みなさま、おはこんにちわぁ!







今日は6:30には目覚めたのに、



それからダラダラと9:30まで



ベッドの中にいました☆うっくんです。







ダラダラし過ぎぃ~~~叫び







起きてたんですけど・・・



何してたんだろ。。あせる



ボーっとしたり、



みなさんのブログ読んだり、コメント読んだり・・・かな?



あんまり記憶にないや。。









はいっ、てわけで、連載ですが・・・。







今、こうして連載を書きながら、



自分の人生を改めて振り返ってみると・・・







今、まさに連載で進行中の、



この大学2年の1年間は、



本当に辛いことが多くて、



楽しいこともいっぱいで、



ローソンズで、今も仲良くしてくれてる先輩との



めっちゃ濃いぃ思い出とかいっぱいあるんですけど、



でも、やっぱ辛いことが多い1年でした。





でも、



宇野先輩との恋愛もそうだし、



もうすぐ連載に出てくる辛い経験もそうだし、



色んな辛いことを経験したことによって、



うっくんはこの1年で色んなことを学べたんだなぁ



と今更ながらに思います。





もうちょっと暗い記事が続きますが、



うっくんは、これらの経験ができて、



本当によかったと思うし、



出逢った人、全てに今、すごく感謝しています。。







前置き長くなりましたが、







連載どーぞ。。







↓ ↓ ↓ ↓ ↓







宇野先輩とはあれっきりで、



部活に行っても、一切絡むことはなかった。





私情を持ちこむのは嫌だったので、



それなりに必要最低限の会話はあったものの、



二人で話し合うこともなかったし、



目を合わすこともなかった。









無事にインカレが終わってからは、



部活が個人練に変わったので、



先輩とは全く会わないまま、



夏休みを過ごしていた。











8月に入ったある日。









お盆は、バイトが繁忙期なので、



お盆の前に実家に帰省するための連休をもらっていたうっくん。



電車に乗って、帰省をしていた。







少し早めの帰省なので、



電車はそこそこ混んでいたものの、まだ余裕があった。







たまに携帯をいじりながら、



ぼーーーーっと外を眺めていた。







電車に乗ってしばらく経った頃・・・











「隣、いいですか?」





と声を掛けられた。















それは、すごく懐かしい声だった。













まさか・・・









と思い、声のした方に顔を上げると、



















そこに月野君が立っていた。











「あ・・・はい。」





うっくんは、びっくりと戸惑いで、



歯切れの悪い返事をしてしまった。









「久しぶり。」






月野君は、少し照れながらうっくんを見て言った。





「うん、久しぶりだね。」







「・・・元気やった?」







「うん。元気。月野君も元気そうでよかった。」













「夏休み?」





「うん。」





「うっくん・・・○○大に行きよるんやろ?」





「うん。よく知ってんね」





「大学合格した時、噂で聞いた。」





「そっか。。









・・・・・・







・・・・・・





月野君、陸上、どう?」









月野君は、ある社会人の陸上部に入っていた。



いわゆる実業団。







「んーーーー・・・きつい。汗

ついていくので精いっぱい。。あせる












・・・知ってる・・・



と思った。







実業団に入ってからの月野君は、



ずっと不調で、なかなか成績を出せずにいる





と、うっくんも噂で聞いていた。









「まー・・・選ばれてきたすごい選手揃いなんだから、

当然っちゃー当然だよねぇ~。

そういう選手の中に月野君がいるなんて、すごいと思う。」







「いやぁ~・・・俺・・・辞めるかも・・・」







「・・・そか。」










月野君は、色んなことと戦ってるんだなぁ~・・・





と思った。









「・・・大学・・・どう?」







「(笑) 私もついていくので精いっぱいだよ。

みんなが当然に習ってるような数学の知識、

高校の時習ってなかったりするから、

講義聞いても意味わかんないこと多いしさぁ・・・。

数学の勉強から始めないと、まったくついてけない。」







「ふーーん。そんなもん?」





「うん、経済だからね。」





「難しそうやね。」





「月野君ならチョチョイだよ(笑)」









「・・・・・・」





「・・・・・・」













それからしばらく沈黙が続いた。







途中、月野君は、バッグから携帯を取り出した。



パッと携帯の時計を見て、閉じた。









その横顔をみながら、











相変わらずスタイルも顔もパーフェクトだなぁ・・・ラブラブ!





