双連16.875サンチ砲搭載 個人防衛戦車PDT
ご存じだろうか
Personal Defence Tank
PDTとも呼ばれる
画面に表示された諸元は以下の通りだ
乗員 3名
全長 3.65m
全高 3.83m
全幅 2.06m
重量 25.1t
速度 250km/h(整地) 190km/h(不整地)
主砲
ライフル砲 17口径300mm
滑腔砲 17口径300mm
ガンランチャー用対戦車ミサイル搭載
うむ
全高が全長や全幅よりも大きい値
ステキなアンバランス戦車だ
超コンパクトな車体なのに
25.1tという微妙な数値の大重量
かなりの重装甲だ
それを
時速250kmで疾走させられるとな!!
どんな超コンパクトな動力源なのかが気になる
ライフル砲と滑腔砲を双連に搭載する
しかし
17口径300mmって計算すると
5100mmという砲身長になる
120mm滑腔砲と変わらん
というわけで
上記の戦車は
TBSで4月7日から放映されている
漫画アニメ実写化TVドラマ
映像研には手を出すな
の第3話に登場した架空戦車である
ドラマ中では
齋藤飛鳥演ずる浅草氏が
小振りな車体!
二本の主砲!!
M51(解読不明)
16.875サンチ砲という妙なサイズ
ライフル砲と滑腔砲を搭載
砲身の長さは300mm
徹甲弾
装弾筒付翼安定徹甲弾
HEAT(ヒート)成形炸薬弾
ガンランチャー用対戦車ミサイル
を使用!
名前の通り
個人向け戦車として売り出されたが
過剰で特殊な弾薬は運用コストが高く
PDTは普及しなかった
が、しかし
重装甲軽トラとしてはファンが・・・
どうやら農家の爺さんの
野良仕事用として売れている設定か?
あー
口径16.875㎝で砲身長300mmだと
1.78口径だな
物語の核となる3人の女子高生は
乃木坂46の
齋藤飛鳥
山下美月
梅澤美波
が演ずるのだ
画像でお分かりかと思うが
みなさん女性雑誌のモデルだ
齋藤飛鳥(sweetレギュラー)
山下美月(CanCam専属)
梅澤美波(with専属)
おきれいでなにより
いやほら、あれだから
予約録画していたんだが
思った以上に良い出来だ
同時映画化だったからかな
とりあえず、あすかちゃん
とてもいい
みずきは
びみょう(電影少女もな)
うめさんは
気に入った!
なんといっても
乃木坂1期生のあすかちゃんが
後輩の3期生、うめさんから
ボコられるのは
たまらんな
おまけに、アイドル絶賛中のあすかちゃんが
「装弾筒付翼安定徹甲弾」
だの
「HEAT成形炸薬弾」
などの専門用語を発しまくり
もえぢぬ
原作を見たらいろいろと嫌じゃな
と思っていたのだが
我慢できずに見てしまった
おう!
結構いいセンいってるじゃないか
装弾筒付翼安定徹甲弾は
ちゃんとAPFSDSとなっているな
さすがに
APFSDS
えーぴーえふえすでーえす
装弾筒付翼安定徹甲弾
そうだんとうつきよくあんていてっこうだん
はセリフとしては長いよな
原作者さんの設定には
全高データがないが
作画上からは2m強といったところだ
妥当だ
どこから3.38mの数値が・・
2.38mでも高いくらいだ
「砲身の長さ300mm」は
対戦車ミサイルの長さから
あり得ない
装填できなくね?
あくまで設定として
ぢょしこうせいのもうそう
だから問題ないという事だな
TVドラマは全6話で来週が最終話だ
映画は近日公開予定ということだが
予定は未定であって決定ではない
コロちゃん如何?
あ~すかちゃぁ~ん
T-34青き光の円盤襲来
熱帯雨林をポチっとしたら届いたよ今日
T-34レジェンド・オブウォー[コンプリート版]
円盤は購入しようとしてたんだがすっかり忘れていたところ
何気に別件で検索していて引っかかった
togetter
凄いなこの人
こんなに映画の内容覚えられるんだと感心することしきり
[ダイナミック完全版]というのを上映していたのか・・・
とりあえず、ブルーレイかつ
[ダイナミック完全版]とやらが入っているものを
頼んだわけだ
諸事情でまだ見ていないが
週末には見てみようと思う次第だ
40tの次世代水陸両用装甲車に3000馬力エンジン
先日届いた
防衛技術ジャーナル2020年5月号
研究紹介Pick Up
我が国の装甲車開発を踏まえた次世代水陸両用車両技術の成果と今後の展望
今号は(前編)という事で来月号(6月号)にも掲載されるようだ。
表題だけ見ると研究開発中の水陸両用車がメインなんだろうなと思っていたのだが、中身は16式機動戦闘車までの三菱エンジンの歴史と、その流れをくむ水陸両用車エンジンがどのように開発されたのかがサラッと解説されている。
さらに、「我が国の装甲車開発を踏まえた」ということで、10式戦車や16式機動戦闘車の技術にも軽く触れ、エンジン、トランスミッションのカラー写真(とても小さいが)や自動装填装置のCG画像(実物との差異は確認できないが)等が掲載されている。
デザイナーによる10式戦車のデザイン案(画像上部の9案)など興味深い画像も掲載
先に記した歴史とともに分かりやすく解説されているので陸自装甲車ファンには一読をお勧めする。
さて、記事内で気になったのは水陸両用車用に開発されている3000馬力ディーゼルエンジンだ。
10式戦車の8VAエンジンをベースにしているという事で12気筒と4気筒増やし2ステージターボ(2段過給)という各バンクに2個の計4個のターボチャージャを有している。
単純計算で8気筒で1200馬力だと12気筒は1.5倍だから1800馬力という計算となる。それを2段過給することで3000馬力をたたき出している。
なるほど
さらに、このエンジンを戦車に搭載した一例として
主砲:130mm滑腔砲
重量:100トン
全長:12m
全幅:4m
全高:3m
最高速度:時速80km
うーむ・・・
どうツッコんでいいものやら・・・
じゅうりょうひゃくとんとか
ぜんぷくよんめーとるとか
3000馬力エンジンの写真もあるのだが、通常のエンジンの上にさらにもう一つエンジンを載せたような構造である。
2倍の高さだよ・・
まあ。このレイアウトは水陸両用車用なのだろう。
そう考えたとしても決してコンパクトじゃないな。
3000馬力エンジンとしては「軽量高出力」であっても戦車にはどうだろうね・・・
しかもこの3000馬力エンジンは水上では3000馬力を発生するが陸上では燃費向上を目指し、過給を停止し1100馬力・・・
意味わからないな。
冷却の関係かな
それとも陸上でも3000馬力は発生するが1100馬力のエコモードもあるという事なのだろうか?
記載文だけでは判断できなかった。
ま、時速80kmで疾走する100t戦車を考えるくらいだから3000馬力出るんだろうけど。