11月11日は、イギリスでは戦没者追悼の日。
Remembrance Day (Poppy Day)といって、1918年11月11日 第一次世界大戦の休戦協定が結ばれた日にちなんでできた、戦没者追悼の国民的行事の日です。
この日が近くなると、街のいたるところで目にする、紙でできたポピーの花(戦死者のシンボル)。
募金をするともらえるこのポピー、TVのニュースキャスターも、街ゆくひとびと、こどもたちも身につけ、それぞれ追悼の意をこめます。
りなっぷも、学校の募金箱にお金を入れようと、コインをにぎりしめ登校したものの、残念ながらポピーはソールドアウトだったとか・・。(残念!)
でも、小さい子どものうちから、そういったものが身近にあるこの国の環境、とてもよいと思います。
この日の午前11時には、イギリス中で「2分間の黙祷」がささげられます。
学校や職場でもサイレンなどがなり、2分間の静寂。空港のイミグレーションも、工事現場も、お仕事も勉強も、みんな手をとめ、戦没者への祈りを捧げます。
終戦記念というと、日本では第二次世界大戦。国と国との戦い、当然立場が違うから見方考え方は国によって様々ですが、平和への願いは万国共通のはず。
今も、多くの命や平和が武力行使によって奪われている現実。
子どもたちがいつも笑顔でいられる世の中にしたいものです。
11月11日に一番近い日曜日、イギリス各地で追悼イベントが行われます。
それにしても、、アメリカや他の国々は祭日なのに、なんでイギリスは休みじゃないの!?