
じゃあうちは
どうしたらいいだろう?って。。
そこから復学支援にいきつくまで、
さらに半年以上さまよった私です
結論A君タイプではない不登校には、
復学支援の検討をお勧めします!↓
A君は選ばれし元不登校生。楽しみです↓
復学支援にピンとくるかは時期もあるので、
時々の確認をお勧めします↓