シリーズ『手放しモノ語り』、16回目となる今回はリメイクした大量のアベノマスクのお話
新型コロナウイルスの流行によりマスク不足となった2020年、全世帯に布マスク(俗称アベノマスク)が無償配布されました
それを立体マスクにリメイクするために、義母が会社の人から大量に集めてくれました
今回はそんな大量に集まったアベノマスクを全て手放す・・・いえ、全て使い切るまでのお話です
不織布マスクが手に入りにくくなった2020年
ちまたでは手作りの布マスクを着けている方を多く見かけました
ぼし子も布マスクを作ろうと思い、手芸店でダブルガーゼを買おうとしたのですがすでに売り切れていました
考えることはみんな同じですね
そんな中、アベノマスクが全世帯に無償配布されることに
アベノマスクは見た目がアレなので、ネット上では届いたアベノマスクを立体マスクやプリーツマスクにリメイクする方が多く現れました
それを見て、ぼし子もアベノマスクをリメイクすることに
アベノマスクの糸をほどいて1枚のガーゼの状態に戻し、立体マスクの裏地として使いました
ちなみに、表地は子ども達のサイズアウトしたTシャツを使用しました
裁縫はあまり得意ではありませんが、長男妊娠中にスタイを手作りした経験があるためか思ったよりも上手くできました
それを義母に話すと、会社にアベノマスクを持て余している人がたくさんいるから、貰ってきてくれることになりました
なんでも、義母が務めている会社は2009年に新型インフルエンザが流行して以来、不織布マスクを社員に配布しているとのこと
在庫も豊富にあり、不織布マスクには困っていなかったそうです
義母があっという間に大量のアベノマスクを集めてくれたので、毎日のように立体マスクを作りました
マスクの糸をほどくのは大変な作業でしたが、家族に立体マスクを作るために頑張りました
その結果、30枚以上のアベノマスクを立体マスクにリメイクしました
不織布マスクの需要が復活してからも、しばらくは布マスクを使い続けました
しかし、2022年8月末に家族全員が新型コロナウイルスに罹患したことをきっかけに、布マスクの使用を完全に辞め、不織布マスクを使うようにしました
さらに、未練がましく残していたマスク作り用品も手放しました
実はこの時、まだ糸をほどいてないアベノマスクがいくつか残っていました
残ったアベノマスクは、もう糸をほどいてリメイクすることも、マスクとして使うこともありません
そこで、残ったアベノマスクはウエスとして家じゅうの掃除に使いました
こうして、大量のアベノマスクを全て使い切りました
アベノマスクの無償配布は世間では批判的にとらえられていますが、ぼし子個人としてはとても助かりました
マスクの着用が個人の判断に委ねられるようになり、マスクをせずに過ごす時間が増えました
少しずつでもコロナ渦前の生活を取り戻したいですね!
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