『11年目のSONNET』本編終了後のお話ですが、未読でも大丈夫です。

時系列としては、スピンオフ『テリィVSアルバート』の数カ月後です。

こちらを復習してからの方が理解が深まりますが、未読でも支障ありません。

 

※途中YouTube動画がありますので、再生しながらお読みください。

 

 

 

11年目のSONNET

スピンオフ

 

おめでとう!2

 

★★★

 

100年前の空気が厳かに流れているようなグランチェスター公爵邸。

本日午前、それをかき乱すような熱波がアメリカから渡来した。

 

 

「それでね、その珍しい熊はかなりの割合で双子を出産するんだが、元気そうな一頭を早々と選びもう一頭は見捨てるそうだ。何故だか分かるかい?」

「アルバート、、、さん」

テリィは延々と続く動物の出産話に耐えかねた。

(僕が話したいのはキャンディについて、なのですが・・)

「ウィリアム様、白黒の熊の話はほどほどに」

同席していた秘書ジョルジュがテリィの意をくむように口を挟むと、一瞬客間の空気がひんやりした。

「ジョルジュ、熊は人と同じ哺乳類だよ」

「キャンディス様は霊長類です。出産の話をするなら猿かゴリラの方が宜しいのでは」

ジョルジュの助け舟に若干のズレを感じたテリィだったが、口には出さない。

「ゴリラの出産の話は前回来た時にしたんだよ。テリィ、覚えているだろ?」

「――ええ」

(・・全く覚えていません。右から左へ抜けました)

「違います、ウィリアム様」

ジョルジュは手に持っている手帳をパラパラとめくり、「前回はゴリラの寝相といびきについてです。出産の話しには及んでおりません」ときっぱりと言った。

記憶違いはビジネスマンにとって命取りになりますよ、とでも言いたげな厳しい口調だ。

「そうだったかな?すまなかったテリィ、ゴリラの出産について聞きたいのかい?」

「い、いいえ、、、僕はキャンディの――」

「キャンディの出産については、三人の医師が付いているんだ、そちらに聞いてくれたまえ」

――そうでしょうとも。

この時間は全く無駄になったのか、とテリィが息を吐いた時、歩くブリタニカ事典の異名を持つアルバートは何かを思い出した。

「ああ!そうそう、聞くところによると人の出産は」

テリィの喉がゴクリと鳴った

「鼻から――」

「鼻?」

「スイカだそうだ」

瞬間、テリィは青ざめた。

花鳥風月の感性はシェークスピアで慣れてはいたが、いとも簡単に超えてくるアルバートの比喩。

(――出せるのか?鼻の穴から)

振り回されるテリィをよそに、アルバートは腕時計に軽く目をやりながらソファから立ち上がった。

「おっと、もう移動する時間だ」

「そろそろキャンディの検診が終わる頃だと思いますよ」

引きとめるようにテリィは言ったが、アルバートはスーツの上着を肩に掛けながら微笑んだ。

「遅れると信用問題に関わるからね。それが済んだらまた寄らせてもらうよ」

「ロンドンに着くなり仕事ですか?」

「おいおい、今はサマーバケーション中だよ」

「ではどちらへ?スコットランドですか?」

「ブルーリバー動物園だよ。飼育員のアルバイトをするんだ」

テリィはこらえた。とにかくいろいろこらえた。

「シャバーニ(←イケメンゴリラ)とカンパネルラ(←野良猫)は元気だと思うか、ジョルジュ」

「測りかねます」

私情を一切挟まない秘書の中の秘書ジョルジュ。

「約束の時間に遅れます。急ぎましょうウィリアム様」

その柔軟性は尊敬に値する。

ジョルジュは手帳をパタンと閉じるとアタッシュケースを持ち上げ、弾むような足取りのアルバートの一歩後ろに付いて、グランチェスター家をあとにした。

 

 

 

