駅弁コレクション402 「地球の歩き方監修 兵庫弁当」(岡山駅) | 旅の窓

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【地球の歩き方監修 兵庫弁当】(岡山駅)
                        2025.10.6投稿
                                           

2025年(令和7年)9月29日
  東京駅「駅弁屋 祭」で購入 価格1,480円  
       
                   [製造元]まねき食品(株)


 2025年(令和7年)8月28日発売の『地球の歩き方 兵庫 2026~2027』とのコラボ駅弁で、『地球の歩き方 兵庫』の表紙がデザインされた掛紙(スリーブ)です。




 掛紙(スリーブ)を外すと、透明な蓋にお箸が載った発泡材の容器(17.0cm×11.5cm×4.0cm)が姿を現しました。
 人参の位置に注目!


 商品イメージ写真とは上下逆に、掛紙(スリーブ)に差し込んだようです。

 姫路城の天守がひっくり返っています。
 何かとお忙しいまねき食品さん、これもご愛敬。このまま頂きました。
 「まねきのえきそば」のだし汁を使って炊いただし御飯の上に、「但馬牛肉」とゴボウ・舞茸・えのきの甘辛いすき焼き風煮・ししとうの素揚げ・焼き穴子・淡路島産の玉葱煮・「瀬戸内しいたけ」煮・天守に型抜きされた人参煮がのって、キュウリの漬物が添えられています。




 『グリーン車と車内販売・駅弁』の旅2日目の夕食用に、『大阪・関西駅弁フェア』が開かれていた東京駅「駅弁屋 祭」で購入しました。


 関係機関などでは色々紹介されていますが、製造元の公式ホームページには掲載されていません。
 ただし、Facebookでは確認できました。


 東京駅「駅弁屋 祭」では9月1日~30日の販売でしたが、販売場所は今後、新神戸駅や新大阪駅などに順次拡大予定だそうです。
                                           

 製造元のまねき食品は、1888年(明治21年)創業で、店名を「まねき」としたのはお客様を「おまねきする」と言う意味に由来するそうです。
 翌1889年(明治22年)には姫路駅構内で我国で最初に経木の折箱に入れた「幕の内弁当」とお茶の販売を開始しています。
 当時の『幕の内辨當』の写真が、公式ホームページで紹介されています。


 そして、1949年(昭和24年)には、姫路駅ホームで和風だしに、かんすい入りの中華麺を合わせた『えきそば』の販売を開始し、現在に至っています。
 誕生秘話として、公式ホームページで次のように紹介されています。
 戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来る物として、姫路駅で麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんの様なものを作り、和風だしでうどんの様なものを試作し販売致しました。
 しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
 これが”えきそば”の誕生です。