4/25-27【レポ④】Mt.FUJI 100 2024 FUJI 100マイル | ういろうの雑記帖

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4/27()

前回F6山中湖きららエイドからの続きです。
(長々とすみません。)
ここからはMt.FUJI 100のコースの核心部。
疲労が溜まっているので、この先の厳しいコースを登れるか不安でしたが、山を一つ一つクリアしていくことを目標に進みました。
 
まずは明神山
今年も野焼きをしたようで、ススキが黒焦げになってました。
 
地味にキツい登りを何とかクリアです。
鉄砲木の頭:明神山(4/27 6:23|標高1,291m)
(他にもっと強烈な山があったので、そうでもないと思ったのか、試走含めて4回目なので慣れたのか...)
雨は大して降らないようなので、レインは収納しました。
 
明神山からは一旦下ります。
ここはフカフカで足に優しいトレイルで良いです。
切通峠からは再び登り。
試走時はそれ程感じませんでしたが、高指山富士岬平と結構キツかったです。
ここも何とかクリア

曇りor小雨なので、涼しくて調子が良いようです。

 
 
大棚ノ頭(4/27 7:58|標高1,268m)
富士岬平から先、痩せ尾根、梯子ゾーンを越えて休憩ポイントの大棚ノ頭
山伏峠から先のロープ場に備えます。
 
この辺になると、不思議と周りがFUJIの選手だらけ。
皆さんで励まし合いながらゆっくり進みます。
 
ロープ場はキツかったけど、何とか1つ目、2つ目とクリアします。
 
ロープ場は3つあると思っていたのですが、なかなか3つ目が出てこないなぁ、と思いながら黙々と登り降りしていると、もうすぐ石割山でーすというスタッフの声。
いつの間にか御正体山・石割山の分岐を越えていたようです。
気持ち的に早く来られてラッキーでした。
二十曲峠までの下りは結構気持ちよく走れました走る人
 
 
F7二十曲峠(4/27 9:49|標高1,134m)
難所の杓子山直前エイド。
パン、バナナ、アミノバイタルを補給。
インスタントみそ汁もいただきました。
塩分が沁みました。
 
昨年のKAIは深夜だったので、凍えながらフリースを着用した覚えがありますが、今年は昼間なので大丈夫。
最後にトイレに寄って出発。
 
4/27 10:14 F7二十曲峠 OUT
 
 
立ノ塚峠(4/27 10:54|標高1,233m)
二十曲峠から二山程超えて、杓子山の取付きの立ノ塚峠
 
スタッフから、
「岩場で渋滞しているが、KAIのボリュームゾーンが通過した時よりはマシになっている」
と教えてくれました。
 
杓子山手前の岩場は1時間程度の渋滞を覚悟していましたが、この情報だと30分くらいで抜けられる??
淡い期待を持って杓子山へ登って行きます。
 
杓子山の岩場に向け、徐々に斜度が増していきます。
以前ここで足攣りをやっているので、休み休み登っていきます。
 
ここら辺から幻覚が見え始めます。

山の中にロッジが建っており、こんなところに建物あったっけ?と近づいたら、建物がすーっと透明になっていくように見えることが何度かありました。

幻覚って本当に見えるのですねおーっ!

木々の向こう側に見えているものを脳内で補間する機能がおかしくなっていたのだろうと思います。

 

その他、落ち葉が食べかけのパンや、破れたお札、クッキーなどに見えたり、木が動物に見えて超ビックリしたりしました。

(実際動いているように見えましたが、それも幻覚)

 

他のランナーさんは、コース脇に避けてくれたランナーに挨拶するのに誰も返事をくれなかったけど、後で考えたら木とかが人に見えていたかもと言っていました。

 
 
杓子山の岩場に近づき、岩場手前の一旦稜線に上がったところで渋滞が始まっていました。
岩場までまだ結構あるような気がしますが、どのぐらい渋滞するのだろう。
渋滞で待機中は、風が吹き抜けて寒いのでシャカシャカを着込みます。今回シャカシャカ大活躍です。
 
岩場では一人づつしか登れないので、詰まるのはわかるのですが、今回の渋滞はなかなか強烈で、10分ぐらい全く動かない事が3~4回あり、大幅にタイムロスです。
(全然渋滞解消してなかったー笑い泣き)

結局、岩場を抜けるまで2時間15分もかかりました。

 