拠点をロンドンに移しているRSC。

他の劇団と稽古場をシェアしてる関係で、その日も午後からのゆるいスケジュール。

鏡台の前に置かれた数通のファンレターをぼんやり眺めていると、

「よう、テリィ!キャンディの調子はどうだ?そろそろ臨月だろ?」

同じ楽屋を使う相棒のジャスティンが入って来た。

「多胎児だからね、いつ陣痛が来てもおかしくないと言われたよ。まだちょっと小さいけど」

「知ってるか?熊は半年間も妊娠期間があるのに、赤ちゃんの大きさはこのぐらいらしい」

ジャスティンはこぶしを突き出し、人の胎児は熊より遥かに大きいのだと、テリィを励まそうとした。

「・・・熊?」

(哺乳類か。せっかくなら霊長類の話の方が――)

どこか上の空のテリィの様子に、雄弁家のジャスティンはこのままでは終われない。

「熊は冬眠中に妊娠と出産をするんだ!眠っているのに妊娠するって凄くないか!?その理由は」

「いや、、その話はいい」

(これ以上、熊の知識は要らない)

鏡に映るテリィの顔は疲れ切っている。ジャスティンはピンときた。

「・・どうしたテリィ、不安なのか?――もしかして、あの大富豪の養父か?」

相変わらずイノシシ並の嗅覚を持っているジャスティン。

「――仕事で今朝イギリスに」

(動物園、、とは言いにくいな)

「だからあの養父は怪しいって言ったんだ。こんな時期に来るなんて、まさか出産に立ち会うつもりなのか!?」

「誤解だジャスティン。アルバートさんはキャンディに会いに来たわけじゃない。アルバートさんは・・仕事で――」

(シャバーニとカンパネルラに・・)

口ごもるテリィを見てジャスティンは追及を止めた。不安を煽るのはよくない。

「・・公演の見通しも立たないし、俺、映画のオーディションを受けようと思うんだ。テリィもどうだ?」

「出産が済んでから考えるよ」

屋台骨である劇場が焼失した今となっては、劇団も団員の副業を認めている。

「このガラ空きのスケジュールを活かさない手はないぜ?ナイルも家業を手伝っている」

その時だった。噂をすれば影とばかりに

「ジャスティ―ン、テリィ―!実家からの差し入れだ、冷やしておいて後で食おうぜ」

ナイルが超御機嫌な様子で楽屋のドアを開けた。

腕に抱えているのはまん丸のスイカ。どうやら家業は農家のようだ。

テリィは吸い寄せられるようにスイカを奪い、無意識に鼻先まで持ち上げた。

(・・・無理だろ、絶対無理。鼻からどうやってスイカを出すんだよ)

「・・・何をやってるお前?」

スイカで筋トレしているようなシェークスピア・アクターの姿に、ナイルとジャスティンは眉をひそめた。

情緒不安定だという事は理解した。

ポンとテリィの肩を叩いたジャスティンのヘーゼルの瞳は同情的にキラキラ光っている。

「大丈夫だ・・!父親になる時は誰だって不安だよな。お前しばらく休め」

「何をっ」

「いいから休め。今が公演中じゃなかったことを神に感謝しろよ」

テリュース・グレアムは妻の出産で頭がいっぱい――

そんなト書きが台本に書き加えられたように、その日テリィは団員達から温かい声を掛けられた。

「ついていておあげなさい」

「スイカは餞別だ、持っていけ!」

「台本だけ渡しておこう。オーディションの日が決まったら連絡するよ」

監督から渡された新しい台本のタイトルは『じゃじゃ馬ならし』。英原題:The Taming of the Shrew)

「馬・・動物――」

どこにいても、休まる気がしない。

 

 

 

「スイカの食べ過ぎでお腹が冷えたのかしら?さっきからお腹の調子が変だわ・・」

ベッドに寝そべりながら、キャンディは大きくなったお腹をさすった。

「そうなのか?」

窓を閉めようとしていたテリィは、キャンディの元へ駆け寄った。

バルーンのように膨れ上がったキャンディのお腹は、爪が当たっただけで破裂してしまいそうで、テリィは手の平で軽く撫でながら「スイカ、美味しかったか?」とお腹の二人に話しかけている。