と見とれてしまった。











うっくんも手に持っていた携帯で時間を見た。







あと少しすると二人が降りる駅だ。









月野君は、携帯を開いたり閉じたりしながら、



何か考え事をしているようだった。







うっくんも、携帯をいじりながら考えていた。













・・・連絡先・・・聞こうかなぁ・・・





・・・どうしようかなぁ・・・











きっと、月野君も同じこと思ったと思う。











でも、聞くのをやめた。











今さら月野君の連絡先を聞いて、



何になると言うのだろう。









なんとなく、お互いに、



お互いが思っていることを感じつつ、



二人がそれを口に出すことはなかった。









そのまま沈黙が続いた。





もうすぐ、二人が降りる駅だ。









この駅で、そのままバイバイしたら、



きっと、月野君とこうして話をすることは二度とないだろう・・・







と思った。







別れの駅がだんだん近づいてきたころ、





月野君が言った。







「悪かったな」





「へ?(・∀・)」





「あの頃・・・ごめんな?」







ジーーーンと響いた。





彼は彼なりに、色んな後悔があったのかもしれないな、





と思った。









「今日は声かけてくれてありがとう」








と返した。













そして、駅についた。







「じゃ、またな」





「うん、また!」










それぞれの方向に歩きながら思った。







完全に過去だなぁ・・・お互いに。







と。













あんなに苦しかった恋も、



時間が経てば、こうして痛みのない思い出になる。







笑って話せて、



過去のことを素直にごめんねと言える。







それに対して、



何も触れずに受け止められる。







ありがとうだけ伝えることができた。









本当は、月野君とは、



いっぱいいっぱい話したいことがあった。



聞きたいことがあった。



謝りたいこともあった。



今の伝えたい気持ちがあった。









でも、







今、それを話しても・・・



あの時の気持ちを聞いても、



あの時の想いを話しても、



今の気持ちを伝えても、









全ては過去なのだ。











そう自然に思えた。













「時間」という薬が、いつのまにか、



「後悔」という傷口を癒してくれていた。











連絡先を聞かなくてよかった





と思った。









なんだか、



とてもすがすがしい気分だった。







つづく。
おはこんにちわぁ~ニコニコ





最近、ペタ全然してなくてすみません!



基本、ブログ更新しているアメンバーの方にのみペタしてます。



アメンバーの方の記事は毎日全部読ませてもらってます☆

(コメしてなくてごめんなさい)







昨日、おとといと、読者登録して下さった方々、



お礼のメッセもせずにごめんなさい。









今、暗い記事が続いているので、気分が下がってます(笑)



宇野先輩との恋愛を振りかえることは、けっこうきついです。



今でも改善できてない、自分の悪いところと向き合ってる感じです。



成長しないとダメですねー・・・私。。(笑)







というわけで、



かなーーーり暗くてすみません。





連載です!!













↓ ↓ ↓ ↓ ↓









先輩のおうちを追い出されたその日、



うっくんは、夕方からバイトが入っていた。







なんとなくやるせない思いでバイトに入った。









4月で4年生になったツル先輩は、



夜のシフトに入ることはほとんどなくなっていて、



ツカモト先輩とジン先輩と3人で入るか、



ミゾグチさんというパートのおじさん(当時33歳くらい)と



ツカモト先輩の3人で入ることが多かった。







実はツカモト先輩、留年して5年生になっていた(笑)







