「おい、なにがあった!!!」
怒りの形相で、"ごはんこもり"がやってきた。
全く、そんなにキレるなよ。
キレたいのは俺(ごはんおおもり)のほうだ。
ちょっと愚痴ったらすぐにやってくるあたり、こいつはヒマか?
俺はこれ以上なにかを言う気になれず、"こもり"に最期の別れを促す。
「この週末でお別れだ」
俺が指さした先にあるものを見て、こもりが絶句する。
「うそだろ...」
こもりが涙を流す。
俺もつられて泣きそうになる。
こもりはこういうとき、自らの感情通りに生きる。
「なんでだよ! 意味わかんねーよ!」
こもりの泣き声に、俺は何も言えない。
「・・・」
くそ...
俺だってまだ整理できていなんだ。
「先週は元気だったじゃねーかよ!」
「誰にやられたんだよ! 絶対に許せねー!」
こもりが声を荒げる。
こもりは優しいやつだ。
きっと俺の代わりに、言ってくれているんだ。
・・・
俺はひとしきり泣いた。
俺だって整理できていないんだ。
こもりの言いたいことは、痛いほど分かる。
確かに、先週まで元気だった。
何年一緒にいたのだろうか。
軽く10年以上一緒にいる。
暑い日も、寒い日も、いろんなところに一緒に行った。
少し思い返すだけで、たくさんの思い出がよみがえってくる。
まさか突然、こんな形で別れることになろうとは思わなかった。
だけど俺は分かっている。
分かっているから、歯を食いしばりながら声に出す。
「寿命...だってさ...」
「・・・っ!」
こもりに胸倉を捕まれる。
分かる。
こもりのキモチは、痛いほど分かる。
なぜ諦めたのか!
延命する手段はあったはずだ!
それをやらなかった俺に、こもりはキレているのだ。
だが、こもりも分かっている。
延命が必ずしも、幸せとは限らない。
俺は、残酷だ。
延命措置をせず、命の灯を消したのだ。
だってしょうがないじゃないか。
回復の見込みがないんだから。
これ以上苦痛を与えるほうが酷だ。
10年以上全力で頑張った。
やっと休めるんだ。
ゆっくり休んで、次の世代にバトンタッチをしよう。
「諦めるなよ!!!」
どうしてお前はこうやって俺のこころをざわつかせるんだ。
「まだ生きたいと言ってるぞ、こいつらは――」
「――わかっている」
言わなくてもわかっている。
10年も一緒だったんだ。
俺だって簡単にあきらめられない。
でも、本体はもうだめなんだ。
このあとすぐ、まだ無事なやつを摘出して、新しいい宿主のところに移植するつもりだ。
他のどこかで生きていると思うだけで、俺の心も少しは晴れる。
さらばだ――
―――ブリちゃん!
さいごに
えっ?
またこれかよ!って?(前回は👇)
いやね、ショックですよ、だって10年間一緒だったママチャリの後輪車軸が寿命を迎えたんですよ。
付き合いだけでいうと、ほぼはな子と一緒。
まる子やたれちゃんよりも長いですからね!!!
部品交換での延命も考えましたが、部品代&工賃で数万円かかるとのこと。
部品は取り寄せだから、1カ月近くの入院も必要。
ママ王と相談し、お別れすることに。
調べたところ、自転車の一般的な寿命は10年程度。
ぶっちゃけこの自転車、8年間ほぼ毎日はなまる姉妹の保育園送り迎えをし、累積走行距離は1万キロ超えてますからね。
タイヤも2年に1回くらいの頻度で交換しましたし、
消耗品以外は10年もったので、"さすがブリジストン!"と思ったほど。
ちなみに、なぜか新しい自転車は、わたしが買うことに。
実はそろそろ結婚12年目を迎えるのですが、
ママ王から、
「レクサスNXか自転車が欲しい」
と言われ、自転車以外に選択肢がありませんでしたwww
話が変わりますが、そういえば今日は育成テストですね!
昨日書いた通り(👇)、仕上がりどころか何をやっているかすら不明。
木曜夜にゲームをやっていたのは知ってます
ま、なんとかなるでしょう!
午後の自己採点でお会いしましょう!
自己採点:育成テスト自己採点...寒い...
ブリちゃん続編:新たなる相棒と共に!【改訂】
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