海外でお土産を買うにあたっては、大いに注意が必要です。
まず一つ目としては、海外で宝石などを買って、それが偽物であることが分かった場合。
これが日本の有名なデパートで買った宝石で、それが偽物であったとすればどうでしょう。
大問題になりかねませんから、消費者センターに行って相談すれば、しかるべく対応してくれるでしょうし、そのデパートとしても、真剣に対応せざるを得なくなるでしょう。
しかし海外の店などで買ったものであれば、これはそもそも日本国外でのことですから、日本の消費者センターや弁護士会の無料法律相談に行ったところで、まず受け付けてくれないでしょう。
このように、海外で宝石などを買うことは、随分リスクの高い行為なのです。
二つ目に、日本に持って帰ることのできないお土産。
ドイツで、ある若い日本人女性が、
スーパーで「きれいな花を見たので、その花の種を買いたいのですが、ドイツ語で種をくださいというのは何と言ったらいいのでしょうか?」
と、たまたま通りかかった私に問いかけてきました(私はその答えを知っていましたが、それを言うのはさすがにはばかられるので答えませんでした)。
☆ザーメン・ビッテです
しかしこれはとんでもない話です。絶対にしてはいけません!
1.植物検疫がありますので、海外から種を持ち込むということは、絶対にしてはならないことです。どうしても持ち込みたい場合は、検疫所を通さなければなりません。
2.もっと恐ろしいのは、その植物が麻薬や脱法ドラッグの原料になるようなものの可能性があります。
もしかすると大変なことになりかねない。
拘束されたり、途中の空港で逮捕されたりということにさえなりかねません。
第三に、買ってはいけないお土産は日本の風土に合っていないもの。
例えば、トルコで売っているじゅうたんを、日本にそのまま持って帰ってはいけません。
なぜならば、トルコで売っているものは、気候風土上その必要性がないので、防カビ・防ダニ加工がされていないからです。
日本のような湿気の多い国に持ち帰れば、多分、カビが生えてしまうでしょう。
ですから、海外旅行のお土産は、やはり、現地のちょっとした記念品のようなものが面白いかと思われます。
ところで、せっかくアゼルバイジャンに行って帰ってきたお土産がロシア産だったとか、せっかくロンドンで買ったお土産が日本製や中国製だったとかいうことになっては、あまり面白くありませんね。
私が出会った方で、海外旅行のお土産の達人がいました。
スーパーでいろいろな商品を手に取りながら、「これはアゼルバイジャン製、これはアルメニア製、これはロシア製、これはウクライナ製品…ですね」と、すべて答えるのです。
私はすごく驚いて、この人はアゼルバイジャン語、アルメニア語、ロシア語…全部知っているのかと、感動しました。
その達人は、この「手品」の種明かしを後でしてくださいました。
商品についているバーコードの国番号を、見ているとのこと。
*バーコードの国番号表を携行すると、とても役に立つことがわかりました。