※ 福岡真一牧師の 阿武山福音自由教会での
礼拝メッセージをもとにして
※ コリント人への手紙 第一 3章 1 ~ 9節
● キリスト教会や クリスチャン達を見てみますと、
“ 御霊に属する人 ” “ 肉に属する人 ” ━ 2種類のクリスチャンが
いることがわかります。
・ 御霊 ( 聖霊なる神 ) に導かれ、御霊によって生きている
クリスチャン
・ 御霊に導かれていると言いながら、
世的 ・ 肉的なことに まだまだつながって生きているクリスチャン
“ 肉に属するクリスチャン ” に、神の真理 ・ 聖書の言葉をまともに
与えても、それは、乳飲み子に 堅い食物を与えるようなもので、まだ無理な話です。段階を踏むことが大切です。
“ 肉に属するクリスチャン ” の間では、ねたみや 争いごとがあるのが
普通で、あたかも、まだ 信仰を持っていない人たちのようです。
主なる神 ファーストではなく、
誰に属するか、人の権威のもとに従っていこうとします。
「 私は パウロにつく! 」 「 私は アポロに! 」
まるで、信仰を持っていない “ ただの人 ” のようです。
大切なのは、私たちを成長させてくださる神 そのお方であり、
私たちは、神の協力者なのです。
━━ と、使徒パウロは、コリントにある教会の人たちだけではなく、
私たちに語っています。
● 私たちは、教会に、もっともっと多くの若い人たちが集い、つながっていってほしいと願い、祈っています。
しかし、現状は、そのようには なっていっていません。
若い世代の人たちに対して、どのように対処し、どのように導いていけばいいのでしょうか。
いちがいには言えませんが、私たちは信仰歴も長く、一応
“ 御霊に属する人 ” であるとしておきましょう。
それに対して、若い人たちは、これ又 いちがいには言えませんが、
まだまだ “ 肉に属する人 ・ 肉に属するクリスチャン ” であるとして
おきましょう。
“ 御霊に属する人 ” である あなたは、
ご自身が、これまでいろんなことがあったとしても、うまくやってこられました。そのことを、若者たちに伝えていきたいと思います。
何とか、うまくやってきた経験を伝えて、同じように歩んでいってもらいたいと思います。そして、アドバイスします。
聖書の言葉を引用して、裏付けをして、伝えていきます。
しかし、かみ合いません。
他の人の体験を いくら聞かされても、だからといって、それに従って
生きようということにはなりません。
他人の経験ではなく、自分で経験していかなくては、人は変わっていくことは ありません。
教会経験 ・ キリスト教経験が 無いか少ない若者たちに、
① まずは、教会に愛着を持つ ・ 好きになること
② その気になる ・ やる気になること
━━ そのための、段階的な指導が必要です。
乳飲み子には、乳が必要であり、いきなり 堅い食物を与えても、
無理なのです。体をこわしてしまいます。
● 私たちは、すぐ、アドバイスを したがります。
※ 日本人の大好きな言葉 「 がんばってください! 」 も
アドバイスですよ。
しかし、心のつながりが出来ていない関係 ・ 段階では、
アドバイスをすればするほど、人は遠ざかっていきます。去っていきます。
“ 相手のことが よくわかるまでは、アドバイスをしない! ”
人は、 “ 簡単に ・ すぐに アドバイスしない人 ” を、逆に信頼します。
「 あなたは、アドバイスすることが 多いですか? 」
「 あなたも、うんざりするほど、多くのアドバイスを受けてきたのでは
ありませんか? 」
① 自分の方から、アドバイスしない ━ ことを 心がけましょう。
人は、アドバイスされると 逃げていきます。逃げたくなります。
② しかし、相手が 助けを必要とした時に すぐ対応出来る 視覚範囲
内に、いつもいるようにしましょう。
③ 相手が、その必要を感じて、声かけしてきた時に、初めて、
“ まず 一つだけ ” アドバイスするようにしましょう。
ちょっとずつ、ちょっとずつ です。
● それまでは、アドバイスしよう とは思わないで、ひたすら、相手の
話を聞くようにします。口をはさまないで、聞きます。
一人一人の 問題やニーズは 違います。しっかり、聞きます。
その人の話を聞く人になります。
簡単に、すぐ、アドバイスしない人が、よきアドバイザー なのです。
まず、信頼関係を作って、相手の方から、求めて、話してくれるのを
待つのです。
真剣に聞いてくれる人には、
人は 心を開いて、自分の深刻な 心の問題を、聞いてもらおうと思います。
すべてのことには、時があるのです。
「 黙っているのに 時があり、話をするのに 時がある。」
( 伝道者の書 3章 7節 )
話を よく聞いてくれて、時間をかけて対応してくれる !
━━ そういう クリスチャン ・ そういう 指導者 ・ そういう 教会
でありたいと思います。
その人を ・ その若者を、成長させてくださるのは 神です。
私たちは、神の協力者です。
私たちに、その人を成長させる力は ありません。
私たちに、その人を成長させなさい、と言われてはいません。
私たちに、そのような義務は ありません。
それは、主なる神さまの お仕事です。
※ 今日 ( 11/28 )、大量に収穫した渋柿を全部、むき終わり、
吊るし柿にすることが出来ました。全部で 344個 !
よくやりました!!
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