「・・・テリィ、もう名前は考えたの?」

「いいやー―・・顔を見てから決めようと思って」

「そうなのね・・」

「君は?何か考えた?」

「私は――、テリィが付けてくれるなら何でもいいわ」

キャンディは甘えるように両手を広げ、ベッドサイドでひざまずくテリィを首元に呼び寄せた。

「あのね・・。アードレー家の男子はみんなAで始まる名前を付けるんですって。アルバート、アーチー、アリステア、それから――」

「アンソニーか」

キャンディは若干遠慮がちにコクンと頷いた。

(もし・・あいつが生きていたら)

俺とキャンディは出会わなかった。・・そして、キャンディのお腹の子はアンソニーの子供だったかもしれない。

考えても仕方が無いと思いながらも、テリィは考えてしまう。

「アルバートさん、大おばさまが企てた縁談を破談にする為にこっちに逃げてきたみたいよ。私の子供を養子に迎えるつもりだから、結婚は必要ない、なんて言ってるの」

「冗談言うなよ、グランチェスター家の跡取りはどうなる」

「テリィとキャンディなら、子供をたくさん授かれるだろうから、一人ぐらい回して欲しいって」

言いながら、キャンディは顔を赤らめた。

「犬だと思われてるな」

テリィはクックと笑った。

「俺の子供は将来アードレー家の跡継ぎになるのか。――それも悪くない」

「なら、名前にAを付けなきゃね」

キャンディはいたずらっぽくウインクする。

「ところで、ニールはのけ者?」

二人揃って同じことを言ったら最後、可笑しくて笑いが止まらなくなった。

 

「・・なんだか、やっぱりおかしいかも・・これ陣痛なのかしら?」

お腹をゆすったからなのか、キャンディは不安を口にした。

「えっ――」

一気に緊張感が増したテリィは、「ドクターを呼んでくる。安静にしてろ!」と早口で言うと、部屋から出て行った。

 

 

「間違いありません。始まっています」

妊婦とさして変わらないお腹のドクターボリスは、超音波のモニターに向かってつぶやいた。

「胎児は狭いスペースをフル活用するような体位をとっています。第一児は頭位、第二児は骨盤位、いわゆる逆子です」

これはマズいですね、とでも言いたげな緊張感のある声。

「・・何か問題でもあるのか?」

「このままですと第一児は頭から、第二児はお尻から産まれる、ということです」

「それが?」

「リスキーだということです。おそらく第一児の分娩の後・・・」

「――なんだよ!」

考え込むようなボリスの言葉にテリィは言葉を荒らげた。

「陣痛は収まってしまうかもしれません」

「はぁ?なんだよそれ、そんなことがあるのか!?」

「はい。双子でも、誕生日が同じになるとは限りません。数日後に改めてというケースもございます。その間に、胎児が逆子ではなくなることをお祈りして・・無理なら、二人目は帝王切開になることも。今、それを選ぶという選択肢もございます」

