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旅の窓

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【おかやま旅弁 岡山県産牛のすき焼き風ご飯】(岡山駅)
                       2025.10.9投稿
                                           

2025年(令和7年)10月1日
 東京駅「駅弁屋 祭」で購入 
      価格1,580円
                 [製造元](株)三好野本店

 倉敷景観地区の倉敷川の観光川舟「くらしき川舟流し」の絵画風写真と商品名に商品イメージ写真を載せた掛紙(スリーブ)です。


  掛紙(スリーブ)を外すと、透明な蓋にお箸とお手拭きが載った発泡材の容器(15.0cm×20.7cm×3.9cm 上げ底0.5cm)が姿を現しました。


 御飯は白飯で、牛肉しぐれ煮・椎茸煮・玉葱煮・糸蒟蒻煮・人参煮を載せ、その上に葱の小口切りを散らしています。
 おかずはも貝煮、パセリを散らしたポテトサラダ、ブロッコリー煮・塩麹たれ鶏唐揚、
玉子焼・合鴨スモーク、ママカリ酢漬と胡麻を散らした柿入り大根生酢、乾燥アミと人参油揚げ入りひじき煮。デザートにきな粉きび団子が入っています。




 この駅弁は『駅弁味の陣 2025』に「新作」としてエントリーされています。




 公式ホームページでも新作商品として紹介されています。


 『駅弁味の陣2023』に「新作」としてエントリーした『岡山旅めし 岡山県産牛と森林どりのフルコース膳』と内容が酷似し、相違点は「も貝煮」のところに「海老」が入っているか入っていないかだけのようです。

                                           
 製造元の三好野本店は、1963年(昭和38年)から販売している『桃太郎の祭ずし』が有名です。
 三好野の前身は、1781年(天明元年)岡山の西大寺で創業した米問屋「藤屋」だそうです。
 1874年(明治7年)には高級旅館「三好野」を始め、1891年(明治24年)の山陽鉄道倉敷延長されたのを機に、駅弁の販売を始めたそうです。
 1937年(昭和12年)に株式会社に改組。
 駅弁だけでなく、各種弁当・仕出料理・総菜等製造並びに販売を手がける会社です。
 2022年(令和4年)に天満屋ストアの完全子会社となりました。

 

 キアゲハの幼虫の写真が載っていますので、苦手な方はご遠慮ください


 6時頃の羽田空港と当地です。


 当地は曇り、気温は15.7度です。


 今年は、よく庭の三つ葉の葉が虫に食べられています。
 よく見ると、キアゲハの幼虫です。


 餌が豊富なのか、色艶も良く丸々としています。


 キアゲハは、セリ科の植物しか食べないそうです。
 飼育かごで育てるときに、人間も食べるスーパーのセリ科の野菜を与えても死んでしまうことがあるそうでが、何故か市販の場合はパセリはOKのようです。
 こちらは天然・無農薬です。


 青い森鉄道野辺地駅の「駅そばパクパク」に、「天然シメジの炊き込み御飯」が並んでいました。


 「香りマツタケ、味シメジ」。秋の味覚の一つシメジですが、天然のシメジは希少で流通量が少なく、スーパーなどで見る栽培ものとはひと味違いますね。今日の昼食です。掛紙はいつもの通り自作です。あしからず。




 『日中』は晴れ、最高気温は22.2度でした。


 おまけ。
 今夜の肴。

 「鶏肉のみぞれ煮、葉つき小カブのゆかり和え、万願寺唐辛子と竹輪の煮物、焼き鳥風、さきいか人参、ホッケの醤油漬け」「ミニトマトとウインナーのチーズ焼き」

【深山農園太鼓判 圧倒的、瀬戸内しいたけちらし寿司】(姫路駅)
                        2025.10.8投稿
                                           

2025年(令和7年)10月1日
  東京駅「駅弁屋 祭」で購入 価格1,480円
         
                   [製造元]まねき食品(株)

 商品名と、インパクトのある大きな椎茸が四等分された写真だけの掛紙(スリーブ)です。


 掛紙(スリーブ)を外すと、透明な蓋にお箸が載った曲げわっぱ風の紙容器(直径15.0cm)が姿を現しました。


 掛紙(スリーブ)の写真のような大きな椎茸が、下のちらし寿司を隠すように容器いっぱいに載っています。


 とても大きい椎茸は、深山農園の瀬戸内しいたけ。説明が載っています。


 ジューシーな椎茸煮を取り除くと、具だくさんなちらし寿司が現れます。
 焼き穴子・海老甘酢漬け・素干し海老・蓮根甘酢漬け・味付け鯛のほぐし身・あおさ・生姜甘酢漬け・鶏そぼろ・錦糸玉子・枝豆煮・おぼろ・刻み海苔。本当に具だくさんです。




 この駅弁は『駅弁味の陣 2025』にエントリーされています。



                                           
 製造元のまねき食品は、1888年(明治21年)創業で、店名を「まねき」としたのはお客様を「おまねきする」と言う意味に由来するそうです。
 翌1889年(明治22年)には姫路駅構内で我国で最初に経木の折箱に入れた「幕の内弁当」とお茶の販売を開始しています。
 当時の『幕の内辨當』の写真が、公式ホームページで紹介されています。


 そして、1949年(昭和24年)には、姫路駅ホームで和風だしに、かんすい入りの中華麺を合わせた『えきそば』の販売を開始し、現在に至っています。
 誕生秘話として、公式ホームページで次のように紹介されています。
 戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来る物として、姫路駅で麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんの様なものを作り、和風だしでうどんの様なものを試作し販売致しました。
 しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
 これが”えきそば”の誕生です。

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