今回は6年間更新の止まっていた勝手にガンダム作品を語る

を久々に更新したいと思います。真顔

 

第11回は原点に戻るじゃないですが、7年前に書いた第1回目の『刻に抗いし者』を改めて書きたいと思います。第1回目を書いた時はまだ連載が終わっておらず、中途半端な内容になっていたので好きな作品だからこそ改めて勝手に語っていきたいと思います。

勝手にガンダム作品を語るはネタバレもありなのでご注意くださいポーン

 

第1回目を書いてから7年経ちましたが作品の認知度が上がったのか?

アクセス数も刻に抗いし者のページは少しずつ増えていきましたが・・・やっぱり認知度が低いような印象ゲロー

AOZ(アドバンスオブゼータ)作品と言うとやっぱ『ティターンズの旗の元に』のイメージが強い人が多く『刻に抗いし者』は知らない人が多いようなイメージですが

ガンダムの小説としてはかなり長編物のシリーズになります。
全8巻の作品 地上編4巻 宇宙編4巻



他には漫画が1巻、ムック本が3冊出ています


漫画はどうやら連載休止えーん再開は多分もないです・・・ゲロー

外伝作品の「審判のメイス」は漫画で最後まで出ているで
作画ROHGUNさんで最初からまた連載始まらないかな・・・
電撃さんお願いします!


実は電撃ホビージャパンの付録のワグテイルもまだ作ってなくて
保管したまんまなんだよな・・・今のガンプラ熱なら挑戦できるかも・・

でも作るとなると完全に塗装ありになるので、ガンプラ塗装デビューもできていない自分にはかなりハードルが高いかも滝汗



大きく分けると

地上編(カラバ)4巻
宇宙編(エゥーゴ)4巻

といった感じ

物語のはじまりはこんな感じ

地球連邦軍の士官学校に通うヴァン・アシリアイノは、戦場カメラマンだった亡き父の友人から記録媒体を手渡される。その中には「30バンチ事件」の映像データが収められていた。
そのことがティターンズに知れ、ヴァンは軟禁の上、非人道的な尋問を受ける。
ヴァンの危機を知った幼馴染で、同じく士官候補生のダニカ・マクガイアは、
ヴァンを救出するため、とあるテロ組織に接触する。そしてダニカの兄で、士官学校の教官助手を務めていたアーネストは急遽ティターンズに入隊となり……。 
己の信念をかけた3人の少年少女の戦いが、今幕を開ける。


物語は3人の幼馴染がカラバ、ティターンズと違う陣営に分かれて物語が進んでいきます

カラバ ヴァン、ダニカ(妹)
ティターンズ アーネスト(兄)

ダニカとアーネストの兄弟は1stで言うところの
シャアとセイラみたいな感じかな

カラバ視点、ティターンズ視点で物語が展開していくので

両陣営のキャラクター共に愛着がわきます。
ほんと両陣営とも魅力的なキャラが多いです


物語の舞台はZガンダムのグリプス戦役
作中ではカミーユはエースパイロットとして語られるくらいで登場はしませんが、アムロは地上編のカラバでちょこっと登場しくれます!文章からもアムロ無双ニヤニヤがすごさが伝わってきます!

地上編、宇宙編それぞれの見所はどんな所か?



地上編の見所は
①主人公の搭乗MSがジム

ガンダム作品ではお馴染みのやられメカですが
そこはちゃんと主人公機!
ジム改からはじまり、ジム改(ワグテイル)そしてワグテイルⅡと
パワーアップもしますし、ジムなりの戦いの描写に魅力も感じます


②主人公達の母艦の特攻シーン


主人公のヴァンとダニカはカラバに所属ですが、最初にヴァン達をティターンズから助けたのが元ジオンのMSパイロットだったフォルカー・メルクスが艦長の「ケラウノス」
このケラウノスが地上編の主人公達の母艦になります!
ソロモンで中破したザンジバル級を地球連邦が回収・修理した艦と言う設定も好きですが
地上編の間違いなく名シーンがこのケラウノスの特攻です!!