ミゾグチというおじさんは、



パソコンの知識が豊富で、



うっくんは、車の話やパソコンの話など、



オタクな話で盛り上がることが多かった。







その日も、ツカモト先輩は仕事の合間にマンガを読んで、



うっくんとミゾグチさんは、パソコンの話で盛り上がっていた。





バイトの時間は、



いやなことを忘れさせてくれる時間だった。







「土日、彼女さん、来てたんですか?」



ツカモト先輩に聞いた。







ツカモト先輩の彼女は、



短大をこの春に卒業して、



熊本に就職していた。







土日はたいてい、ツカモト先輩のおうちに来ているようだった。







「うん(・∀・)きてたよぉ~♪」





「毎週会いに来るなんて仲がいいんですねぇ~。」





「うん(・∀・)bめっちゃ仲良し。

俺、彼女のことめっちゃ好きやしねぇ~。ラブラブ





「ごちそうさまでーすニコニコ







ツカモト先輩の彼女さん・・・羨ましいなぁ・・・





と正直思った。











それに比べて、私なんて追い出されてここ来たんですけどっむかっ















バイトを上がって帰ろうとした時、



ツカモト先輩が、





「うっくんちゃん、今日、歌って帰らない?

帰り、ちゃんと送るしさ♪」






と言った。





「あっ、はい(・∀・)b」











2時間ほど盛り上がって、



帰宅した。







「ツカモト先輩、今日たのしかったです♪

また誘ってくださいねー☆」





「よかった♪元気になったみたいで(・∀・)b

じゃ、また明日ねぇ~」







ツカモト先輩のさりげない優しさが身にしみた。













翌日。









その日、うっくんは18時からバイトの予定で、



4限目にゼミが入っていた。





普通のゼミは3年生からだけれど、



うっくんは、そのゼミと別に教職コースのゼミで



民法を取っていた。





このゼミが驚くほど不人気なゼミで、



単位がなかなか取れないことで有名なゼミだった。





高校生の時に商法を勉強していたので、



民法も面白そうだな、と興味本位で履修したのが間違いだった。







このゼミは、グループ別に、判例の研究発表をし、



ディベート形式で進めていくゼミだったので、



ゼミが終わった後、居残りをして来週の資料を作成しなければならない。







しかも、教職を目指しているだけあって、



みんなカタブツそうな超マジメキャラばかり。



(教師の人がカタブツってわけじゃないんでっ!ごめんなさい!!当時のイメージです!)





用事があるから、という理由で居残りをパスするなんて



到底できそうもない雰囲気のメンバーだった。







毎回、このゼミが終わると、



ものすごい疲労感に襲われていた。







その日は、宇野先輩の減量開始だったので、



何かバイト前に作っておきたかった。







焦りの中、ようやく資料作成の担当などが決まり、



自宅でやってくると約束して、急いで買い物に行った。





バイトまで時間がギリギリだったので、



簡単なもので済まそうと思い、



冷しゃぶにすることにした。







宇野先輩の自宅に行って、



ハッと気づいた。







まだ荷物の開梱をしていなかった。







調理器具がどこにあるのか、わからない。





でも、時間がない。





あたふたしていると、



だんだん時間が迫ってきた。









どうにかこうにか、



間に合いそうな時間に作って、



先輩に、冷蔵庫に冷しゃぶがある旨と、



お疲れ様 の言葉を添えて、



メッセージをテーブルに残してバイトに向かった。





2分前ギリギリセーフで滑り込み。







ほっと一息ついた。









バイトを終えて、帰ろうとした時、





「うっくんちゃん、今日も歌う?どうする?」






ツカモト先輩が聞いてくれた。





「あー・・・どうしようかなぁ~」





と言ってる時に携帯が鳴った。









宇野先輩だった。









「はーい(・∀・)」





「バイト終わった?」





「はい。今終わりましたー。」








何やら電話の向こうは騒がしかった。



誰か来ているようだ。





「今すぐ来い!」





「え?今からですか?」





「うん、急いで」





「はーい」








みんなで飲んでるから、誘ってくれたのかな♪





と思った。







チャリを飛ばして、先輩のアパートに行った。







「こんばんわぁ~」







玄関を開けると、





「おじゃましてまーす」





のぐっちゃんとつじくんが来ていた。







「来てたんだぁ。お疲れでぇ~すパー





あ、先輩冷しゃぶ、ちゃんと食べてくれましたか?(・∀・)」








「そうそう!そのことや!!



