昨日、午後三時ごろだったか、部屋にいたぼくは激しいゆれに見舞われた。横揺れが十秒以上続くにつれ、部屋のなかにぼうぼうにあった平積みされたCDが崩れ落ちたり、たなの上の方にあるCDケースが倒れてきてあたり一面にちらかった。
すぐに片付けたものの、続く余震でまた平積みされたCDが崩れたりして散々な気分。これは何事かとテレビのスイッチを入れた。
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NHKテレビで地震に関するニュースが放送されている。東北で最大・震度6、東京で震度5、ぼくは団地の高いところに住んでいるので、多分、震度3くらいだ。
テレビでは大地震だと言っている。震源での地震の大きさを表すマグニチュードが8.2から訂正が入り、8.4に変わり、ついには8.8になり、国内最大規模になった。
30分くらいすると、菅首相が青い作業服を着て緊急会見し災害に全力を挙げて取り組むことを宣言、枝野官房長官が続いて細かい説明をしていた。
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NHKはヘリコプターを使って、被災地の上空から、津波が沿岸の街に押し寄せる様子を中継していた。三階くらいの建物の屋上に避難したひとや、非難途中の車や徒歩で非難しているひとに向かって、先頭に無数の材木を浮かべた津波が徐々に押し寄せていく様子が見える。
他にも津波が押し寄せている様子や、石油コンビナートらしき場所が燃えている様子の映像数点が繰り返し放送された。
災害状況の映像に飽きてきたので、分かっている被災者の非難状況の映像やまとめがどうなっているのか気になったが、そういう映像はなかった。
インターネットで探してみたが、慣れてないせいか見つからない。結局3時間ほどテレビを観た後、夜7時半ころ、二日前に借りたレンタルDVDを返しに外に出かけた。
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DVDの返却を済ませた後、駅前のスーパーに向かって歩きながらあたりを見回すと、チェーン店の本屋やドラッグストアが閉まっている。近づいてドアに貼ってある張り紙を観ると、「余震の可能性があるので閉店いたします」てなことが書かれてあった。
駅前のスーパーに入ろうとすると、同じことを書かれた貼り紙が貼ってあって買い物できない。ふだんと変わらないこの街で大型のお店ばかりがのきなみ閉まって不便このうえない。
結局、牛丼屋に入ってカレーを食べることに決めた。駅前には送り迎えの車を待つひとがいつもより多かった。タクシーを待つひとが駅の階段の上まで続いていたが、あいにくタクシーが来る様子がない。民間のバスはいつもどおり営業していた。
はっきりいって、青梅線の立川-青梅間くらいは、点検して運転を再開したほうがよかったんじゃないの、と思いながら行政の過剰規制のためにいろいろと不便な思いをして、少しあたまにきた。規制をかける必要もないところまで不便にしているのではないか。これではかえって混乱する。
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カレーを食べたあと、珍しく空いていた地元の一番高いスーパーで飲み物を買って、そのままアパートに帰った。コンビニも開いているが、値段が高くて入る気になれない。明日は平常どおりスーパーが空いているといいな、ATMでお金も降ろしたいし、と思いながら帰った。
P.S.
今朝起きてから、地震のニュースを観ようかな、と思ったが、朝は疲れてボーッとしてるので、いつものように軽めのクラシックを聴きながら、しばらくのんびりし後、テレビのスイッチをつけた。
一夜明けて、昨日、上空から観ていた街の残骸のなかからカメラで中継していた。空から観るより地上から観た姿の方が、災害の爪あとがなまなましく観える。避難している方の中継も入って少しホッとした。これからは行方不明者の安否情報と、非難している方の状況、被災地の回復状況にスポットをあてて、なるべく大切かつ正確な報道を心がけて、観ているほうが冷静になれるように努めてもらいたいと思う。












