盆休みに入り、やっと自由な時間ができたので溜め込んでいたKSR用のパーツを組み込んでみようと重い腰を上げてみました。
ぶっちゃけ(^_^;) 暑いから秋になるまで放置しようかと思ったけど、気づいたら嫁に捨てられてた・・・なんて事にならない様に頑張ってみる事にした・・・・・。
先ず、作業前の状態ですが・・・・相変わらず野暮ったいデザインのホイールが黒光しております、それに加えて、貧相なスイングアームがより一層チープ感を演出しております。
・・・・以前林道ツーの際ジャンプを何度も飛んだせいか?スタビ周辺が微妙に歪んでいるような気がしております

さて、先ずリア周りをバラす為に、各ボルト類を緩めジャッキアップします。
この時は、仕事用の14.4Vのインパクトドライバーを使ってたのでサクサクは作業は進みます。
今回の目玉パーツ1の新しいスイングアームに純正スイングアームから引き抜いたカラーを取り付け車体に組み付けようとするが、旨く入らない?
よく見ると、チェーンガイド側面がフレームに干渉しているので、無駄に厚いガイド側面をサンダーでゴリゴリ!と削り何とか車体に収まりました・・・・・・・が!
次は、武のサスがスイングアームに嵌らない( ̄_ ̄ i)
どうやら、スイングアーム側のクリアランスが狭い様で・・・・・・仕方ないのでサス側をサンダーで削りやっと組み付け完了!!!!・・・・いろんな意味で期待を裏切らないタイランド製です。
次に目玉パーツ2のアルミホイールの出番です。
今回は、巷によく出回っている新型KSR純正アルミホイールではなく謎ブランド製のアルミホイールを使用します。
見ての通り、某メーカーのパクリなデザインがある意味個性を演出し!よく見りゃ結構仕上げが雑です・・・が、使用に関しては問題無いレベルでもあります。
そして、純正ホイールのベアリング類はシールドベアリングでは無いので、新たに社外別注のベアリングも購入。
先ず、鉄ホイールからダストシールを外しベアリングを抜いて中のカラーを取り出します。
この際、普通ならベアリングプーラーを使って抜き取るのが普通ですが、貧民の小生にはそのような特殊工具は無いので、1個35円の打ち込みアンカーとM10のボルトを使って打ち抜きます。
やり方は至ってシンプルで、ベアリングにアンカーを打ち十分爪を広げた後に、反対側から勢いよくハンマーで叩き出す!という方法です。
ベアリング圧入は、軽くハンマーで叩きながらホイールにベアリングをセットしM10のボルトに角座金を両側に入れてナットを締めこめばスンナリと入ります。
奥まった位置にあるベアリングに関してはベアリングの外径と同じワッシャーに変えて入れていきますが、組み込む前にノギス等で深さを測っておくのがベストである。
注!!≪≪作業に関しては自己流なので、真似してぶち壊しても当方は一切責任は持ちませんので自己責任という単語を辞書で調べた後に作業して下さい≫≫
リアホイールに関しては、リム幅が2.75なのでK180の100/90だとギリギリリム幅は許容範囲だったのでそのまま装着します。
そして、スイングアームが2cmロングとなったのでチェーンも交換します、今回はOSAKI・・?というよく判らんメーカーのチェーンを使用します・・・・・資金的な問題で安物で間に合わせ的な意味で・・・・・・

耐久性に関しては疑問だが、届かないよりかはマシだろう。
ホイールに関して不安だったのが、ネットにある情報だとディスクのボルト穴の深さが足りない・ネジ山の精度が悪いという事だが、意外にもネジ山も綺麗だったけど念のためタップを立ててボルトをセットすると難なくボルトも収まりました。
・・・・・まあ、こういうアジア製の製品を使うならある程度の工作技術・工具の知識が無いと悲惨な事になるでしょう、こういった作業に自信の無い御仁は素直に新型KSRの純正アルミホイールの購入をお勧め致します。
フロントもキッチリと組み込み完了!
時間にして買出し含めて約4時間、まあ貧民サンデーメカニック?にしては上出来かと、また!今回の作業に関しては特殊工具等は一切使用しておらず財布に優しい内容であります。
それにしても、KSRのホイールといえばシルバーかブラックが大半を占めていますがゴールドはなかなか個人的にはインパクトがあって良い選択だったと思われる。
ただ・・・・・ネットの情報にもあったようにスイングアームにスタンドがキッチリ当たったりします・・・・と言っても乗ってる時にはサスが沈みこんでいるので干渉はしないけど。
今回の改修作業でかなりビジュアル的に良い感じになってきたが、性能的に変化が出たかどうか違いが判らない生き物が乗っているのが最大の難点でもある。