激録!!双子密着24時 ~涙と笑いの育児物語~

双子ならではの悩みや喜び、
試行錯誤の中で発見した裏技、お世話テクニック
そして育児を通して経験する様々な感情の渦を
面白おかしくお届けしていきたいと思っています。

イクメンを目指す旦那さまの奮闘、
男の人目線での育児情報も発信していきます。

■登場人物紹介
父…双子の父親
母…双子の母親
Pana(仮)…双子の女のコ。ゴーイングマイウェイ。
Alta(仮)…双子の男のコ。ゴーイングマイペース。

初めて当ブログに訪れた方や、何度か当ブログにお越しいただいている皆様。

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自宅篭城

先日ちょっとした事件がありました。

父母と双子4人で外から帰ってきた時、
双子たちが自分で鍵を開けたいと言うので
おとなしく鍵を渡してドアの外で待機していました。

すると、無事に鍵を開けた双子達は、
素早く部屋に入り、すかさず内から鍵をかけて、
ご丁寧にドアロックまでしてしまった!

もう一つ鍵を持っていたので、外から鍵は開けられたのですが、
当然ドアロックが開けられません…。

ロックできたのなら開けることもできるでしょ!と甘く考えていた父母は、
ドアの隙間からドアロックを開けるようお願いしてみたのですが、
双子達は、ガチャガチャとロック部分に触ってみるものの
「硬い。できない。」と絶望的な台詞を吐きました。

そこから阿修羅面怒りの形相で、ドアの隙間から開け方を説明したり、
リビングから椅子を持ってくるよう指示して、
椅子に登って2人で一緒に開けてみて、と言っても
「できない~!!開けて~!喉乾いた!お腹減った!」と泣き出す始末。
Altaに到っては、すっかりやる気をなくして遊んでいる模様。

これはヤバイ…と焦る気持ちとイライラする気持ちを必死で抑えつつ、
せいいっぱいの作り笑いを浮かべて優しげに
「もう1回やってみて?これ開けてくれないと、お父さんもお母さんも入れないよ?」
と言い聞かせてみるのですが、やっぱり何度チャレンジしてもできません。

こでは、ドアの外から必死の説得を試みる、
ネゴシエイター気分に浸っている場合ではありません。

本気でヤバイ事態では…?と危機感を覚えた父は、
マンションの管理会社に電話してみたのですが、
管理会社もこのような事例は初めてです、と戸惑っていたようです。

最終手段としては、専門の業者に連絡してチェーンを切断してもらうしかない
という話になり、これはいよいよ大事になって参りました。

なにか他に良い方法はないものかと考えた結果、
どうやらドアロックの接続部分が硬くて開けられないようなので
オイルをさせば開けられるのではと思いたちました。

また、ドアの隙間から携帯を差し込み、内側からカメラ撮影してみると
ドアロックはネジでドアに固定されているようです。
隙間からドライバーを差し込んで、ネジを外すことができれば
ドアロックを取り外すことができるかも!!

オイル作戦とドライバー作戦、二筋の希望が見えてきました。
どちらか一つは成功すると信じたい。
早速、父がオイルとドライバーを買いに走ります。

その間も、Panaは泣きべそをかきつつ、ドアの前で右往左往しています。
Altaはもう、何度呼んでもドアの前に来てくれません…。

ここで、締め出し事件発生から1時間ほど経過。

その後、ドライバー作戦で無事にドアロックを外し、
数時間ぶりの我が家に入ることができました。

おお、これぞ我らの城!!心の底からただいま!!

すっかり飢えた家族4人は、貪るようにチャーハンを喰らい、
ようやく日常生活に戻ることができました。

しかし必死の説得劇がご近所さんに聞こえていたかと思うと
枕に顔を埋めてジタバタしたいぐらい恥ずかしいです。

そして、こんな簡単にドアロックが外せてしまうのなら
防犯としてはどうなんだろう…と、一抹の不安が残る結果となりました。

■父のつぶやき

父「がんばって開けてな!」
Alta「じゃあ、ピンポン押してー」

ピンポーン♪

父「押したよ!開けて!」
Alta「もっかいピンポン押してー」

ピンポーン♪

父「ほら、押した!がんばって!」
Alta「うーん、できないわー。ピンポン押してー」

子供がやることだからしょうがない・・・とは心の隅で思いつつも、
この時はイライラが頂点に達してしまいました。
まだまだ修行が足りないようです。

鬼の棲む家

以前、双子たちがフックブックローのOP曲を
畏怖しているという話を書きましたが、
時の流れとともに、その効力もさっぱり消え失せてしまいました。

寝かしつけの時にも、はしゃぐ双子を抑止する術もなく
ただただ「静かに!」「もう寝なさーい!!」と怒鳴るしかなく、
何かよい方法はないものかと思案していました。

そこに颯爽と登場したのが鬼の存在です。
実際のところ、鬼というものが何なのか、
双子たちはさっぱり分かっていないのですが、
何か悪いことをするたびに迫真の演技で
「鬼さんが来るよ…」「鬼さんのところ行こうか…」と
洗脳を続けたところ「怖い怖い!」と言うようになりました。

