月曜日は和太鼓の練習日です。

いつものように仕事帰りに直行です。少し早めに到着して近くにある西友でおにぎりを一つ購入。イートインスペースで軽めの食事をとりながら練習前のイメトレをします。そして先週注意されたところ、疑問に思ったところ、質問など、ある程度まとめておきます。

東京支部を立ち上げたばかりで、先生にマンツーマンで教えていただいている状態ですが、先生にとっても貴重な練習日、私の世話で終わってしまっては申し訳ありません。すぐに上手く打てるなんて思いませんが、せめて「何処が悪いのか理解しているけど身体が動かない。」くらいにはなっておかないと。

そろそろ練習の時間です。太鼓を搬入して練習スタートです。「よろしくお願いします!」「はい!よろしく!」先生、超元気です。忘年会でipodが当たったそうです。ご機嫌です。

準備運動の後10分の素振り。バチを持った腕をたかーく上げます。そのまま太鼓に振り下ろします、が、叩かない。素振りですから。。振り下ろしたバチは太鼓に触れることなくすばやく上に、耳の後ろに腕が来るくらい上げます。そしてまた振り下ろすけど叩かない。。。素振りだもん。

この動きを続けるのですが、肩が硬く動かないので激しい筋肉痛になります。最初は3分も出来ませんでしたがこれじゃまずいと自宅でひそかに練習を重ね、今では何とか10分くらい続けられるようになりました。自宅ではテンションを上げるためツェッペリンの「Immigrant Song」にあわせて練習しています。かなり変です。

素振りの後、先生の掛け声を合図に基本の「べた打ち」練習に入ります、左右交互に同じリズムでドンドンドンと叩きます。素振りではすばやく腕を上げることを意識して、べた打ちでは手首の使い方を確認しながら、とにかくずーーーっと叩き続けます。

あ、今のいいかも!またうまくいったかも!長く続けるうちの何回かは納得できる音が出ます。その感覚を感じることが大事なんだそうです。

べた打ちの連打は長い時間続きます。疲れたなーと思っている時の音、感覚つかまなきゃとあせっている時の音、のりのりでガンガン叩いてる時の音。色々な音の違いを長い長いべた打ちで掴むわけです。そのうち「いい感じ!」の回数が増えてくるから。と先生にお尻をたたかれつつ、もー後半はやけっぱちです。えーい ちくしょーぃ

ここまで1時間。汗はびっしょり!!ですが本日が今年最後の練習。やり残しの無いように全力投球でがんばります。
「先生、給水いいですか。。。」
「はい!いいわよー給水大事よねー。飲んだら曲練習はいるよー!やっぱり2時間ってみじかいわー。」
すぐに課題曲練習です。
先生とがっぷり四つのマンツーマンになって3回目の練習。太鼓教室の時とは比べようもない練習量です、身体は疲労しきっていますが、不思議と気持ちは萎えません。逆にもっと練習したい!と、どんどんテンションが上がっていきます。

曲練習では、一緒にたたくメンバーと呼吸をあわせることを意識、さらに迫力のある演奏を心がけること。と先生に念を押されます。
「わかった?」
「はい!わかりましたっ!」
ここまでの練習でテンションがかなり上がっているので、曲の練習はいつもハチャメチャになってしまうのです。毎回のことなので先生もよくわかっています。そこで曲をブロックに分けて練習です。

前奏、ここで観客をひきつける!みんなこっち見ろーって感じで。
曲の始まりは、ちいさーくだんだんおおきーく~はい!そろえてー!

こんな感じあんな感じと、感覚的な部分は私の解釈と違う場合があります。ここは強く打ち出したいのにーっ、という所から細かく修正されていきます。そんな練習を続けていると、上がりきったテンションも程よく落ち着いて、がちがちの腕からうまいこと力も抜けて手首も柔らかくなっています。自然に笑顔になり、いい感じ。

「先生、興奮しないと疲れませんね。」
「今頃。。まあいいわ今日は良く出来ました。」

めったにほめない先生からまさかの言葉!やったぁー!

来年もがんばります。よろしくお願いします。
土曜日は空手の稽古です。

いつもでしたら19時スタートなのですが、稽古終了後に忘年会を予定している為、30分早い18時30分から稽古が始まります。本日は仕事がお休みなので稽古には最初から参加出来ます。夕方まで久しぶりにゆっくりとすごせる休日、お天気もよく暖かいので掃除・洗濯の後は日当たりのいい部屋でのんびりすごします。私、家が好きなんです。暖かいお茶を飲んで、テレビ見て、すっかりのんびりモードになっています。夕方からは空手の稽古ですから道場につくまでにスイッチを入れないといけないですね。

さて、夕方稽古に出発です。忘年会もあるので今日は電車で向かいます。外は昼間の暖かさと違いぐっと冷え込んで来ています。おかげでまったり眠気も吹き飛びました。電車で30分。道場のある駅に着くともう真っ暗です、住宅街の中を歩くとクリスマス用にイルミネーションをしているお宅もちらほらとあります。サンタがバルコニーから手をふってます、可愛いです。

本日は時間短縮の稽古の為、全体での準備運動は省略して基本稽古からスタートです。自分自身では、体軸と重心を意識しつつ、前回気になった引きのスピードを早くする事をテーマにして稽古します。組手構えでの前後左右移動の時。左右移動で若干ふらつきました、下半身の重心が決まっていないからでしょうか。以前は出来ていた事なので筋力不足なのかもしれません。スクワットしなきゃだめかな。

