10日ほど前の話です。
Knicksのトレードで相当に気を落とした翌日に迎えたIntramural Basketballのプレイオフ一回戦。
大黒柱Ryanを欠いたことや、自分もずっと風邪をこじらせていて本調子には程遠かったなどと言い訳は思いつくけれど、ダブルオーバータイムの末の2点差でまさかの敗退。

この10日間ほど、この敗戦をずっと引きずっていました。トレードとのダブルパンチ。
最後のシュートを打ったのは自分。
これだけバスケをやっていれば、シュートの成否は自分のシュートを打てるかどうかに大部分がかかっています。
技術が上がれば上がるほど、まぐれで入るシュートは存在しなくなりますから。
決められなかったことは勿論だけれど、自分のシュートに持ち込めず、それを放った事への後悔がずーっと残ってます。
残り時間が表示されなかったこと、審判の基準がアヤフヤで見極められなかったことなど、状況を難しくさせる要素はあるけれど、それでもベターな選択は幾らでも思いつく。
(そしてそれが後悔に拍車をかけるのです)

自分へのマークが厳しくなってからのボールのもらい方やスペーシング、相手の崩し方など、色々と課題がみつかりました。
新しい技術の獲得と、今持っている技術を発揮する技術の獲得を意識して、限られたバスケの時間を頭を使って考えながらプレーします。
今回の敗戦を糧に、もっと上手くなるぞ、と。

時には物凄くシンプルで簡単かと思えば、
時には果てしなく複雑で難解。
バスケは本当に奥が深い。

だからやめられないんだな。



この数ヶ月間、ずっと気かかっていたのが”メロドラマ”ことCamelo Anthonyのトレード騒動。

自分が一番望んでいなかった形で収束を迎えてしまいました。
ニュースを知ってから数時間経ってますが、こんなに凹むのは久しぶりです。

Denver NuggetsからCameloをトレードで得るための条件に、KnicksがGalloを加えた時から嫌な予感はしていましたが。
実現してしまいました。

シーズン終了まで待って無償でCameloを失い無くないNuggets、
行きたくないとCameloに公言されているNets、
FAになって新しい契約協定下での新契約を結びたくない+KnicksでプレーしたいCamelo本人、

交渉に使えるカードは幾らでもあったし、むしろ相手の足元を見れる立場だったのに、Knicksが取った手段はNetsの好オファー(一巡目指名権X4って凄すぎ)に対抗するかのように、Denverからの要求を次々と飲む始末。

Galloに加え、結局Knicksが失ったのは、
1.ベストシーズンを送っていた将来性ある若手フォワード、Wilson Chandlar
2.個人的には好きなタイプのPGじゃないけどオールスター級の成績を残していたRaymond Felton
3.掘り出し物ルーキー、ロシアのビッグマンMozgov
4.Eddie Curry (彼の才能は本当に勿体無い。。。間違いなくオールスターになれたのに)
5.2014年の一巡目指名権
6.2順目指名権X2
7.現金3ミリオン

Netsからの条件ほどではないにせよ、十分な見返りを得ることに成功したNuggets、
十分な再建材料を確保したままライバルKnicksの戦力を削ぐことに成功しNets、
ベストな契約+希望チームへの移籍がかなったCamelo、

どうなんでしょう、これ。明らかにKnicksの負けだと思うのですが。
サポートキャストの薄いチームでAmareとCameloのコンビがどれだけ相手の脅威になるでしょうか。
この二人を餌に、来年のFAでCP3が来るだのDellonが来て新Big3を結成するだのと囁かれていますが、どうでしょう。
HeatのBig3が勝利に繋がるように機能しているのは、LebronとWadeのアシスト能力に加えて二人とも素晴らしいディフェンダーであること、Boshが一歩引いている事が要因だと思ってます。


自分がインターンをした年に始まった、Knicksの再建計画。
GMにDonnie Walshを、Sunsから新コーチ陣を迎え、過去数年間に蓄積された高額契約を、時にはやり過ぎではと思うくらいのトレードで解消していき、LeBron取りには失敗したもののAmareを獲得し、2年前から唯一残っているGalloとWilsonの成長もあって7年ぶりのプレイオフ進出は固いと言われていた矢先。
それまでの綿密に計画、実行されてきていた再建計画をひっくり返すような、一人のスターを取るためには何でも差し出す形となったこのトレード。

オーナーと元GMの権力が暴走しているという噂が噂でないように思えます。


RogerやAnthonyを含めたメディカルスタッフや、コーチ陣、フロントオフィスの人たちは変わらないので、これからもKnicksを応援することには変わりませんが、やはり違いはあります。
自分が知っている選手は、もう誰一人としてKnicksにいませんから。
寂しいものです。

Wilsonは、物静かですが、とんでもなくタフな選手で、ヘッドATのRogerをして"Tough as Nails"と何度も言わしめた選手。
試合中に相手のエルボーを口に喰らって歯をへし折られても、折れた歯をペッと吐き出してプレーし続けるという事もありました。
ビッグプレーをしても、盛り上がる会場やチームメイトをよそに涼しい顔。
新天地での活躍を祈ります。




そしてGallo。
NYの街をこよなく愛していたし、ファンからも愛されていたので寂しがっていました。
ルーキーだった2年前から、練習や試合に取り組む姿勢はプロそのものだったし、コーチ陣もその成熟した姿勢と余りあるポテンシャルには大きな期待を寄せていました。
Wilsonと共に、これからのKnicksの核になっていくはずだったのに。
Dirk Nowizkiレベルの選手になれると本気で信じています。
Denverでもコーチや観客に愛されて力を発揮できますように。







