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旅の窓

『gooブログ』から記事の引越しが終わりました。只今、テーマの分類作業中!

【銀ダラとかれいと穴子寿司の合いのせ膳】(小田原駅)
                        2025.10.7投稿
                                                  

2025年(令和7年)10月1日 
 東京駅「駅弁屋 祭」で購入 価格1,430円

                    [製造元](株)東華軒

 高級感を感じさせる黒と金を背景に使い、商品名とイメージ写真が載ったデザインの掛紙(スリーブ)です。


 発泡素材の中に3つに仕切られたプラスチックトレーが入った容器(10.9㎝×20.5㎝×4.0㎝)に透明の蓋せてあります。


 お箸・楊枝・おてふきのセットは蓋の上ではなく、中のセロファンの上に載っています。


 一般的には、商品名の順に並んでいるのですが、この駅弁は順番通りではないのです。
 左は、茶飯の上にアブラカレイの照焼・人参煮・広島菜漬が載っています。
 中は、茶飯の上に銀ダラ西京焼き・錦糸玉子・わらび煮・梅干・はじかみ生姜が載っています。
 右は、酢飯の上に桜海老さくら刻み海苔を散らし煮穴子を載せています。


 

 この駅弁は『駅弁味の陣 2025』にエントリーされています。




 現在も販売されていて、公式ホームページでは次のように紹介されています。
銀ダラとかれいと穴子寿司の合いのせ膳 1,430円
商品特徴・コンセプト
 銀ダラ、アブラカレイ、穴子。三種の魚料理をご飯とともに少しずつ楽しめる、肴づくしの膳です。
 銀ダラ西京焼には梅干やわらびを添えて香りよく、赤酢めしは桜海老と煮穴子でちらし寿司風に。
 アブラカレイは照り焼きに仕立て、広島菜と花人参で見た目にも華やかに仕上げています。
 魚の味わいを変化をつけて楽しめる、飽きのこない構成が特徴です。
お品書き
 茶飯・赤酢めし・銀ダラ西京焼・アブラガレイ照り焼・煮穴子・錦糸玉子・花人参・わらび煮・桜海老甘煮・梅干し・広島菜漬け・はじかみ生姜。


                                           
 製造元の東華軒の創業は、東海道本線最初の駅弁とされる国府津駅構内で竹の皮に包んだ握り飯を販売を始めた1888年(明治21年)7月1日。
 その後、小田原駅開業と同時に小田原駅でも販売をはじめ、現在は本拠地を小田原に置いています。

『駅弁味の陣2017』で『御鯛飯 復刻版』が「掛け紙賞」を受賞。
 ※現在は販売されていません。

 6時頃の羽田空港と当地です。


 当地は曇り、気温は17.6度です。


 『日中』も曇り、最高気温は20.0度でした。


 今日は「中秋の名月」ですが…「月に叢雲」でした。


 こんな「中秋の名月」を期待しました。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「じゃが芋の南瓜和え・ポテトサラダ、鶏肉のみぞれ和え、大根の塩昆布漬・オクラグラッセ・大根と人参の炒め煮・牛蒡煮・鮭のハラス焼き・大根おろし」

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【地球の歩き方監修 兵庫弁当】(岡山駅)
                        2025.10.6投稿
                                           

2025年(令和7年)9月29日
  東京駅「駅弁屋 祭」で購入 価格1,480円  
       
                   [製造元]まねき食品(株)


 2025年(令和7年)8月28日発売の『地球の歩き方 兵庫 2026~2027』とのコラボ駅弁で、『地球の歩き方 兵庫』の表紙がデザインされた掛紙(スリーブ)です。




 掛紙(スリーブ)を外すと、透明な蓋にお箸が載った発泡材の容器(17.0cm×11.5cm×4.0cm)が姿を現しました。
 人参の位置に注目!


 商品イメージ写真とは上下逆に、掛紙(スリーブ)に差し込んだようです。

 姫路城の天守がひっくり返っています。
 何かとお忙しいまねき食品さん、これもご愛敬。このまま頂きました。
 「まねきのえきそば」のだし汁を使って炊いただし御飯の上に、「但馬牛肉」とゴボウ・舞茸・えのきの甘辛いすき焼き風煮・ししとうの素揚げ・焼き穴子・淡路島産の玉葱煮・「瀬戸内しいたけ」煮・天守に型抜きされた人参煮がのって、キュウリの漬物が添えられています。




 『グリーン車と車内販売・駅弁』の旅2日目の夕食用に、『大阪・関西駅弁フェア』が開かれていた東京駅「駅弁屋 祭」で購入しました。


 関係機関などでは色々紹介されていますが、製造元の公式ホームページには掲載されていません。
 ただし、Facebookでは確認できました。


 東京駅「駅弁屋 祭」では9月1日~30日の販売でしたが、販売場所は今後、新神戸駅や新大阪駅などに順次拡大予定だそうです。
                                           

 製造元のまねき食品は、1888年(明治21年)創業で、店名を「まねき」としたのはお客様を「おまねきする」と言う意味に由来するそうです。
 翌1889年(明治22年)には姫路駅構内で我国で最初に経木の折箱に入れた「幕の内弁当」とお茶の販売を開始しています。
 当時の『幕の内辨當』の写真が、公式ホームページで紹介されています。


 そして、1949年(昭和24年)には、姫路駅ホームで和風だしに、かんすい入りの中華麺を合わせた『えきそば』の販売を開始し、現在に至っています。
 誕生秘話として、公式ホームページで次のように紹介されています。
 戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来る物として、姫路駅で麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんの様なものを作り、和風だしでうどんの様なものを試作し販売致しました。
 しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
 これが”えきそば”の誕生です。