今頃そんなヘビーな知識などテリィの頭には入ってこない。

「キャンディの体にメスを――?」

――美しい肌に、ほくろ一つ無い白い肌に。

「妊婦と胎児の命を最優先しなければなりません」

重い言葉に、テリィは一気に不安になった。

「大丈夫よテリィ。ボリス先生、自然の流れにお任せします。後の子は、後に考えます」

看護婦であるキャンディは予備知識を持っていた為か冷静だった。

医師団はもちろんこのような事態は想定内で、グランチェスター家の一室はさながら簡易手術室に様変わりしていた。

「心配しないで、私には最強のお守りがあるから」

キャンディは胸の十字架を指さして「ほら、ポニー先生とマリア様がここに」とウインクした。

徐々に強くなる陣痛の波を傍で見ているテリィは、何をしたらいいか分からなかった。

真夏の暑さを少しでも和らげてあげようと、風を送ったり妻の額の汗をぬぐったり。

時折、祈るような気持でキャンディの胸元の十字架を握る。

そんなテリィを気遣うように、キャンディは微弱な陣痛の間に声を掛けた。

「赤ちゃんはね、陣痛の波に乗ってこの世界へ来るの。私と赤ちゃんの共同作業だと思えば、、、あ、また来た、、いたぁ~」

心血注ぐ母子の共同作業に手を貸せない無力さを感じながらテリィは言った。

「――俺にできることは?」

「・・手を握ってて欲しい」

「もっと言ってもいいんだぜ、パイを食べたいとか、宝石を買って欲しいとか」

キャンディが頑張れる為には何でも叶えたい気持ちになっていた。

キャンディはハァハァと陣痛の痛みを逃がすような呼吸を行いながらかすれた声で言った。

「じゃあ、アイスクリームが食べたい」

「分かった」

「5個」

「分かった、、、」

「本当に分かってる?」

「君が食べたい物は分かった。でも、アイスだけは無理だ。溶けちまう」

「それならチーズケーキ。レイン先生のチーズケーキと同じ味の――マダムコレットの」

「、、、夜中に店は開いてない」

「じゃあ――」

お菓子のリクエストがどこまでも続く。

「キャンディ、食い物以外で頼む」

「そうね、寝そべりながら食べるのは行儀が悪いわね。それなら、セリフを言って」

「セリフ?誰の?ハムレットか?生きるべきか死――」

(ダメだっ、、この先は言うな、テリュース!!)

テリィはこらえた。

「ちがうわ、ロミオとジュリエットのセリフよ。バルコニーで愛を語るシーン」

キャンディはここぞとばかりに一番のリクエストをした。

テリィはお安い御用だと身を乗り出し、最も有名なセリフを情感たっぷりに唱えた。

「名前が何だというのだ!スウィート・キャンディ・・別の名前で呼んでも、甘い香りは変わらない」

「ダメよ、そこは名前が重要よ」

「ターザンそばかす、別のあだ名で呼んでも、おてんばは変わらない」

「そのあだ名は要らないわ」

陣痛の痛みを和らげるようなテリィの戯言。

「君が聞きたいのはロミオのセリフじゃないだろ?」

ドクターボリスの他に産婦人科医と外科医、それに二人の看護婦がいたが、テリィは構わなかった。

「愛してるよ、キャンディ――」

繰り返し繰り返し、祈る様な気持ちで耳元に声を掛ける。

 

だから、どうか無事に・・・

 

【※再生しながらお読みください】

 

 

When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom,
Let it be

 

私が困難の中にある時

聖母マリアが来てくれて

知恵ある言葉を授けてくれる

神に委ねなさい、と

And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom,
Let it be

 

そして私が暗闇の中にある時

聖母はわたしの前に立って

知恵ある言葉を授けてくれる

委ねなさい

Let it be  Let it be
Let it be Let it be・・・

 

(翻訳:フェイスりさ)
 

 

オギャーーーー

長い夜が終わりを告げ地平線の彼方に朝陽が上る頃、第一子が元気な産声を上げた。

しかし、黎明(れいめい)の泣き声に酔いしれている暇などなかった。

医師団はこれからが本番とばかりに息を詰めてモニターを見つめている。

「・・どうですか、先生」

テリィとキャンディは同じ言葉を口にした。

胎児は全く産まれるつもりがないのか、妊婦の腹の中でのんびりしている姿が映し出されている。

逆子は変わらない。

一度収まってしまった陣痛はしばらく待っても始まらない。

「では、やりましょう」

医師団が何かを決意した瞬間、「いたたたたた!!」キャンディの悲鳴に近い声が上がった。

先ほどまでの分娩の痛みとは違う声。

「ボリス、何をやっているっ!」

キャンディの身体の上に馬乗りになっているようなボリスを見て、テリィは阻止するように言った。

「胎児の位置を動かしています―」

まるで最後の生クリームを絞り出すように、強い圧でお腹を押されている感覚にキャンディはパニックになった。

「ゥぐっ、、な、何!??」

「下がった」

「―――い、、いたい―っ!!」

「よし、掴んだ」

「おい、何をしているっ!」

「次、回転させろ」

「押せっ」

「出たぞ!」

 