お前、これなに?」






うっくんが冷蔵庫に入れた時の状態のまま、



そこに、冷しゃぶの入った皿が放置されていた。







「・・・へ?冷しゃぶ」







「いや、そんなこと見りゃわかるって!



お前、俺を殺す気か!!!むかっ





「はぁ?(・_・;)」





「見てみろ!!

コレ、火通ってないとこあるやん!



こんな冷しゃぶ食えってか!!

マジ殺されるわお前に!!プンプン





「あー・・・ほんとだぁ~ひらめき電球

ごめんなさいちょっと急いでたんで・・・あせる






「いや、急いでたとか急いでないとか関係ないやろ。

半生の冷しゃぶ出すくらいなら作るな!!」





「・・・はぁ・・・あせる







「いや、宇野さん、ちょっと言いすぎですよー」



つじくんが小さな声で囁くようにいった。







「うるせぇー!

こいつには言わなわからんって。

食えるかこんなもん!!

俺はいつかこいつに殺される!!」






そういって、





先輩はゴミ箱の中に冷しゃぶを捨てた。











その瞬間







膨れ上がった風船が弾けた。







うっくんの中で、



何かが音もなく崩れていくのがわかった。







「・・・帰ります」







「あ・・・うっくんさん、ちょっと・・・」



「あ、つじくん、のぐっちゃん

・・・ごめんね。気まずくさせて。

ごゆっくりパー







そう言って、うっくんは自分のアパートに帰った。









涙も出なかった。



何も考えたくない気分だった。



















-次の日の部活の時間-

















「うっくん、聞いたよぉ~つじとのぐちからぁ!

今回ばかりは宇野君が100%悪い!

俺からもきつく言っとくから!!」





ハッシー先輩が励ましてくれた。





ハッシー先輩、つじくん、のぐっちゃんが計画して、



宇野先輩を除くみんなで飲みに行くことになった。







「うっくんさん、俺ら味方ですからね。

正直、今回は宇野さんのこと、

ちょっと幻滅しちゃいました」






「あれは流石にないですよねぇ~あせる






のぐっちゃんとつじくんが、



精一杯の言葉を掛けてくれた。















うっくんは、その日、飲み過ぎて壊れた。

















-そして次の日の朝-









二日酔い。







最悪な気分だった。









激しい頭痛の中、ふと思い立った。









よし。決めた!