スタート時間の関係でKAIFUJIのボリュームゾーンが被るのと、連休かつ昼間なので、ハイカーもそれなりに居て、逆方向(岩場を下る方向)からハイカーが来ると、登りのランナーを一旦ストップさせる必要があり、渋滞が進まなかったようです。
 
岩場をクリアした後は、渋滞で待たされた影響でトイレに行きたくなっており、急ぎ目に杓子山へ。
 
 
杓子山(4/27 14:06|標高1,597m)
杓子山の山頂は空いてました。
そして残念ながら富士山富士山は見れず。
鐘を鳴らしてそそくさと出発。
 
少し雨が降ったので、杓子山の下りの状態が心配でしたが、全然大丈夫でした。
ただ急ぎ目で下ったせいで、足が悲鳴を上げてしまいました。
 
F8富士吉田の関門時間17:00には余裕で間に合いそうですが、霜山のタイム見積を考えるとゴール時間がギリギリなので、林道は結構頑張って走りました走る人
 
 
F8富士吉田(4/27 15:34|標高740m)
何とかここまで来れました。
本当にゴール出来そうですビックリマーク
 
ここではおもてなしエイドの
吉田うどん
があるので、楽しみにしてきました。
うまうまでした照れ
 
補給系を済ませ、ラスボス霜山に向かいます。
 
4/27 15:59 F8富士吉田 OUT
 
 
霜山登山口(4/27 16:32|標高680m)
F8から霜山登山口までは、歩きですとなかなか時間がかかるので、ここも頑張って走ります走る人
試走含めて2回来ているので、距離感は掴めており、ここはほぼ走り倒して30分ぐらいで登山口へ。

いよいよラストの霜山にアタックです。

 
霜山の登りはそれ程急勾配ではないイメージでしたが、何故か結構急斜面に見えます。
何とか現状出来る最大限のスピードで登っているつもりですが、どんどん抜かれていきます。
 
でも、ここも100m、100mとクリアしていくイメージで登りました。
鉄塔のところで約半分、やはりめちゃくちゃキツかったです。
 
 
霜山(4/27 17:54|標高1,322m)
山頂付近のスタッフがいるところ通過。

(もしかしてここが霜山山頂と言う場所で最後の富士山富士山

でも看板には新倉山って書いてありました。霜山山頂は結局どこだったのだろう)

 

あとは下るのみです。

足が終わっていましたが、早歩きから徐々にスピード上げていくと案外走れました。
下り途中でかなり暗くなってきたのでライトオンひらめき電球
3回目のナイトパートに突入です。
 
一旦道路を横切り、天上山への登り。
ここの登り返しは織り込み済なので、頑張って登ります。
足が攣った試走時よりは登れている気がする。
 
天上山からの下り。
高い木段と急な下りが脚に堪えます。
仮設の階段(怖い)を下って、最後の山へ。
 
最後の山はコースが不明瞭でしたが、ガーミン地図を頼りに何とか進み、ここも結構登り返しがありましたが、ついにロードに出ました。
 
 
富士急ハイランド駅に向かう途中の交差点で、ボランティアをされていたランメイツのJotaroさんにお会いできました。

  @Jotaroスポーツ

 

 
昨年は富士急ハイランドの駐車場は走って抜けましたが、今年はそのあと北麓公園までのトレイルがあるので、セーブして(歩きで)進みます。
 
コニファーフォレストの手前まで来て、あと4.7kmとのこと。
ここからは登り基調なので走れないですが、最大限早歩きで進みます。
 
昨晩F4に向かった時よりは近かったのかな。
それでもコニファーフォレストから1時間かかりました。
 
トレイルを抜け、北麓公園駐車場のところから競技場に向かって登っていきます。あと少し・・・
 
体育館の横を抜け、裏手の方から花道へ。
 
ゴール:北麓公園(4/27 20:20|標高1,007m)
ついにゴールです。
ゴール前の花道では、皆さんが祝福してくれました。クラッカー
 
何とかゴールでき、ほっとしました。
いやー長かった。
一応100マイラーになれたようですが、あまり実感は無いです。

 

完走賞のベストなどを貰って、体育館(これが競技場から結構遠くて寒くてキツい)でドロップバッグ等を受け取り。

暫し休憩して、駐車場行きのシャトルバスに乗って帰りました。

 
最後、振り返り&反省編で終わりたいと思います。
もう少しお付き合い下さい。
 
続く。。。