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旅の窓

『gooブログ』から記事の引越しが終わりました。只今、テーマの分類作業中!

【但馬牛 牛めし】(姫路駅)
                        2025.9.5投稿
                                          

2025年(令和7年)2月29日
  スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入

   価格1,201円  
                   [製造元]まねき食品(株)

 牛のイラストと商品名が書かれた掛紙(スリーブ)です。
 「但馬牛」には、「TAJIMAGYU」というローマ字のルビが付いています。牛そのものは「たじまうし」、お肉としていただく時は「たじまぎゅう」になるそうです。


 透明な蓋が付いた発泡材に入ったプラスチック容器(11.0㎝×20.5㎝×5.5㎝)です。


 だし飯の上に、但馬牛のすき焼き風甘辛煮(ゴボウ・玉葱・舞茸・えのき)が三分の二ほど載って、その上にししとうの素揚げが添えられています。
 残り三分の一には、小松菜漬と金平こんにゃくが載っています。
 脇には、大根なます・沢庵・きゅうりの生姜漬が添えられています。




 現在も販売されていて、公式ホームページに次のように案内されています。
但馬牛牛めし弁当 1,350円(税込)
 甘辛くすき焼風に炊いた但馬牛肉を、しっとりやわらかくお召し上がり頂けます。
 アレルギー:小麦・さば・牛肉・りんご・大豆
 AM 6:00可



 地元スーパーの駅弁大会で購入しました。

                                          

 製造元のまねき食品は、1888年(明治21年)創業で、店名を「まねき」としたのはお客様を「おまねきする」と言う意味に由来するそうです。
 翌1889年(明治22年)には姫路駅構内で我国で最初に経木の折箱に入れた「幕の内弁当」とお茶の販売を開始しています。
 当時の『幕の内辨當』の写真が、公式ホームページで紹介されています。


 そして、1949年(昭和24年)には、姫路駅ホームで和風だしに、かんすい入りの中華麺を合わせた『えきそば』の販売を開始し、現在に至っています。
 誕生秘話として、公式ホームページで次のように紹介されています。
 戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来る物として、姫路駅で麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんの様なものを作り、和風だしでうどんの様なものを試作し販売致しました。
 しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
 これが”えきそば”の誕生です。

 6時頃の羽田空港と当地です。


 当地は晴れ、気温は18.9度です。


 『日中』も晴れ、最高気温は27.4度でした。
 秋の訪れを、肌で感じるようになりました。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「万願寺唐辛子とオクラの煮浸し、鴨葱、竹輪キュウリ・赤しその佃煮・きゅうりの辛子漬け・身欠き鰊の醤油漬け(沢庵・ピーマン)」「冷や奴(大葉のナムル)」

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【JR貨物コンテナ弁当 明石の鯛めし編】(新神戸駅)
                     2024.2.9投稿
                     2025.9.4第2版投稿
                                          

2023年(令和5年)6月1日
 お土産として頂いたもの

  (東京駅「駅弁屋 祭」で購入 価格1,600円)
                      [製造元](株)淡路屋

 

 ネーミングの通り「JR貨物コンテナ」をモチーフにした箱に入っています。




 容器は、鉄道コンテナ輸送50年記念として50個だけ作られた特別塗装の19形式コンテナを約1/24に縮小し再現した物になっています。


 箸も伸び縮みするもので、コンテナの中に収まっています。


 明石の名物料理である「鯛めし」です。
 鯛入り炊き込み御飯の上に、鯛ほぐし身煮、枝豆と人参の入ったひじき煮、海老煮、蓮根の酢漬け、鯛の塩焼きが2切れ載っています。





 

 2022年(令和4年)1月1日に発売を開始した人気の「コンテナ弁当」の第二弾で、2023年(令和5年)1月7日に発売を開始しました。
                                           

2025年(令和7年)3月29日
 スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入 
  価格1,781円

                      [製造元](株)淡路屋
 前回購入時と価格以外変更点はありません。








 本来、ここに入っているべき大事なものがありません。
 単なる入れ忘れだと思いますが…


 参考写真のように、中蓋の上に組み立て式の箸が入っていなければいけないのです。
 この組み立て式の箸は、決して使いやすいわけではありませんが、旅先ではこれが入っていないと困ります。








 現在も販売されていて、公式ホームページには次のように案内されています。
JR貨物コンテナ弁当 明石の鯛めし編  1,780円(税込み)
 JR貨物コンテナをモチーフにした弁当箱の駅弁。その名も「JR貨物コンテナ弁当」。鉄道コンテナ輸送50年の記念として50個だけ作られた特別塗装の19D形式コンテナ待望の第二弾は「明石の鯛めし編」。明石の名物料理である「鯛めし」を盛りつけました。



 地元スーパーの「駅弁大会」で購入しました。

                                           
 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたようですが、2022年(令和4年)現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・垂水駅・鶴橋駅だけのようですが、委託販売が行われている駅は大阪駅、新大阪駅、京都駅、東京駅、上野駅、新宿駅、大宮駅、千葉駅、城崎温泉駅、岡山駅、小倉駅、博多駅など数多くあります。
 また、2022年(令和4年)には東京工場が稼働し、2023年(令和5年)9月22日には初の首都圏直営店舗を「ラゾーナ川崎プラザ」内に直営店を出店しています。
 なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
  『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。