うっくんは、



重い頭を抱えて、アパートを後にした。









宇野先輩のアパートに、フラフラしながら向かった。









玄関を開けると、



まだ朝早かったので、宇野先輩は寝ていた。









寝ている先輩を揺さぶった。







「おう、なんや来てたんか。何?」



うっすら目を開けながら、先輩はこっちを見た。





「別れます。」







「はぁ!?お前、何言ってるかわかってる?」




先輩が飛び起きた。





「はい。わかってます。



あ、二日酔いの薬、もらっていきますね。」







クローゼットに出しておいた救急箱から、



勝手に薬を取り出し、



うっくんは、宇野先輩のアパートを出た。





玄関のカギを閉めて、



ドアのポストに落として帰った。







あっという間の出来事だった









涙が出てきた。







これまでの先輩との出来事を思い出した。







周りの景色がぐちゃぐちゃになるほど、



10秒ほど、声を出さずに思いっきり泣きながら帰っていたが、







ふと、









間違ってない。





これでよかったんだ。













瞬間的にスッキリした気分になり、



一転して、ルンルン気分音譜で自宅に戻った。







何を今まで迷っていたんだろう。







何カ月もの間、



先輩の優しさが薄れていくのを、



ずっと感じていたじゃない。







何を躊躇する必要があったのだろう。







先輩に、まだ愛情が残っていたとしても、



きっと、うっくんは同じことで



今後もずっと苦しめられていただろう。







それを繰り返したそこに、



二人の恋人としての成長が、



今後あるとは思えない。





冷めていくだけだ。お互いに。









今まで、考えないようにしながらも、



頭の片隅でずっと何カ月もの間考えていた、



モヤモヤの塊が、そこにハッキリと姿を現した。







そうだ。



このモヤモヤは、先輩と一緒にいる限り、



ずっとうっくんの中にあったんだ。





きっと、どんどん巨大化していただろう。







この決断は間違ってない。







勇気を出してよかった。









心からそう思った。











つづく。
朝、寒くないですか?







キャミ+タオルケットで寝ていたら、



ちょびっと風邪ひいちゃいました☆うっくんですパー



あ、もうよくなりましたけど。











ってわけで・・・





連載ですが・・・。





ごめんなさいね、前置き長くなります・・・。







すみません、ここから数回、くらい記事が続きます!



絵もなしでいきます!



笑いにはどうしてももっていけない・・・。









ただ、連載読んでもらう前に



一つだけ付け加えると、



blogには書いてませんが、



それなりに、宇野先輩には嫌なことは嫌と伝えて、



ケンカしたこともありました。



でもそれは、生活習慣的なことや、



ちょっとした考え方の違いの場合の些細なケンカであって、



うっくんが何も言い返せない性格なのか、



というとそうでもありません。











確かに、自分が悩んでいることやら、



気になっていることを



自分から切り出すのは苦手です。







でも、



ケンカしてまで愛情って求めるものと違うんじゃないか、



という気持ちから、



言い返さないことの方が多かったです。



それは、今でもそうだと思います。





我慢強いわけでもなく、



ただ、可愛げがないんです。



泣いて、優しさを求めようとは思いません。







先輩の心ない言葉や態度、いっぱいありました。



でも、



愛情が足りないと感じた事実に対して



不満を漏らして、



それで、改善されても愛情による改善ではなくて、



態度が改善されただけの話じゃないのかなぁ



と思ってしまうんです。



そこに愛情がないのに、愛情のあるフリでごまかされるのは、



冷たくされるよりもっとイヤかもしれません。





そういう考えがうっくんにあるんだという前提で、



今後の宇野先輩との連載を読んでいただければいいなーと思っています。



うっくんは、決して何も言えない、かわいそうな子猫ちゃんというわけではありません。















↓ ↓ ↓ ↓ ↓









★登場人物紹介★



ひで・・・高校3年間同じクラスで理数系の天才。3年のクリスマスイブに告白されたことがある。

ゆうくん・・・小学3年から高校3年までの腐れ縁。中学では同じ吹奏楽部だった。

つっちー・・・高校1年の時に、いい雰囲気になるも、気安く触られたことがきっかけで疎遠に。

たーぼ・・・高校では別の科だったのでしゃべったことはあまりなかった。長身イケメン。

サチ・・・高校3年間同じクラスの仲良し女子。ふーちんにイジメられた過去を持つw

みっちゃん・・・小学時代からの親友

かあこ・・・高校3年間同じクラスで大学も学科は違うが同じ。


ハッシー・・・お姉ちゃんの彼氏。2年の陸上部長距離。

宇野先輩・・・ハッシーのマブダチ。天然キャラ。2年陸上部長距離。うっくんとの今後は・・・?