気が付くと、二人目が産声を上げていた。

嵐の大洪水が一斉に引き、オリーブの葉をくわえた鳩が箱舟の前に突然現れたようだ。

「私、何もしていないのに・・・産まれちゃったの?」

キャンディとテリィは、いったい何が起こったのか分からなかったが、何やら医師団は「奥の手」を使ったのだと分かった。

 

キャンディのお腹に傷跡は残らなかった。

 

「おめでとうございます」

全身の力が抜けたように床に座り込んだテリィの元に、先に産まれた子供がおくるみに包まれて運ばれてきた。

戸惑いながらも受け取ったテリィは、自分が父親になったのだと初めて感じた。

「・・・女の子・・」

なんと小さく、はかなげな命。なのに、この重みはなんだろう。

(俺と同じ栗色の髪――)

「どう?初めて見た生まれたばかりの子供は。どうせ猿みたい、って言うんでしょ」

キャンディの口調はいつもと変わらなかったが、その柔らかな表情はいつの間にか聖母のほほえみになっている。

「いや・・かわいいよ、とても」

――かわいい。こんなにかわいいものなのか。

窓から差し込む陽射しに目を向けると、神々しい光が琴線となりテリィの瞳の前に涙の虹を掛けた。

「・・・・アイリス・・」

テリィはフッと降りてきた名前を口にした。

「――虹?外に虹が掛かってるの?」

キャンディは不思議そうに言った。

「・・ああ、この子の名前はアイリスだ」

キャンディはにこっと笑った。

「はい、こちらは男の子ですよ」

後から生まれた子を看護婦から手渡されたキャンディは、安堵の瞳でその子を見つめた。

「まだ生まれたくなかった?・・ふふ、ようこそこの世界へ」

金髪、青い瞳――

「・・アイリスとは違うわね」

「女の子に見えなくもないな」

天使を抱くキャンディの姿は、どこかで見覚えがある気がした。

(・・・ああ、そうか)

初めてアードレー家を訪れた時に見た肖像画だ。

幼いアンソニーを抱いた、ローズマリー。

 

 

(・・・アンソニー・・なのか?)

「え・・?何て言ったの?」

僅かに呟いたようなテリィの声に、キャンディは耳をそばだてる。

「アン・・・」

――いいや、俺とキャンディの子供だ。

「・・ディ・・」

「アンディ?」

「・・・・・フっ」

何故かテリィは愉快な気分になった。

頭文字にAを付けるつもりなど、今の今までなかったのに。

「――そうだな、男の子はアンディ・ウィリアム。命のリレーだ」

 

「おめでとうございます!テリュース様、キャンディス様」

その日グランチェスター家は、おめでとうの声がやまなかった。

 

 

 

 

 

 

おめでとう!2

 

(完)

 

。。。。。。。。。。。。

ワンポイントアドバイス

 

出産シーンは「骨盤位・横8式上肢解出術」を表現しています。何だそれ・・

気分が悪くなった方がいらしたら申し訳ありません。🙇‍♀️

現在妊娠中の方は不安を感じませんように。

 

ノアの方舟(はこぶね)の漢字、作中では箱舟と表記させていただきました。

 

子供達のエピソードは「エピローグ★」にも掲載されています。

 

次のスピンオフはこちら★です。

 

スピンオフの目次はこちら★です。

 

イケメンゴリラシャバーニのイメージ画

 

本人じゃん

 

The Beatles の『Let it be』の訳について 

フェイスりさ様の訳をご本人の許可を得た上で掲載しました。

作詞者のポール・マッカートニーはカトリック信者であることから、今回のお話にはこの訳が一番しっくりくると感じました。解説はこちら⤵

 

 

©水木杏子/いがらしゆみこ 画像お借りしました

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