僕がこの街で
重ねてきた物語に
苦しくなってくるんだ
逃げ出したくなる
思い出の重さから
過去の後悔の残り香から
僕を知ってる人々から
何の縛りもない場所へ行き
僕は僕を消し去るつもりか
未来図一つ持たずに
立っているプラットホーム
僕がこの街で
重ねてきた物語に
苦しくなってくるんだ
逃げ出したくなる
思い出の重さから
過去の後悔の残り香から
僕を知ってる人々から
何の縛りもない場所へ行き
僕は僕を消し去るつもりか
未来図一つ持たずに
立っているプラットホーム
僕は分かっているはずだった
心が見えないものであるということを
言 葉をなくしたあなたに
時々それを忘れそうになる
僕が見えていないかのような
あなたの遠い瞳
分かり合える道筋をなくして
途方にくれてただ手を握り締めた
あなたに僕を残しておきたかった
その微かな温もりで
喜びのあまり
涙を流す
悲しみをこらえて
笑顔を見せる
感情と表情を
隔てている心
二つの自分が
同時に主張する
分かり合える
分かり合えない
募るジレンマを
抱えて向き合う
いくつもの自分で
いくつものあなたに
過ぎ去りし恋は
耳に溶ける甘さで
目に浮かぶ美しさで
新しい恋に
影を差し続けた
時間はだいぶかかったけど
思い出をかなぐり捨てられる
今を見つけた
未来を信じられる
自分にやっとなれたから
これから君に逢いにいける
罪を裁けても
生き方を裁くことはできない
その人が選んだ道を
誰かの役に立てなくなっても
誰かに必要とされなくなっても
自ら心臓が止まることはない
命は何のいけにえでもない
命は命のためにある
吐き出したため息の分
新しい空気は吸い込まれる
不意に奪われた眼差し
今夜も見上げていた
闇に満ちた星空を
地球に引力があるように
僕らは宇宙にも引き寄せられる
ブラックホールのように
距離を計らせない
暗黒の奥行きは
僕らが生まれる前の
時間の深さでもある
握ることはかなわず
思うことは届かず
暗闇に潜む謎は
僕らの郷愁を阻む
誰のためでもなく
私は恋に落ちた
あなたのためでも
私のためでもなく
誰に見せるためでもなく
私は恋をした
映画を見て
食事をして
ドライブをして
手 を振ってさよなら
今のためでも
未来のためでもなく
私は恋をしている
その恋の向こうに
幸せがなくても
あなたがいれば
想わずにいられない
僕が奪った
君の笑顔を取り戻せるのは
僕じゃない
快適な睡眠であったり
朝差し込む光であったり
新しい恋人だったり
そんなだ
僕にできることは
もう何もない
君の涙を拭うことも
君を怒りをなだめることも
君に再び会うことも
もうない
ないんだ
隠していた本音を
さらけ出せる場所を作る
名前で自分を使い分けて
世界中の人とつながれるが
目の前の人に触れられない
距離の近さを
かえって面倒に感じている
インターネットやアニメーション
閉じた世界を入り口に
人々は国境を超えていく
その未来にあるものを
誰もまだ分かっていない