昨日は今年の初バラタナゴをようやく釣り終えたので、釣っていい春たなごの中でまだ釣っていないのはカゼトゲタナゴだけとなった。

 

そこで、以前カゼトゲタナゴを5尾続けて釣ったことのある県内のスポットへ行ってみたが、水が少なすぎて魚影がなかった。

 

そこで、近くの、ヤリタナゴらしき魚影を見つけていた未チェックのスポットへ移動。瀬の後の浅い窪みに対岸から九尺ウキ仕掛けを使い、高い高い卵で作った自家製黄身練りを流すと、何投目かでようやくアタリが取れて釣れてきた。期待通り、ヤリタナゴだった。新規ヤリスポット追加。

 

ヤリタナゴ、メス

 

この後もポツリポツリと良型が続き、20分ほどで計7尾釣ったところでこのスポットをあとにした。

 

一箇所目でのヤリタナゴ釣果。外道は来なかった。

 

次にやって来たのは、台風後非限定スポットの近く。

 

厳冬期に来た時には見事にボウズを喰らったばかりか、魚が全く見えない水路で糸を垂れている、ちょっと頭のおかしい人と思われたようだったが、この日はしっかりと魚影があり、越冬場所から離れて乗っ込んで来ているようだった。

 

その期待通り、下流の、こちらが見えにくい所でアタリがあり、色づいた良型のオスのヤリタナゴが今年も上がってくれた。

 

ヤリタナゴ、オス

 

オスばかりが続いたが、最後はメスの群に当たってメスが続き、縁起のいい7の2倍の14尾を釣ったところで納竿したつもりだったが、またしても数え間違い。15尾釣っていた。

 

二箇所目のリリース直前のヤリタナゴ釣果。約40分で15尾と、ちょうどいい間隔だった。オスの婚姻色は上々だがメスにはまだ産卵管は出ていなかった。外道は良型のヌマムツ1尾で、こちらももう婚姻色が出ていた。

 

この後、三箇所目でもヤリタナゴが越冬場所から上ってきているのが確認できたが、ここのは型が小さいので釣らなかった。このスポットでのヤリタナゴ釣りは早春の風物詩だったものだが、上の二箇所目を見つけて以降はあまり釣らなくなった。

 

そんな、季節の移ろいだけでなく、自身のたなご釣りの変遷も感じられた、暖かな晴れの一日だった。