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変わるのも変わらないのも重要

貼り箱というのは手間のかかりかたが
ほかのパッケージと比較して多いので
パッケージのリニューアルのサイクルは長くなりがちです。
そのためリピート品の多くはデザインが変わらないで同じものが出ます。
リピート品を多く扱う会社は、
リピート品のため材料をそろえ技術を慣熟させていくので
価格、品質ともに競争力を持つことになります。
こういったものを一つでも多く持つことは目指す一つの方向です。
もうひとつに、新規やスポット品などに対する対応力が挙げられます。
こちらは、発想力や柔軟性が求められます。
ほんのちょっとのサイズ変更でも大幅な設計見直しになることもしばしばです。
まして何もないところからパッケージの形を出していくのはより大変です。
ひらめきも重要ですしアイデアを実用可能な形にするのも手間がかかるし面倒なことが多いです。
そうやって提示してもすべてが決まるというわけではないのもつらいところです。
(でもボツになったアイデアを他に生かすということはよくあります。)
それでも新しいことに挑戦していかないと環境の変化に対応できなくなってしまいます。
攻めと守りを完璧に両立させることはできませんが、
より高い次元でバランスを取っていきたいと考えています。

第四回全国貼函ネットワーク協議会in金沢

先週末に全国貼函ネットワーク協議会という集まりに参加してきました。
今年の会場は金沢ということで、
新幹線と電車で四時間以上かけて向かいました。
貼り箱業界という結構狭い範囲の業界ですが、
関係の深い会社なども含め50社ほどが参加しました。
今回私は加賀製紙さんとマツバラさんへ工場見学をさせていただきました。
製紙が盛んな地域に住んでいるくせに実際に紙を作っている現場を初めて拝見しました。
その後、同業のマツバラさんの工場を見学させていただいたのですが、
やはり各会社ごとに独自の工夫がされていてこちらもまた非常に勉強になりました。
その後、情報交換や交流などがはかられたのですが、
普段お付き合いのある会社以外の方と話をすることというのはなかなかないので
有意義な時間を送ることができました。
日常でお客様から様々な課題をいただいてそれを試行錯誤して形にしていると、
「こんなに難しいことをしているのはウチだけだ。」と勘違いしてしまうことがあります。
でも、こういう集まりに参加すると自分が井の中の蛙であることを実感します。
そういう意味でも行って良かった。

図形パズル

貼り箱や中仕切りなどの設計をしていると、
図形パズルを作っているような気分になります。
入れるものに沿った形を考えてそれが一番しっくりいく方法を考えていく過程で
頭の中で組み立てていくのですが、
実際に切り貼りしてみると計算通りにはなかなかいきません。
試行錯誤して何とか形になっても冗長というか野暮な感じになってしまうこともよくあります。
ただ、一筋縄ではいかない分かちっとハマると達成感はものすごくあります。

金色

photo:01


金色というと豪華な感じがして
高級なパッケージには箔押しにも
化粧紙にも使われますが
主張が強いので使いすぎると
逆効果になってしまいます。
それに一言で金色と言っても
色の濃さや色調など結構範囲が広い色です。
箔押しに使われる箔材だと
大まかに青金と赤金に分かれます。
これは赤みが強くて温かみがある色と
青みが強くて冷たい印象がある色の違いで
銀箔だと面白みが無いけどちょっとクールな感じが欲しいなどいろんなニーズで生まれてきたと思います。
この辺はこだわるときりが無い部分ですが、
面白い部分だと思います。

ファンでい続けること

一時ものすごいブームになってそのあと全然聞かなくなるということが
個人的にも世間的にもあります。
食べ物や芸能人などでよくある話でつまるところ
皆飽きっぽいということなのかもしれませんが
その飽きっぽい人たちを飽きさせないでファンでいさせ続ける努力をみんなしているのだと思います。
会社についても既存のお客様がいつまでもお得意様である保証はありません。
仕事の付き合いで飽きるということはなくても
価格や発想やサービスなどで魅力がないと判断されれば声はかからなくなります。
自分自身を振り返ってもそれまで熱心にやっていたことが一旦醒めると
なんであそこまで夢中になれたのか首をかしげることがあります。
付きものが落ちたように振り返らなくなりそのことについてどうでもよくなってしまいます。
こうなると再びファンになるのは難しいです。
長い間ファンを維持し続けているものやことに何らかのヒントがあるのかもしれません。