艦長フォルカーが主人公達を助けるために特攻するシーンは
VガンダムのリンホースJrの特攻シーンを彷彿させます!えーん



宇宙編の見所は

①ついに登場ガンダム
個人的には主人公機はジムタイプで物語が進んでほしかったですがショボーン
そこはやっぱガンダム作品。宇宙に上がってから主人公機がガンダムになります。

その名は「ガンダムケストレル」
元は強化人間用に開発されてた機体「グリンブルスティ」その1号機がエゥーゴに譲渡され
出自を隠蔽するために擬装を施したのがガンダムケストレルです。
見た目地味なガンダムですが、最終的にはアーマーエクステリア、マニューバーエクステリアを装備したフルアーマーケストレルはけっこうゴテゴテした感じになりますw



ちなみに宇宙に上がるときに、地上のカラバに残してきた「ワグテイルⅡ」
修繕され番外編作品『審判のメイス』の主人公ヨーン・ユルヤナに渡ります。
そしてそのヨーンが宇宙に上がり搭乗したのが「グリンブルスティ(2号機)」
なので両主人公ともワグテイル→グリンブルスティの流れになっているのは必見です。
またその話しは次回?気が向いたら


②ガンダムVSガンダム
最近では宇宙世紀ガンダム作品でもガンダムVSガンダムは珍しくなくなりましたが『刻に抗いし者』でもガンダムVSガンダムがございます。

それが
ガンダムケストレル(ヴァン)VSガンダムスコル(アーネスト)
そう幼馴染同士の対決です。まさに王道な展開wでもそこがいい

物語はグリプス戦役も終盤、ティターンズの正義を信じて闘ってきたアーネスト。しかしその正義もアーネストの中で揺らぎ始めた終盤ですが、アーネストには大切な存在ができておりました。それが強化人間のロスヴァイセ。
この「刻に抗いし者」はストーリーって一言で言うとどんな感じ?と聞かれたら
ヴァンとダニカ、アーネストとロスヴァイセの「ボーイミーツガール」な物語と言えるんじゃないでしょうか口笛


③最後はハッピーエンド?!
もう結論から言うとラストはハッピーエンドの部類だと個人的には思います
他の宇宙世紀作品と比べればですが、最後はハッピーエンドで収まってるんではないでしょうか?
強化人間って正直不幸な最後を迎えますが、本当の意味でハッピーかと言うと賛否両論ありますが、強化人間の最後は「死」が付き物なので、それがないだけ良かったと思います
。しかも強化人間にも新たな命が宿ります照れ

強化人間に子供が出来たという描写は『刻に抗いし者」のロスヴァイセか、ゲームの『ミッシングリンク』クロエ・クローチェくらいしか思い浮かばないけど・・他にもあった?

 


エピローグも他のガンダム作品と繋がるような箇所もあり、ファンならニヤリとできるではないでしょうか?
ちなみにエピローグにはと思われるような人も登場しますので気になる方ぜひ読んでみてください。




とこんな感じで長々と勝手に語ってまいりましたが


幼馴染が敵、味方と分かれて物語が進んでいく王道のストーリ、そしてこちらも王道のボーイミーツガールな物語。
宇宙世紀ガンダムでも最後はハッピーエンド?!な物語があってもいいよね?
そんな作品です。

最後に作者の神野先生も
全26話、当初からアニメ2クール分を想定して書き、そして映像媒体としての「刻に抗いし者」が生まれてくる事を願っているとインタビューで語っておりました。

自分もその1人ですw

最初のブログを書いた7年前と比べれば少しは認知度は上がったのかな?とは思いますが
やっぱりまだまだだと思いますので

ここはアニメ化ももちろん望んでおりますが、まずはクロスボーンガンダムの認知度が上がったみたいにまずはGジェネにシナリオ参戦してほしい!!

そしてガンプラ化!!!ニヤニヤ


AOZ「ティターンズの旗のもとに」のガンプラ化はプレバンなどで今勢いにのっているので「刻に抗いし者」も便乗して出してくれと切に願う今日この頃デレデレ