皆さまこんにちは。
九州から四国へ車で訪れるには、瀬戸大橋を渡って香川県へ。はたまた、しまなみ海道を通って愛媛県へ。などが定番のルートでした。しかし3年前に訪れた四国からの帰路に、愛媛県西端の三崎港から大分県東端の佐賀関港へ、国道九四フェリーを利用しました。「意外といい、船旅も悪くない」がその時の感想です。
大分県から愛媛県への旅はフェリーで!ってな訳で、県をまたぐ移動自粛が解除されたこのタイミングで、愛媛へ行ってみることにしました。
大分県からは4つの航路がありますよ!
国道九四フェリーは九州四国の最短航路31kmを70分かけて航行します!国道と名がついているのは、国道197号線が海をまたいで大分県と愛媛県を繋いでいるからです。海上国道を船で進む、そんな感じです。
朝8時の佐賀関港。早朝にも関わらず、早くも車の列ができています。事前予約もでき、そうするといち早く乗船できます。今回は予約なし。
出港の30分前までには到着して手続きを済ませておく必要があります。
2019年12月にリニューアルした佐賀関港ターミナルビル。車検証を持ってチケット購入。予約なしでも簡単に購入できちゃいます。
★はマイカーです。(コンパクトカークラスに入れず運賃高し)
真新しいターミナルビル。展望デッキもあり。乗客の皆さんは、売店を見られたり、自販機で飲み物を買われて、思い思いに出航の時間を待たれてます。
すでに停泊してたのは遊なぎ号!かっこいいですなー!!しかし、本日乗船するのは速なみ号、いったいどこにいるんだ?
ターミナルビル3階からは、出港待ちの車の列を眺めることができます。1番レーンは予約客。3番レーンから当日客となります。予約が必要か迷ったのですが、当日でも大丈夫みたいですね。ただしインターネット割引があるので、少しでも旅費を安くしたいのであれば、5%割引できるインターネットでの事前予約をお勧めします。
さっ、車のエンジンがかかり始め、船へ乗り込みます。速なみ号いたーー!!見えなかったです。
誘導員に適切に誘導されながら、ぴしゃりと停車。停車したら、そそくさと階段をつたい2階へ昇ります。
2階部分。おっ~、イスもなかなか。船内は開けていていいですね。なおなお、乗客の皆さんのマスク着用率は100%。
テレビを見たい方は、テレビの座席でどうぞ。
乗船し船内を1週ぐらいすると、すでに船が動いてました。出発の汽笛とかないんですね~。
3階部分。これらの席は有料でしょうね。展望席は船の前方が見渡せます。調べてみると展望席は500円、個室は一室1,500円の追加料金が必要でした。
3階前方の個室。だれか入っているのかな??
ちょうど個室の前に、ざこ寝できるスペースがあったので、この場所で過ごします。ここは穴場ですよ。
ざこ寝はいいですね~。ドライブの疲れがとれます。寝て目が覚めたら、四国に到着してるかもしれません。
ざこ寝スペースは人気で、すぐに埋まりますので早くキープしましょう。
船旅はいいですね~。旅情を誘います。
ベンチがあります。利用客ゼロ(笑)
私の好きな自販機コーナーあり。ブラックコーヒーでほっと一息~。
カップラーメン自販機もいいですね、後処理もきちんとできます。
船の中には売店もあるんですよ。大分県と愛媛県のお土産が購入できます。
70分の船旅。丁度いいですね~。愛媛県は目と鼻の先!
ざこ寝スペースで一眠りしていたら、すでに佐田岬付近を航行してました。慌てて写真をパシャリ。
速なみ号は佐田岬半島を横目にのんびりと航行。そして三崎港へ到着!! 早かったな〜。70分は体感的にあっという間。
速なみ号は遊なみ号より、ひとまわり小さいですね。
さて、本日は9:00→10:10の船旅でした。これから大洲経由で松山へ向かいます。
便利ですね国道九州四国フェリー!帰路もレポートします。