最大で10個所有できる戦法ですが、
細分化していくと、
①錐行を除く通常陣形時に使用できる「通常戦法」
②兵器陣形の時のみ使用できる「兵器(専用)戦法」
③艦船(水上)陣形の時のみ使用できる「水上(専用)戦法」
の3種類となります。
この中で①は、さらに固有戦法と汎用戦法に分類できます。
今回の話題は②の兵器戦法についてです。
兵器戦法が他の種類の戦法と異なる特徴として、
「陣形に完全に依存している」という点です。
③の水上戦法も、陣形に依存していると言えば言えるのですが、
すべての部隊が移動によって水上陣形化できるため、
「その陣形を持って いる/いない ので 必要/不要 だ」ということにはなりません。
というわけで今回のスライドがこちらです。
まず、全体像ですが、左の表とグラフになります。
そもそも全武将中の8割以上(810人)が兵器戦法を所有していません。
かたや3種の兵器戦法をすべて習得している武将は4人だけです
この4人となります。
なお、このカルテットは兵器陣形とのころでも出てきましたが、今回PKになるにあたって、画像を再撮しております(※固有戦法のところをご確認ください)
兵器戦法を3つ持っているということは、陣形も3つすべて持っているということに他ならないわけですが、そんな中で固有戦法を取得した郝昭と黄月英をどの陣形で出陣させるかが悩ましいところです。
8割以上が所有していない兵器戦法ではありますが、
最初に述べたように、そもそも兵器陣形を使えない武将にとっては無用の長物となります。
そこで、兵器陣形の所有者に限定したのが、右上の表です。
井闌、衝車、投石の陣形所有者と、それぞれの専用戦法の所有者を比較した表となりますが、
既知のように、兵器陣形の所有者は"測ったように"一律105人ずつとなります。
かたや、兵器戦法ですが、井闌と衝車は71人で、投石は少し所有者が多く、78人となります。
それぞれの比率ととった所有率は、それぞれ67.6%、67.6%、74.3%となります。
つまり、兵器陣形の所有者の7割前後は専用戦法を持っているということになります。
逆に言えば、残りの3割の陣形所有武将にのみ、戦法の巻物が有用であり、井闌、衝車の書であれば34個,投石の書であれば27個以上は薪の足しにもならないわけです。
(実際には全武将が一斉に登場して自分の配下となるわけではないのでもっと必要数は少なくなります)
兵器陣形を複数持っている武将もいますので、
所有する陣形と戦法の数の関係を見たのが右下の表となります。
所有陣形1で戦法0、つまり何らかの兵器陣形を1つ持っているが、兵器戦法は持っていないという武将は85人いる、ということになるわけです。
先ほど登場したカルテットは陣形、戦法ともにコンプリートしていましたが、これが「陣形3、戦法3」の4人となります。
自分の所有しているすべての兵器陣形に対して、すべての兵器戦法を習得していることを「100%所有」ということにしますが、
兵器陣形所有が3である武将(つまりすべての兵器を使える武将)の100%所有率は100%となります。
この100%所有率は、兵器陣形2では71%、陣形1では64.7%と、陣形数が少なくなるにしたがって、下がっていきます。
習得しなければいけない戦法数が多くなるのにも関わらず、陣形数が多い方が100%所有率が上がっていくということは、
兵器陣形を多く使える武将=兵器を使いこなせる武将 であることを強く示していることになるわけです。
さて、そこで気になるのは、兵器陣形2にもかかわらず、戦法0という、
「兵器陣形を多く使えるにもかかわらず、全然使いこなせてない」武将が1人だけいるということです。
さて、これは誰でしょう?
シンキングタイムは15秒です。
ヒント:このブログで同じネタで過去に何回かイジられたあの人です。
というわけで、正解は
呉の若造、こと陸遜でした!
正解した方、おめでとうございます!(?)
えー、陸遜ファンからの炎上が怖いのでこの話はこれ以上深入りしませんが、
2種類の兵器陣形を持ち、そのうち片方の戦法のみ習得している武将も8人います。
こちらの表のようになりますが、
陸遜のみならず、有能・有名でありながら兵器戦法には手が伸びていない武将はそこそこいるようです。
固有戦法を持っている、という括りでみると、全12人がそれに該当します。
兵器戦法と固有戦法(を含めた通常戦法)は両立しませんので、彼らにとって100%所有など、大したことではないのかもしれませんね。
(にしたって、2-0はないよねー ←まだ言うか)
三國志14 with PKに興味がある方は