この数ヶ月間、ずっと気かかっていたのが”メロドラマ”ことCamelo Anthonyのトレード騒動。

自分が一番望んでいなかった形で収束を迎えてしまいました。
ニュースを知ってから数時間経ってますが、こんなに凹むのは久しぶりです。

Denver NuggetsからCameloをトレードで得るための条件に、KnicksがGalloを加えた時から嫌な予感はしていましたが。
実現してしまいました。

シーズン終了まで待って無償でCameloを失い無くないNuggets、
行きたくないとCameloに公言されているNets、
FAになって新しい契約協定下での新契約を結びたくない+KnicksでプレーしたいCamelo本人、

交渉に使えるカードは幾らでもあったし、むしろ相手の足元を見れる立場だったのに、Knicksが取った手段はNetsの好オファー(一巡目指名権X4って凄すぎ)に対抗するかのように、Denverからの要求を次々と飲む始末。

Galloに加え、結局Knicksが失ったのは、
1.ベストシーズンを送っていた将来性ある若手フォワード、Wilson Chandlar
2.個人的には好きなタイプのPGじゃないけどオールスター級の成績を残していたRaymond Felton
3.掘り出し物ルーキー、ロシアのビッグマンMozgov
4.Eddie Curry (彼の才能は本当に勿体無い。。。間違いなくオールスターになれたのに)
5.2014年の一巡目指名権
6.2順目指名権X2
7.現金3ミリオン

Netsからの条件ほどではないにせよ、十分な見返りを得ることに成功したNuggets、
十分な再建材料を確保したままライバルKnicksの戦力を削ぐことに成功しNets、
ベストな契約+希望チームへの移籍がかなったCamelo、

どうなんでしょう、これ。明らかにKnicksの負けだと思うのですが。
サポートキャストの薄いチームでAmareとCameloのコンビがどれだけ相手の脅威になるでしょうか。
この二人を餌に、来年のFAでCP3が来るだのDellonが来て新Big3を結成するだのと囁かれていますが、どうでしょう。
HeatのBig3が勝利に繋がるように機能しているのは、LebronとWadeのアシスト能力に加えて二人とも素晴らしいディフェンダーであること、Boshが一歩引いている事が要因だと思ってます。


自分がインターンをした年に始まった、Knicksの再建計画。
GMにDonnie Walshを、Sunsから新コーチ陣を迎え、過去数年間に蓄積された高額契約を、時にはやり過ぎではと思うくらいのトレードで解消していき、LeBron取りには失敗したもののAmareを獲得し、2年前から唯一残っているGalloとWilsonの成長もあって7年ぶりのプレイオフ進出は固いと言われていた矢先。
それまでの綿密に計画、実行されてきていた再建計画をひっくり返すような、一人のスターを取るためには何でも差し出す形となったこのトレード。

オーナーと元GMの権力が暴走しているという噂が噂でないように思えます。


RogerやAnthonyを含めたメディカルスタッフや、コーチ陣、フロントオフィスの人たちは変わらないので、これからもKnicksを応援することには変わりませんが、やはり違いはあります。
自分が知っている選手は、もう誰一人としてKnicksにいませんから。
寂しいものです。

Wilsonは、物静かですが、とんでもなくタフな選手で、ヘッドATのRogerをして"Tough as Nails"と何度も言わしめた選手。
試合中に相手のエルボーを口に喰らって歯をへし折られても、折れた歯をペッと吐き出してプレーし続けるという事もありました。
ビッグプレーをしても、盛り上がる会場やチームメイトをよそに涼しい顔。
新天地での活躍を祈ります。




そしてGallo。
NYの街をこよなく愛していたし、ファンからも愛されていたので寂しがっていました。
ルーキーだった2年前から、練習や試合に取り組む姿勢はプロそのものだったし、コーチ陣もその成熟した姿勢と余りあるポテンシャルには大きな期待を寄せていました。
Wilsonと共に、これからのKnicksの核になっていくはずだったのに。
Dirk Nowizkiレベルの選手になれると本気で信じています。
Denverでもコーチや観客に愛されて力を発揮できますように。