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つれづれマカロン

46歳ひきこもりの
人生楽しみたい日々なのです

大江健三郎全部読んだわけではないけれど。全部読むのは大変すぎるけど。なんとなく感じたことです。ちゃんとしたファンの方にはツッコミどころ満載かもしれません。

今まで読んだ限り、大江さんの小説には「大柄でさほど美しくない女性」がよく登場すると思います。

森のフシギの物語のオシコメみたいな。

最初大江さんは女性が好きじゃないのかなあと思いました。同性愛者と言う感じもしないけど。

すごくきれいな人かわいい人って言う女性が出てこないんですよね。ある程度顔立ちのいい人も肌が汚いとか髪がぼうぼうとしてるとかどこかけなしている。

でも最近、この人はかえって大柄で美しくない女性が好きなのかなと思い始めました。

なんだか美しくなさを描写するのが楽しそうに思えてきました。

大柄で若くない女性。母親というかグレートマザーのイメージなのかなとふつうに思います。

不思議な事は、ものすごくたくましく、美しくない女性だからといって、モテないわけじゃないんですよね。ちゃんと旦那さんがいたり、共同体の女神様のような役割を果たしていたりして。

異性として好みなのかはわからないですけど、この方はそういうタイプの女性を描いて印象深く表現するのが好きなんだろうと思い始めています。


こんばんは、うっくでーす。


村上春樹のファンです。


だから村上春樹のおすすめを教えたいのですが


逆おすすめ教えちゃいたいと思います。短編集を買っちゃ駄目です。


短編集は村上さんにとってはクロッキーのようなラフスケッチのような…ちょっと手抜きじゃないけど


そこまで面白くないんですよ。


ます村上春樹読もうと思った時、短編集読みたいの分かりますけど


できたら長編の方が面白いです


長ければ長いほど面白いっていう感じです。短編集はペケですよー。うっくでした。


最近 Twitter に書いたことと被るけど救急車について話したいと思います


救急車で運ばれたことあるでしょうか…私はさんべんか4へんぐらいあります



何で運ばれたかっていうと、大体精神的な緊張による痙攣です


これ救急車で運ぶほどのものなのかって思いますけど、実際のところ体中がすごく震えて動くこともできなくなるんで、119番するしかなかったんですね


救急車に乗って結構びっくりするかもしれないっていうのは


運ばれる病院って基本的に選べないです。一応かかりつけの病院っていうのは聞かれるんですけど、まずベッドが空いてないとか夜間対応してないとか…そういうことで運んでもらえないですね


救急隊員の人達がその場であちこちに携帯で連絡取って、ベッドが空いていて対応可能な病院に運んでくれます


ただそれは行ったことない病院かもしれないしめちゃめちゃ遠い病院かもしれないし結構複雑です


あと救急車の中では



脈を取ってもらったり


あと人差し指になんか洗濯バサミみたいなの挟んで血中の酸素濃度なのかな?測ったりしますけど


こっちとしてはすごく具合悪いんでジタバタしちゃったりうろたえちゃったりしてますので、救急隊員の方に迷惑かけたり…


皆さんも運ばれる時は出来るだけおとなしくしてあげてくださいね。


何しろ見守られてるんでもう大丈夫ってことですから。


あまり時間ないので今回は Part 1ってことで、それでは失礼します

電子書籍化して緑野原学園それを最初に読もうかなと思ったけど、最初のページからではなく、シリーズの最初の短編となる『真昼の夢見たち』にしました。

なかなかにサイバーな設定の短編です。主人公の弘樹がファッションビルの光と音の展覧会に行って、そこでもらったチョコを食べて…

それが幻覚剤だったので、真昼にありえないSFな幻を見るという感じの話。弘樹も了解しているし、体に害のない薬剤とは言え、チョコにお薬混ぜて食べさせてしまうのは大問題では。

弘樹の相棒である彼方。後々の作品では彼のとんでもない秘密が明らかになりますが、この作品では普通の少年と言う設定みたい。とはいえ弘樹の幻の中で、実体のない美しい影のように登場するのは彼方らしさがよく出ています。

話の本筋はさておき‪……‬渋谷のような街で会うクラスメイト同士、一緒に光の展覧会に行く、その後ファッションビルで遊ぶ、21時の閉店までそこにいて、オールナイトの映画を一緒に見に行くところで終わる。

都会の高校生がみんなこうだとは思いませんよ。男子高校生なんておしゃれな生活してないと思うし。

でも熊本から見ると渋谷なんてこんなだと勝手に思えてしまうんです。繁華街からオールナイトの映画館に移動するところで話がおしまいなんてかっこよすぎます。

「沙羅グランドビル 21時閉店……」という最後の言葉が、とても非現実的にクリアに思える、これから始まる緑野原シリーズにふさわしい第1作です。


80年代から90年代の作家で私が1番好きな人とも言える星野架名さんのコミックスがやっと電子書籍になりました。

大好きな作家さんだから紙のコミックスで持っていればいいんだけど、やっぱりタブレットの大きな画面で見たかったし…個人的には小さなほこりを吸うとアレルギーっぽくなってしまうので、古い本を読むのはやっぱりしんどかった。

星野さんのコミックス全てが電子化されたわけではありません。どうしてこのチョイスかなと思えるものもあります。

でもこの本たちをちゃんと買っていくことで、今後も新しくコミックスが電子化するきっかけになればいいと思います。何が言いたいかと言うと、星野架名さんに興味のある人は、お試しと言うことで電子書籍買ってみてくださいね。

90年代位の花とゆめの作家さんの中でも、SF的に洗練された絵柄、硬質な世界観、独特の言葉のセンスなど、トップクラスに売れた作家さんではないけれどオンリーワンの存在だったと思います。

代表作の緑野原学園シリーズは、空気感が本当に綺麗で、この世界に住みたい、こんな仲間たちと高校生活を送りたい、ちょっと現実離れしてるけど。そういう思いを抱かせてくれるものでした。

緑野原シリーズの2人の主人公である弘樹と彼方。画像のコミックスの表紙になってるのは彼方の方ですが、この人の幻想的なまでも透明な美しさにはずっと惹かれています。それこそ高校生の頃から30年。そんなに絵柄的に古くなってないと思うんですよね。