2015 C m が偶数になる最小の m を求めよ。
巷では2進法などで解く、という解説がありますが、もっと簡単に解いていきます。
f(m) = 2015 C m と置きます。
いま最小となる m=g を仮定すると題意より f(g-1) は奇数になります。ので
f(g) = f(g-1) × (2016-g)/g
ですから、 (2016-g)/g が偶数になればいいんですよね。 つまり k を整数とすると
(2016-g)/g = 2k
2016-g = 2kg
2016 = (2k+1)g
になります。(2k+1) は奇数ですから、この値が最大のとき、偶数の g は最小になります。
2016=63(奇数)×32(偶数)
ですから、g = 最小のm = 32
現場で2進法が思いつかなくても(普通は思いつきませんよね!)
f(g-1) が奇数であることを利用すれば、こんなに簡単に解けるのです。以上。