サンマリノ共和国。
再放送があったので見たのですが
とにかく驚きの連続でした。
国とはどういうものなのか。
行政のあり方とは本来どういうものか。
そのお手本を見たような気がしました。
国の規模がちがうので、そのまま日本に当てはめることは
難しいと思いますが、
小さな村の運営などにも大きなヒントがあるような
気がしました。
サンマリノ共和国は世界で5番目に小さい共和国で
現存する最古の共和国でもあります。
陸地にある共和国としては、世界で一番小さい共和国です。
国土の大きさは、世田谷区と同じくらいの大きさで
ティターノ山という岩山を中心に半径5キロが国土の
全てです。
NHKの地球イチバンのサイトより
まずはじめに紹介されたのが、
国家元首が二人いて、任期が半年しかないということ。
これは、800年間続いている制度です。
つまり、800年間で3200人もの国家元首がいたことになります。
国家元首は、5年に一度の選挙で選ばれた
60人の国会議員の中から選ばれます。
再選は3年間は禁止で、独裁者や利権を握る人が
いないようにしているということです。
基本的に、職業政治家はいなくて
国会議員は他の仕事を兼務しています。
国家元首は国会議員がなるわけですから
その間だけは仕事を休んで、公務に集中するとのこと。
自動車教習所の教官や、生命保険会社の社長
サッカーの倶楽部の専属ドクターなど
国家元首の顔ぶれはとても多彩(笑)
私としては、この国の仕組みにかなり驚いてしまったので、
数回に分けてお伝えしていきますね。