28日(金)から12月23日(火)までの、大塚呉服店 京都でのフェアに向け、荷物出荷完了しました
一点ものも送っているので、WebショップのSOLD OUT商品が増えておりますが、京都に行って買物して下さいね
どーーーしても行けないって方は、フェア終了後の再入荷までお待ち下さい！
さてさて。
ちょっと落ち着いたので忘れないうちに旅行記を・・・
たいてい、私の旅行は国内外問わず、全日程着物か、全日程洋服です。
着物を着るようになって7年、洋服で旅行することはほとんどなくなったと思います。
だって、着物で旅行なんて、こんなに着物経験値を上げる貴重な機会、逃したくないですから
中でも今回は、一番期間が長く、一番遠いところへの着物旅行でした。
最初の行き先は、ベルギー ブリュッセル。
日本からの直行便はないので、KLMオランダ航空でアムステルダムから乗り継いで、15時間くらいだったかな？
アムスまでの約11時間が長い長い・・・「グランド・ブタペスト・ホテル」見て、「マレフィセント」見て、「グッド・ウィル・ハンティング」見て、ペンギンかなにかのドキュメンタリー見てもまだ着かない・・・
２年前のパリ旅行でもこの乗り継ぎ使ったんですが、今回はなぜか眠れなかったので、ものすごーく長く感じました。
1日目。出発前に、成田のトイレにてパチリ。
着物：【ジオメトリック＆ストライプ】ブラック
帯：西陣織半幅帯【ランダムドット ブラックシルバー】
半襟：レタープリント【ブラック】
もちろん飛行機の中でも着物。
洋服持って行くと荷物増えるから、着物オンリーです。
帯にいい生地あったら買って帰りたいと思っていたのでね！（買えたのは良かったが、それでもやはり重量オーバーした
)
半幅帯だけのカルタ結びで背中ぺたんこに。
いつもは帯揚げや帯締めするのが好きですが、半幅帯のみ。
帯板もしません。
入国検査でピーって鳴ると帯ほどかされる、って聞いたことがあり、万が一ほどく羽目に陥っても、半幅帯だけならすぐ対処できるので。
いつもよりユルく着るので着崩れますが、着物だから苦しいとかキツいってことは特にないです。
むしろジーンズのベルトとかウエストとかの方がキツいんじゃないだろうか？
あと、機内ですぐに履物が脱げるし、むくんでも履く時キツくないのが便利♪
アムステルダムでトランジット中。
ノートPCが結構重いし、旅行中は買物したり荷物が増えるので、斜め掛けバッグです。
1日目夜。ベルギー ブリュッセルに着いて、夜ご飯にいくところ。
帯揚げと三分紐・帯留めをプラス。
帯揚げ：【スターグラデーション】ブルー
三分紐：ピーコックブルー
帯留めは東風杏さんの。
帯結びも少し華やかに。
ホテルのトイレでした
あ、もちろん着物は洗える素材が安心。
汚れても、汚されても、雨に降られても、ストレスフリーです。
さらにポリエステルはシワにならないのでベスト！
ホテルのハンガーは、洗濯干すのに使ったりするので、着物掛ける分が足りなくなり、スーツケースに畳んで入れっぱなしでした。
２日目。ベルギーから電車で１時間くらいブリュージュまで少し遠出。
ランチ食べたレストランのトイレにて（←あちこちのトイレで自撮りしてる変なヤツ）。
着物：夜の森
帯・半襟・帯揚げ・三分紐は1日目と同じ。
帯留め：洒落水引
駅にて。
３日目。ブリュッセル市内をぶらぶら。
これもどっかのトイレにて。
着物：【ジオメトリック＆ストライプ】ベージュ
帯・半襟・帯揚げ・三分紐は1・2日目と同じ。
帯留めは大塚呉服店さんの。
広くて美しいブリュッセル公園にて。
前半３日間は、同じ帯・半襟・帯揚げ・三分紐で、着物３枚をローテーション。
全体的に黒系でダークにまとめました。
帯留めやピアスはケースに入るだけ持って来たので、その場で選んで着けてます。
そして後半4日間は、別の帯・半襟・帯揚げ・三分紐で、同じ着物３枚ローテーション。
全体的に白系で明るく。
