ヘラの乗っ込みシーズン到来ということで、昨日は今年に入って初めて、佐賀平野側の筑後川水系クリークのホームポイントへ行ってみた。

 

前日の朝までの雨の影響がまだ残っていて、濁りと流れがある中で打ち込み開始。

 

使ったのは十五尺のドボン仕掛けでハリはオーナーのヘラ改良スレ5号ハリス0.6号、エサはマッシュ25cc+いもグルテン25cc+野釣りグルテンダントツ1包+水50ccで、去年ずっと使っていた組み合わせだった。

 

乗っ込み時期なので初投からひょっとしてサワリが出るのではと期待したが、左にあらず。初めてアタリがあったのは開始から1時間後だった。

 

寄せてからはコンスタントにアタリが出るようになり、開始から3時間強の間に3尾のヘラが上がった。

 

ヘラブナ3尾。尺越えは出なかったが、久しぶりのヘラ釣りを楽しめた。

 

この日の賑やかしは、ミドリガメ1頭、コイ2尾、フナ類15尾で、フナ類のうちの一尾はオオキンブナのオスだった。

 

コイ2尾。ハリスを0.6号にしていたおかげで切られずに取り込めた。いずれも背びれ分岐軟条数は18であり、またその他の外観的特徴から、野生型とは判定しなかった。

 

フナ類2尾

 

一尾だけ釣れたオオキンブナのオスとその鰓蓋上の追星および精液の滲み出し

 

このホームポイントは今の時期に釣ったことはなかったので、ひょっとしてヘラはもっと浅い所に乗っ込んでいて不在なのでは?などと案じながら寄せていたが、終わってみれば3魚種1型が釣れ、それぞれの情報を取ることができてよかった。