豆WEEKを終えて・・
いつも植えるCAFEのブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
十勝では、雪降らず。
少し待ち遠しいようなこの頃です。
さて、おかげさまで「十勝の豆のごちそうWEEK!」も3週間のロングランを終えました。
たくさんのお客様にご来店いただき、感謝です。
3週間、「まめ!まめ!まめ!」とまめに恋したようにまめのことばかり考える日々を過ごしました。
お客様からも「これだけの豆を一度に食べたことはありません!!」と豆づくしのランチ。
煮豆だけではない、豆料理のバリエーションの多さを知り、本当に可能性のある作物だなあと感心いたしました。
今回、お客様に豆に関するアンケートをお願いしたのですが、豆に対する思いや豆料理にたいするイメージが
よくわかりました。(ご協力いただきありがとうございます!)
植えるCAFEは「畑と料理の実験室」と思っていただき、お客様の思いや生産者の思いがお皿の上にも表現でき
るような、そんなレストランになれたらおもしろいな!と思ってます。
今回お世話になった豆生産者の桑折さんのように「我こそは!」とお考えの方、ぜひ植えるCAFEで一緒に食の
冒険にでませんか?
おまめさんたちおつかれさまです!また来年の豆WEEKでお世話になります!!
今井さんの林檎
いつも植えるCAFEのブログにお立ち寄りいただき、どうもありがとうございます。
店の営業も1か月をきりました。毎年、この時期はなにか言葉にならない感情が湧いてきます。
それは、植えるCAFEで働かせていただいている喜びとか、
植えるCAFEを通じて出会うことができた人々に対する感謝とかなのですが、何かぐっとくるものがあります。
さて、ずーっとみなさんにお伝えしたかった方のお話を少しします。
今井清澄さん、88歳。
幕別町で65年にわたって果樹を栽培しています。
今井さんの林檎と梨は毎年10月に入ると植えるCAFEのデザートに登場します。
スーパーに並んでいるものよりは小ぶりで素朴だけれど、
植えるCAFEの皿にはそんな今井さんのくだものが似合います。
戦後開拓で幕別にやってきた今井さんが趣味で果樹づくりをはじめたのは、
ふるさとの群馬のように秋には甘い果実が実り、子どもたちが笑顔になるような畑をつくりたかったから。
今でも、地域の保育園に実ったばかりのさくらんぼをプレゼントしたりしているそうです。
今井さんは林檎の収穫に訪れる料理担当に「来年もまたつくれるかなあ、どうかなあ・・・」というそうです。
いやいやそんなこと言わずに頑張ってくださいね。
今井さんが手塩にかけた果樹園が永遠に受け継がれるように、そっと見守っています。
一度も植えるCAFEに訪れたことがない今井さん。でも植えるCAFEにはとっても大切な存在なんですよ~