子育て日記の方にも書きましたが、申請していた謙信のパスポートが到着しました。
家族3人のパスポートを並べると。

四分之三熟卵

アメリカのパスポートをじっくり見たのは初めて。
最近のパスポートは、チップが入っていて空港での手続きがスムースだとか。

というワケで、今夏の帰国が決まりました。
5月10日から30日まで日本、それから台湾に行きます。
ゴールデンウィークとずれてしまうのは残念だけど、きっと皆、時間を作ってくれるはず。
大阪から来てくれる人もいるはず。


近況はというと。リサーチで少々困っています。
学部のコンピューターがリサーチに必要なオンラインプログラムを正常に起動できなくて、テクニカルサービスやら色々と回った結果、建物の問題だという事が判明。
100人の被験者を3回テストするのに、自分の学部の建物が使えないというのは非常に困った展開。
どうしましょう。
4月のプレゼンテーションまでに間に合わせなければいけないんだけどなぁ。

あたしゃ電気はキライだよ。

四分之三熟卵

自分が留学して数ヶ月後のWinonaにて、こんな日記を書きました。

5年前の事です。

題名は、「兄走る」。

http://blog.livedoor.jp/u2k_maru/archives/50320567.html



このホノルルマラソンと、レースに至るまでの過程を経験して、彼はマラソンにのめり込むようになりました。

42.195キロを走るランナーにとって、サブスリーと呼ばれる3時間以内でのゴールは一つの大きな関門であり勲章であるらしく、この5年前のレース以来の彼の目標であったようです。

先日、千葉で開催されたフルマラソンは、彼の20代最後のフルマラソンという事もあり、賭けていたものも大きかったのが伝わってきました。

会場の千葉県へ向かう前日、彼の日記には、「マラソンランナーにとっての最大の賛辞は、“速い”ではなく“強い”」という内容の小説の一説が紹介されていました。

自分にもこの言葉の意味を実感し、理解できるだろうか、と。



レースの様子を描写した日記の内容が本当に良かったので、ここに転載させてくれよと頼みましたが、軽くかわされました 笑 

でも転載せずとも内容を紹介しちゃいます。





前半は好調に飛ばしたものの、その反動がきた後半、言い訳が頭に浮かんだ途端にスピードが落ちていき、35キロ地点では言い訳すら頭に浮かばなかったそう。

言い訳すら頭に浮かばない状況って、自分は経験をしたことがないので想像するしかできません。



3時間のペースメーカーが率いる集団に追いつかれた残り45分では、人生の中でたった45分耐えるのと一生後悔するのと、どっちがいいんだと自分に言い聞かせ、喰らいついていったと。

まさに極限状態での自分との戦い。



その45分後、彼はフィニッシュラインを超えました。

掲げた拳と、5年間追いかけた2時間台の記録と共に。

その姿、本当に見たかったな。

5年間かけての目標達成。尊敬します。



念願のサブスリーを達成し、彼が感じたもの。

それは、レース前に期待していた小説の一説で描かれていた「強さ」ではなく。

周りのランナー、沿道の声援、応援してくれる仲間なしには達成できなかったであろう自分の「弱さ」と、彼らに対する「感謝」。

その文章を読んだとき、その重みから自分が感じたのは、強さ以外の何物でもありません。





夏に帰国した時、10キロとかのレースがあったら(フルマラソンは無理)一緒に走りたいと思う。

途中で引き離されてしまうだろうけれど、兄の背中を必死で追っかけるのも悪くないでしょう。



ちなみにこの兄、フルマラソンを走り終えた数日後にインドへ一人旅に出かけ、さっき無事に帰国したとさ。




2月3日は節分の日。
この日に間に合うように、両親が福豆と鬼の仮面を送ってくれました。ありがとう。

節分は「季節を分ける」と書くだけあって、季節の変わり目の前日の行事なので年に4回あるわけですが、この立春の前の節分が何故か主。
季節の変わり目には邪気が起こると考えられているので、その邪気払いの慣習が豆まきとして残っているわけです。
と、その季節の変わり目の邪気によって風邪を引きかけている、身心ともにPure-Japaneseな自分ですが、フィオナに節分の説明を頼まれて、困ったぞとWikipediaをチェックして得た情報が上の数行です。


四分之三熟卵

今日の晩ご飯は手巻き寿司。
七福神にちなんで7つの具を、
最初の巻き寿司は、今年の縁起のいい方角である南南東を向き、
喋らずに食べる、
という日本の伝統をフィオナから教わって頂きました。
Fake Japaneseという名を欲しいままにしています。
(そろそろ本気で危機感を覚えてきた)


順番が前後しますが、メインはやはり豆まき。
謙信の都合もあって、晩御飯まえに敢行されました。
鬼に扮するは、もちろん、この自分。
気合を入れて、さあ変身。































四分之三熟卵
鬼 27歳 学生 (風邪気味)



晩御飯前にコンタクトを外してしまったので、仮面の上から眼鏡をかけて対応。
なんともぬるい鬼と相成りました。
そのせいか、ガオーと迫った謙信には笑われてしまう始末。

「子供が泣くまでやるんじゃないの?」と聞くフィオナに、
「それは、なまはげだよ」
と説明し、日本人の体裁を微かに保って、家族三人での初めての節分は終了しましたとさ。