祐輔先輩・・・中学高校が同じだった先輩。中学時代にお姉ちゃんに告白した経験アリ。

高校からはただの仲良い先輩後輩になっている。













カラオケ屋のバイトもすぐに慣れたし、



五月蠅いツル先輩の上手な受け流し方もマスターしたし、



店長は、すごくうっくんを可愛がってくれて、



バイトあがりにうっくんやツカモト先輩を誘って



食事に連れてってくれたりもするし、



毎日が充実した日々を送っている間に、



うっくんは2年生になっていた。







元々、人気のない陸上部は



新入生の勧誘を一生懸命するも、なかなか集まらない。







陸上部の新入生は、長距離は2人しか入らなかった。







ちなみに、女子の陸上選手はうっくんのお姉ちゃんただ一人(笑)







なので、宇野先輩はこの一年生2人組みを



すごく可愛がっていた。







つじくん、のぐっちゃんの2人組は、



本当に素直でかわいい後輩だった。







うっくんも、すぐに仲良くなったし、可愛がっていた。







でも、







一つだけ引っかかっていることがあった。



なんだか、すごい違和感があった。







例えば・・・







練習が終わって、



ダウンマッサージをする時、



他の先輩選手のマッサージを終え、



選手同士でマッサージしていた



つじくんとのぐっちゃんに、





「どっちが先でもいいよ!

私代わるよぉ~」






と声をかけると、





決まって彼らは、







「あ・・・いや、

宇野さんに悪いんでいいっすいいっすパー






と言った。







ある時は、



宇野先輩不在で、陸上部の飲み会が



その日のみんなのノリで計画された。



うっくんもそれに参加することになったが、





「宇野さんがいないなら俺らは遠慮します」





と2人が言いだしたこともあった。

(他の先輩の説得によって強制参加になったけど)









こんな調子で、



何かある度に、







「宇野さんに悪いから」



「宇野さんに叱られます」








と彼らはうっくんと



1:1で絡むのを遠慮していた。







最初は、



なんだかなぁ・・・



という気持ちなだけだったけれど、







そのうちその気持ちがだんだん大きく膨らんで、



うっくんの中で大きなジレンマになっていた。







うっくんは・・・



陸上部のマネージャーであって・・・



宇野先輩のマネージャーじゃない・・・。







というよりも、





うっくんは、うっくんであって、



宇野先輩のものでもなんでもない。





なのにどうして、





「宇野先輩の彼女のうっくんさんは陸上部のマネージャーもしています」



的な位置づけになってしまうのだろう?





1年生2人のことを、



うっくんは、「宇野先輩の可愛がっている後輩」



として見たことは一度もなかった。



うっくんも、彼らを好きだったし、



彼らが素直でかわいい後輩だから、



自分の後輩としてかわいがってるつもりだった。







「うっくん」



が消えてしまいそうで怖かった。





「宇野先輩の彼女」



の代名詞が「うっくん」



といってもおかしくないほど、





うっくんは



「宇野先輩の彼女」



として、見られるようになっていた。









気になりだすと、



すごく違和感があって、



「私は私!!」



という気持ちが膨らんでいった。











そうこうしているうちに、



またインカレの季節がやってきた。











いつものように、



冷戦が続いていたある日、





練習中に、宇野先輩とハッシー先輩の会話が聞こえてきた。











「宇野君、そんでいつ引っ越し?」





・・・・・・





・・・・・・







引っ越し!?







初耳ですけど!?

























「あー・・・今週日曜。」









しかも今週!?













「はぁ!?日曜?

宇野君、もう今日、火曜日ばい!?」





「うん、そうよ?」





「いや、そうよじゃなくてさ、もう準備できてんの?」





「いや、今から今から(笑)

ま、大丈夫やろっ(・∀・)b」





「ムリムリムリ!!!

引っ越し、誰かに頼んどると?

俺、バイトで行けんばい?」





「あー、大丈夫ってぇ。ボチボチする!!」





「いや、ヤバいって。1カ月延長したら?

インカレ終わってからでもいいやん」





「隣がうるさくて集中できん!