しかし、鬼の設定の練りが甘く、父と母でお互い行き当たり
ばったりの威嚇を繰り返していたため
設定がブレブレになってきました。

・父と懇意にしており、電話一本でかけつけてくれる
・常に我が家のクローゼットに待機している
・夜になると、我が家のリビングで家族団らんをしているので、
 ベッドで騒いでいると怒る
・たまに窓がらのぞいて、ちゃんと寝ているかチェックしている
・怒ると子供を頭からバリバリとかじる
・うちと同じく、子育て中(躾に厳しい)
・鬼さんちの子供も、悪いことをすると頭からかじられるらしい
・懇意にしているとはいえ、これ以上怒らせると、父でもかばいきれない
・最悪の場合、鬼さんちの子になることも有り得る
・母も鬼さんが苦手なので、来られると困る

頭からかじるという設定以外は、
ただの近所のおじさんでもいいような存在です。

すっかり収拾がつかなくなってしまった鬼さんですが、
まだ当分は使えそうなので、矛盾点を指摘されるようになるまでは
設定を派生させ楽しんでいきたいと思います。

それでいて、効果はてきめんです!

■父のつぶやき

今は矛盾点満載でも効果がある鬼作戦ですが、
子どもたちの知恵も予想以上のスピードで
ついてきているので油断できません。

先日も、Altaが空気清浄機を指差し
「これ(電源を)切っていい?」と聞いてきたので、
(フフフ、馬鹿め。人生経験が浅い君はまだ知らないだろうが
これにはチャイルドロックという機能があり、
どのボタンを押されてもこちらは痛くも痒くもないのだよ…)と、
内心ほくそ笑みつつ「いいよー!」と言うと、
慣れた手つきでチャイルドロックボタンを長押しして解除。
そして電源を切って「できたー!」と勝ち誇った表情。父あんぐり。

子どもは親が思っている以上に親の行動をしっかり見ているようです。
普段何気なくしている行儀悪い行動も真似されるかもしれないので
家の中でも気を引き締めなければいけないなと思いました。

おかあさんといっしょ スペシャルステージ2012

先日、初のおかあさんといっしょコンサートに行って参りました。

生おにいさん、生おねえさんに会える…!と思うと、
チケットを取った時から、武者震いつつ日々を過ごしておりました。

思い起こせば、若い頃、熱心にジャニーズを追いかけていた時期がありました。
季節の節目にあるコンサートにかける意気込みは大層なものでした。

さすがに巨大なうちわやボードを作成していたあの頃の情熱はありませんが、
その時のワクトクする甘酸っぱい気持ちを久しぶりに思い出しました。

双子たちはというと、最近ようやく「ミーニャ!」「メコブ!」と、
ポコポッテイトのキャラに興味を持ち始めたようです。
なぜかムテ吉はあまり呼ばれません。まれに「ムメミチ」と言っています。

場所は大阪城ホールだったのですが、双子を連れて電車で行くには遠いので
車で行くことにしました。

駐車場が心配だったのですが、案の定、周辺のコインパークは満車だらけで、
道も駐車場待ちの行列で渋滞。

これはヤバイかも…と彷徨って焦っていた時に、
ホールから少し離れた、比較的待ち行列が少なかったコインパークに
無事に停めることができました。

当たり前のことですが、ホールの周辺は子連れのファミリーでいっぱいです。
ベビーカー預かり所があったりと、通常のコンサートにはない雰囲気です。

グッズ売り場も大盛況でしたが、幸いまだ「買って!!」と言う年頃ではないので
サラッと流して中へ。

今回アリーナ2列目という、幸運な席だったので
椅子ではなく相撲の桟敷席のようなシート席でした。
子供を膝に抱っこして座るのに、ちょうどいい感じです。

近くで見るだいすけおにいさんは、思っていたより小柄でかわいく、
たくみおねえさんも、テレビで見るよりもっとかわいかったです。

最初は場の空気に圧倒されて緊張気味だった双子たちも、
聞きなれた大好きな歌のオンパレードに、だんだんノリノリになってきました。

周囲を見てみると、自作うちわを持ったお母さんが多くてビックリです。
私と同じく、昔ジャニーズの追っかけで慣らしたのでしょうか。
もしかしたら、20年前にも大阪城ホールで一緒にいたのかもしれません。

子供そっちのけで、だいすけおにいさんに必死で手を振るお母さん、
付き添いできただけ感がハンパない、微動だにしないお父さん、
いろんな家庭があるなぁ…。

ちなみに、うちの父はPanaと一緒にノリノリで歌っていました。

ヘタなアーティストより競争率がすごいという、おかさんといっしょのコンサート。
次回もチケットがとれるように、日々善行を積まなければ…。
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