出発前に７パターンもコーディネートを考える時間がなかったのと、２年前のパリ旅行の際に、ちまちまと小物を変えても、旅行時のコーディネートはあんまり印象が変わらない
ってことを学んだので（こちら）、どうせ変えるなら帯や小物は、黒系か白系どっちか、一番大きな面積占める着物を変えよう、と思ったのでした。
半襟は、あらかじめ２枚付けておいて、３日目終了したら上の一枚をはがしています。
そして後半へ・・・
4日目。ブリュッセルからタリスという電車で３時間、アムステルダムへ移動。
駅構内のレストランのトイレで。
着物：【ジオメトリック＆ストライプ】ブラック
帯：西陣織半幅帯【ランダムドット ベージュゴールド】
半襟：ラインストーン半襟 薔薇
帯揚げ：【スターグラデーション】グリーン
三分紐：イエロー
ちなみに履物は、カレンブロッソのカフェぞうり一足。
鼻緒は梅屋のを持ち込んで挿げてもらった物です。
雨でもOKなのが安心（実際、ブリュッセルは雨でした）。
そして、歩きづらい石畳も安心。
アムステルダムのおしゃれすぎるスーパーマーケットにて。
普通の水を買いに来たのだが、レストランで出てくるようなおしゃれなボトルの水しか売ってなかった。
アムスはブリュッセルよりも寒くて、真冬仕様の防寒です。
５日目。国立美術館のトイレにて。
着物：夜の森
帯・半襟・帯揚げ・三分紐は4日目と同じ。
帯留めは、1日目とは違う東風杏さんの。
国立美術館へ向かうところ。
6日目。ホテルの洗面所にて。疲れてちょっと寝た後
着物：【ジオメトリック＆ストライプ】ベージュ
帯・半襟・帯揚げ・三分紐は4・5日目と同じ。
この日はアムス市内をいろいろ動き回ったんだな。
7日目。ホテルの部屋にて。
最終日は飛行機に乗るので、また帯締め・帯締め・帯板なしの半幅帯のみ。
着物・帯・半襟は、6日目と同じ。
カルタ結び、再び。
ホテルの近くにて、朝の散歩。
結局、6泊8日で持って行った物は（身に着けていったものも含む）、
着物：３枚
リバーシブル帯：２本
半襟：２枚
帯揚げ：２枚
リバーシブル三分紐：２本
足袋：4足（別珍とフリース。洗濯してもなかなか乾かず、多めに持って行って良かった）
帯留め・ピアス：いろいろ
あと、帽子２つ、イヤーマフ１つ、ファーマフラー３つ（白・ピンク・ブルー）も持って行きました。
帽子はかぶらなかったな。。。室内に入ると暑いので脱ぎたくなるけど、脱ぐと髪がぺたんこになっちゃうので。
ブリュッセルはそれほどでもなかったですが、アムステルダムはすごく寒かったです。
東京の１月後半か２月くらいの真冬な感じ。
だから、着物の下にはヒートテック、ストッキング、腰にカイロ、の万全の防寒対策。
しかし帰りの機内、その格好では暑くてのぼせそうであった・・・
空港も暖かかったので、すでにストッキングとカイロは捨てて搭乗したのだが、ヒートテックを脱ぐのは簡単ではないっ
そのままごまかして寝ようと思ったが、暑くて暑くて眠れない
帰りは翌朝着、帰ったらやることもたくさんあるので、少しでも寝ておかないと困る・・・
エコノミーの狭い席でもぞもぞと動いて、ヒートテックの両袖を外してみたりしたが、キツくなってかえって着心地も悪くなったため、通路側の方がトイレに立ったのと同時に私もトイレへ。
トイレ入り、ヒートテックまで全部脱ぎ、また着物を着直して、トイレ出るまでに５分。
半幅帯だけということも奏功して、なかなかの好タイム
そのおかげで、帰りは割とよく眠れました
あの狭い機内のトイレで？！と驚かれますが、便座のふたがちょうど良い高さの台になったのと、壁１面が鏡だったので全身映って意外と便利でした。
CA並みと褒められました
大塚呉服店 京都でのフェア再び開催！
関西の皆様、どうぞよろしくお願い致します！
わたくし梅まりは、11月29日(土)、30日(日)に店頭に参ります。
12月13日(土)、忘年会です！詳しくはこちらをどうぞ！！
http://umeyakimono.com
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