早く引っ越さんと!!」

















・・・・・・





・・・・・・









大丈夫なんだろうか、この人。





ご自分の、掃除の実力をちっとも認識しちゃいねー・・・。









うっくんでも、



今日から始めてギリギリだゎ











アホかっ!( ̄□ ̄;)











宇野先輩の無計画さに呆れながら、



その日、うっくんは部活が終わった後、



宇野先輩が帰ってくる前に、



急いで宇野先輩のアパートの様子を見に行った。









実は、先輩との冷戦は、



回を増すごとに、



どんどん長期化していて、



ダイエットを開始する以前から、



近寄るなと言われていたので、



ずっとキッチンにも立ってないどころか、



アパートに行くのも久々だったのだ。













ガチャッ・・・



「おじゃましまーす・・・」


















電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと














・・・ヤバくない?


















驚くべきことに、



何もしていない。







えぇ、まるっきり。









業者にも頼まずに自分で引っ越しをすると言っていた割に、



部屋は散らかり放題だし、



食器の洗いものはたまってるし、



とにかく、何一つ片付いていなかった。



荷物をまとめる段ボールさえ見当たらない。









ダメだ・・・





様子を見るだけって思っていたけど・・・







これじゃ、今晩から始めないと、



まったく間に合いそうにもないや・・・。











そうこうしていると、









ガチャッ









宇野先輩が帰ってきてしまった。









「あ・・・お邪魔してます」





「何?何か用?」





「なに・・・っていうか・・・。

先輩、今週引っ越しするんでしょう?

今日から荷物まとめないとヤバくないですか?」





「疲れてんだょ」





「でも・・・」





「あー・・・もう・・・。はぁ~!

・・・で?俺は何すればいいわけ?」





「そこのスーパーから段ボール、

いっぱいもらってきてください」





「おぅ。」









先輩が段ボールをもらいに行ってる間に、



洗いものやら、ゴミをまとめたりやら、



バタバタと掃除を開始。













ガチャッ









「これくらいでいいん?」





「あ、ハイ。(・∀・)b」










段ボールを玄関に置くと、



先輩はシャワーを浴び始め、



ロフトに上がって寝てしまった。









「・・・先輩?」





「なに」





「これって先輩の引っ越しでしょ?

こいうの、おかしくないですか?」







「・・・・・・」







「試合前に集中したいの、

わかるんですけど、

先輩のそういう態度・・・

ちょっと不満です。」







「・・・・・・」











険悪ムードの中、



先輩の荷物を一人でまとめた。













泣きそうだった。















それから毎日、うっくんは、



授業の合間やら、



バイトまでの空き時間を利用して、



荷物をまとめたり、掃除をした。













かろうじて、



最終日&引っ越しの日が土日で休みだったので、



宇野先輩も一緒に荷物をまとめた。

















なんとか



新しいアパートに全部の荷物を移し終わった。







「わりぃーな、助かったよ」





先輩が言った。







「間に合ってよかったですね(・∀・)

ギリギリだったけど(笑)」







「・・・・・・」







「いいアパート探しましたねー。

私のアパートとも近くなったし、

静かだし、めっちゃ広いしキレイだし!」







「おぅ。」







「先輩、インカレ頑張ってくださいね♪

ここだったらキッチンも広いし、

ダイエット料理も頑張れそうです☆」





「おぅ。サンキュー。

あ、明日から減量するゎ。よろしく」





「はーい(・∀・)」





「・・・・・・」







「・・・・・・?」







「・・・何?」





「・・・へ?」





「・・・他になんか用?」















「はい?」





「もう用事済んだんなら、どーぞあっちに(玄関)(笑)」





「・・・ひどっ(笑)」





「ま、お礼はまた今度。じゃーな。」





「はーい。そいじゃっ!」















引っ越し直後、



うっくんはアパートから追い出された。













笑顔でいたのは、悔しかったから。



先輩の前では絶対に泣くまいと思った。







「私はあなたのものじゃない」








その気持ちが、



風船みたいにどんどん膨らんで



パンパンで、息が詰まっていた。









後篇へ続く。