2023年7月9日(日)、朝7時ちょうどに流山市内にある自宅を出て電車で大宮まで行き、そこから新幹線で佐久平駅まで行って下車し、その佐久平駅からタクシーで片道20分ほどかけて取手町という集落にある佐久カトリック教会まで行きました。

 

リムジン後ろリムジン前「集落」というとヘンな風に聞こえるかも知れませんが・・・かなりド田舎の長閑な風景に囲まれたこの佐久カトリック教会がある佐久市の佐久平駅からもタクシーで片道3340円かかるものの、日曜日の朝早くから「中込駅」でタクシーを捕まえるのは難しいので新幹線を下車して直ぐにタクシーで佐久カトリック教会へ向かいました。因みに、帰りは「中込駅」までタクシーに乗ったので片道1240円でした。

 

札束 人間の人生をたったタクシー代の合計4580円で例えるのは良くないと分かっています。でも、毎回、こうして「ルカ神父さまにお会いできるのは、これが最後かも知れない?タクシー代4580円で物事を解決できるなら」と自分に言い聞かせていました。

 

しかし、佐久カトリック教会への往復の交通費が4580円とは私にとって少々予算オーバーでした。現在、新潟県の実家に父親から毎月25万円を送金してもらい生活している訳ですが・・・、毎月の月末には支払ったレシートを全て茶封筒に入れて新潟県の実家へ送っています。果たして、このタクシー代4580円の支払い目的をどのように父親に説明するべきか考えています。前回、佐久カトリック教会を訪れた際には新幹線とタクシー代の領収書を封筒に入れて、添えた手紙に「ずっとお世話になったオランダ人の神父さまのお体は丈夫でしたが、残円ながら頭がもうダメでした。」と書いたのでした。

 

 

下差し 今回、この佐久カトリック教会を訪れたのは3つの目的があったからでした。

 

その1つは、私のベランダで育てた白百合とバラを佐久カトリック教会にお上げすることです。

その2つめは、ルカ・ホルスティンク神父さまがお元気な内にお会いしたかったからでした。

その3つめは、ルカ・ホルスティンク神父さまが今から50年ほど前に来日された際の船旅での出来事について書かれた本を頂くことでした。

 

 

下差し しかし、たった3ヶ月ほどお会いしなかった間に(ルカ神父さまがオランダに一時帰国されていたので)、こんなにも疲れ果てた表情になられるとは思ってもみませんでした。ごミサの最中にも祭壇の上に立って声を出すだけで相当の体力を消耗するようでした。ルカ・ホルスティンク神父さまの為に毎日お祈りしています。お願い

 

 

下差し こうして、この36年前に京都フランシスコの家で撮影した写真を見ていると・・・、「人間って病気をせずに老衰してある日突然苦しみことなくポックリと死ぬことってあるんだろうか?」と思うことがあります。あの頃のルカ・ホルスティンク神父さまは55歳で私が18歳でしたが、ルカ・ホルスティンク神父さまの心の中や考えていることなどの精神的な目的意識や生きる目的は36年前と同じだと思うのです。

 

きっとルカ・ホルスティンク神父さまのご遺体は腐らないかも知れない・・・、聖人になる聖職者のご遺体は腐らないと言われていますから。でも、きっとご遺体は無条件で火葬場へ運ばれるシステムになっているんだろうな、日本では。

 

 

下差し フランシスコ会から出版されたルカ・ホルスティンク神父さまの自叙伝というか・・・、約50年前にフランスのカレー港から船で日本へやって来られた際の旅日記を頂きました。その数か月間の船での長旅の中で起こった事件がとても興味深く面白かったでした。グッ

 

 

下差し 私が新幹線で運んできた白百合の鉢植えを祭壇の前に飾って下さいました。有難うございました!」 ぽってりフラワー

 

 

下差し 白百合の鉢植えの両再度には白いランの花が飾られていました。こちらも信者さんからのご寄付でした。その女性の信者さんがご自宅で育てて下さったそうです。

 