短めの基本稽古の後、相対での組手構えチェック、膝蹴り稽古と続きます。膝蹴りを2回決めた後、相手を引き回して転がし、騎馬立ちで抑えてトドメ。体重の重い相手を引き回すのは難しいですが、私、これは得意なんです。自分を中心軸にしてくるりと転がし、転がした相手を自分の足元にピタッと寄せます。相手が重いと振られて自分がよろけてしまったり、足元に寄せられず自分から相手に近づかなくてはならなくなります。これには以前習った合気道の動きが役立っています。

最後に膝蹴りの連続蹴りを何本か稽古して終了です。全体に短めの稽古ですから疲れすぎる事なく終了しました、体力的には問題ありません。こういった短い稽古の時は、自分で稽古のテーマを決めて集中するように心がけます。持久力をつける為の厳しい稽古も大事ですが、短い時間の中でいかに集中して稽古が出来るか、というのも大事だと思います。


稽古が終わると忘年会です。女子部で固まっておしゃべりしながら移動します。いつも一緒に稽古している主婦のYさんはお子さんが発熱の為やむなく欠席。。すごく残念でしたが、今日は風邪が治ったYちゃんが出席しています。Yちゃんは代表の奥様で私と同年代。親しみを込めてYちゃんと呼ばせていただいています。それから最年少のMちゃん。三人で仲良くおしゃべりです。気がつくと前を歩く男性チームからずいぶん離れてしまいました。Mちゃんは稽古で使用するビックミットを持って歩いています。三人がでっかい声で恋話しながら歩く様子はちょっと変でした。

忘年会には代表のお友達で合気道有段者の方が2人参加してくださいました。武道の垣根を越えたお話は大変面白く、私もほんの入り口でしたが合気道を経験していましたので、稽古や技の話についつい長話。お酒を飲む暇も与えないくらいお話していただいちゃって、すみません。

空手仲間とのお酒の席は本当に久しぶり。空手好きの大人が集まっている道場です、空手でも異なる流派出身の方や、キックボクシング、合気道など全くちがう経験者の方たちが集まっての忘年会は興味深いお話のオンパレード。例によって一滴も飲めない私はふんふんなるほどとお話を伺います。その間女子部の2人は恋話続行!ふと気がつくとつまみの韓国風なべは空っぽに。。女子2人でたいらげていました。

すごいぞ女子部。がんばれ女子部!
空手を始めた頃の思い出話です
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初めて習った空手。師匠はミュージシャン。

一般の方とは生活も思考も違い独特の世界観を持つ方達で、「うそだろ!」と思うような事もたくさん経験していらっしゃいました。稽古上がりの一服タイムに聞くことが出来る先輩方のお話は、とても面白く時には大笑いしてしまうこともありました。先輩方からすれば、普通のOLだった私の話の方が興味深かったのかも知れませんが。。

一番の年長者のT先輩を中心に集まった先輩方は、一日ごとに担当を決め、毎日道場を開けて私たちの面倒をみてくださいました。数人の方に別々に教えていただいたにもかかわらず、方向性がずれずに全員同じように上達したのは、T先輩が確固とした信念のもとに道場をまとめ、私たちを引っ張ってくださったからだと思います。初心者で入会した私は、T先輩から護身に対する考え方を徹底的に教わることになりました。

「道場に入る前は十字を切って大きな声で押忍と言いなさい。」
「押忍!」
「では何人の人が稽古をしてましたか。」
「。。5にんです。」
「次回からは瞬時に道場内にいる人数がわかるように気をつけなさい。」

常に安全確保をし、冷静な状況判断を出来るように。店に入るとき、電車に乗るとき、道を歩くとき、それが道場であってもそこにいる人間が何人で何をしているのか、どこが一番安全なのか、危険なのか。感覚を養う訓練をするようにということです。普通に見える人が急にナイフを出して刺す世の中で、それを護身技でよけることは、かなり修行を積んだ達人レベルの人ではないと無理。女性でしかも小柄な私が身を守るためには、危険な場所に行かないようにするのが一番というわけです。

そりゃそうだ。と納得して、教わった通りに素直に練習です。

「それから空手を習っていることは絶対に言わないように。」
「はい!」
「押忍と言いなさい。押忍と言ったからにはきちんと理解しなさい。」
「押忍!」

空手を習っていることを伏せておいた方が色々とめんどくさくないし、危ないことにも巻き込まれないよ。ということです。特にお酒の席では絶対にその話題を振られないように注意すること。酔っ払いにからかわれたり、技をかけろと強要されたり、後々めんどくさいので出来るだけ避けなさいと念を押されました。私みたいなちびっこが空手をやっていると言ったところで、少年部の空手?とからかわれるくらいなのですが。気をつけよう!と頷きました。


日々の暮らしの中でどのように意識して護身をするか、危険を感じたらどうするのか。先輩方は私にも理解しやすいように指導してくださいました。そしてすばやく逃げる練習、大声を出す練習、自分以外を守る場合例えば子供などを守る練習。など、逃げることを一番に考える稽古ばかりでした。先輩方にしてみれば、中途半端に技を教えたところで怪我をしたり、余計に危ない目にあうだけ、まずは危険を感じる感覚を身につけさせようという事だったのでしょう。私はというと、なにせ初めて空手を習うわけですし、何でも素直に聞いて練習するぞ!と決めていたので先輩の言う事をよく聞き、くらいつくように稽古をしました。

「黒帯を取るまでは言われたことに反応できる身体能力をつけなさい、黒帯をとったら、ななちゃんの体型でしか出来ない空手を一緒に研究していこうな。」

T先輩は常に私を励まし見守ってくださいました。