これでいっかんの終わりと思ったが...社民は予算案等のの修正協議を求める。日本経済新聞(2/22)夕刊1面
民主党・離脱表明16人。「おっしゃるとおりです。(予算案に反対)そんなことはしません。」 なんだこりゃ?日本経済新聞(2/23)2面
野党は予算に反対だと既に表明しておきながら、予算委員会の採決に反対しまだ話し合うつもり。日本経済新聞(2/23)2面
22日午前、社民党は2011年度予算案と、米軍の普天間基地移設関連予算を含んだ赤字国債(特例)発行法案、(法人税減税を含んだ)税制改正法案などに反対する方針を決めた。民主党の岡田幹事長は修正協議の仕切りなおしを求め、社民党の重野幹事長も了承したが、民主党がいずれものめない修正案で、交渉決裂は確実だ。
公明党の山口代表も予算案には反対で、「菅直人首相の退陣と引き換えに賛成に回る考えはない」と明言した。
自民党の谷垣代表も衆議院解散を求めていたから、参議院の予算案を可決する過半数の賛成をとる見込みは絶望で、衆議院3分の2の再可決も社民党が反対に回る見込みで予算案と関連法案が成立する見込みはほぼ絶望になったと思われた。
しかし、22日の衆院予算委員会の理事会で、与党が採決の日程を28日に提案すると、衆議院解散を唱えていた野党は「採決日程を決めるのはまだ早い」と拒否し、与党提案を撤回した。
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野党を立てれば党内が反発...でだいじょぶ?=日本経済新聞(2/24)2面
そんなわけで、23日も衆院予算委員会が行われたのだが、
【政府・与党内で23日、社会保障と税制の一体改革と子ども手当の分野で野党案を「丸のみ」することで、局面打開を図る構想が浮上してきた。自民党や公明党の主張を大幅に取り入れて4月以降の合意を目指し、成立の見込みが立たない赤字国債発行法案など予算関連法案の成立にメドをつける戦略だ。ただ民主党内では野党案の丸のみには抵抗も強い。】日本経済新聞(2/24)2面
日経の記事によると、社会保障と税制の一体改革と子ども手当の分野でを自民党や公明党の案を「丸のみ」し、4月以降の合意を目指し局面打開を図る構想が浮上してきた。
ただ、自公政権で与謝野大臣は税財政や年金、社会保障改革の実務を担ってきたが、【野党は「丸のみ」「大幅譲歩」されたとの感触は持っていない。】(同記事)という。
また民主党内でも【23日に開いた党調査会でも、連合の社会保障改革案に賛同する声が上がり、与謝野氏が取りまとめる政府案とは別に党の独自案をつくるべきだとの空気が強まっている。】(同記事)というから、丸のみに与党内で足並みがそろわない可能性も強い。
←日経(2/24)2面
日経(2/24)2面によると、自民党は昨日(23日)来年度予算案の対案となる組み替え動議の原案をまとめた。24日に正式決定し、谷垣禎一総裁が発表する。
①子ども手当などの中止や、公務員人件費の削減を通じて約5兆円の財源を捻出する。
②政府案での44兆円に上る新規国債発行額を減額するとともに、防衛予算の大幅な増額も打ち出す。
③自民党が「バラマキ4K」と呼ぶ子ども手当、高速道路無料化、農家の戸別所得補償制度、高校授業料無償化の中止を盛り込む。
④法人税の不十分な減税や地球温暖化対策などを見直しする。
⑤「特別枠」を活用して公共事業や児童手当拡充などの子育て支援に充てる。
⑥新規事業の実施のためには安定財源を確保する「ペイアズユーゴ」原則を来年度から適用することも打ち出す。
所得制限のなかった子供手当てを廃止するかわりに、低所得者向けだった児童手当を拡充、公務員人件費の削減、新規国債発行額を減額し、財政健全化策を盛り込むが、「日米同盟」の強化につながる「防衛予算の大幅な増額」は無駄遣いではないか。
先月電話した母の在所の従兄弟が、長女が高校に進学する予定で、高校授業料無償化をたいへんに喜んでいたのを思い出すにつれて、子育ての現物支給の高校授業料無償化を「バラマキ4K」と呼んでカットするのは、ちょっとひどいんじゃないだろか...
検討するにはあたいすると思うが、全部「丸のみ」するというのはどうだろうか...



