僕は分かっているはずだった

心が見えないものであるということを


言葉をなくしたあなたに

時々それを忘れそうになる


僕が見えていないかのような

あなたの遠い瞳


分かり合える道筋をなくして

途方にくれてただ手を握り締めた


あなたに僕を残しておきたかった

その微かな温もりで