 

下差し それほど背が高くないですが、こうして祭壇の前に飾って頂くと存在感がありますね。

 

 

下差し まだツボミが3つありますので楽しみが残っています。ぽってりフラワー

 

 

下差し そして、聖家族の祭壇にも白百合が飾られていました。

 

 

下差し こちらも女性の信者さんからのご寄付でした。カサブランカという品種の白百合です。とてもゴージャズですね。ぽってりフラワー

 

 

下差し こちらが、佐久カトリック教会の中庭です。この日は草むしりの日ということで信者さんたちがごミサの前に草むしりをして下さっていました。

 

しかし、2023年4月9日(日)に佐久カトリック教会を訪れた際にアンネのバラ』をお上げしたことを思い出し、聖堂の窓から中庭を眺めたらアンネのバラ』の姿は高く伸びた雑草に囲まれてしまい消えてしまっていました。

 

 

ルカ・ホルスティンク神父さまにお聞きしたら、「ちゃんと花は咲いたし、時期が終わったからこれははこれでいい」とのことでした。グッ 色々と考えてみても、全ての力を振り絞って1時間のごミサを挙げるだけで疲れ果ててしまう92歳のお年寄りが毎日欠かさずバラを世話するには少々無理があるのかも知れないとも思い諦めることにしました。

 

 

下差し とても良いお天気に恵まれ、東京駅から朝8時半頃に新幹線で出発する前は立っているだけで汗が流れてくるほどの蒸し暑い猛暑でしたが、長野県は標高が高い為かとても過ごしやすい春のような気温でした。

 

 

下差し ここに聖母マリア像があるものの・・・、白百合を地植えするスペースはありませんでした。

 

 

下差し 今まで数回佐久カトリック教会を訪れましたが、こんな玄関の出入り口の上に聖家族の像が飾られていたなんて気付きませんでした。

 

 

下差し 佐久カトリック教会が運営する幼稚園の畑です。

 

 

新幹線後ろ新幹線真ん中リムジン前佐久カトリック教会が運営する幼稚園の軽トラックです。

 

 

下差し こんなに派手な軽トラックは見たことがないというか・・・、これも義理で業者さんに依頼して描いて頂いたものなのでしょうか?

 

 

下差し それにしても・・・、佐久カトリック教会には最初からヘンなものが沢山ありました。爆笑  それは芸術的なアート作品として飾られているのか?又は、知人からの依頼で義理で製作してもらったものなのかは不明ですが。

 

 

下差し この黒光りする鯉が4尾というか4匹ついたライトもオシャレです。魚しっぽ魚からだ魚あたま新約聖書(ルカによる福音書 5章1-11節)にある御言「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」に由来しています。

 

 

下差し 毎回、ごミサの中で『ウクライナの平和のための祈り』を唱えて下さっています。感謝です。お願い

 

 

 

下差し 小さなバスケットに入ったコーヒーも売られていました。このメモ書きに書かれたあったのは、「ルワンダからの生豆」とか何とかで収益はルワンダの子供たちに寄付されるのでしょうか。コーヒー  2パック買うことにしました。

 

 

 

下差し まあ、ある意味では押し付けになってしまったかも知れませんが、今回、佐久カトリック教会に持っていた「サハラ98」です。どうにかここまで大きくなりました。

 

 

今年3月から6月上旬までアブラムシに新芽が食べられてしまい中々成長しませんでしたが、どうにか駆除後、これだけに成長しました。

 

 

下差し 新幹線のホームで撮影しました。

 

 

下差し 流山市の自宅を出たのが朝6時頃でしたが、その時はまだオシベが閉じたままでした。

 

 

下差し 今まで百合を栽培したことがなかったので知りませんでしたが、オシベって太陽の照っている具合によって少しずつ開くものなんでしょうか。

 

 

下差し 新幹線の中で撮影しました。オシベが開く瞬間をキャッチすることができました。