気が付けば、あっという間に11月下旬。。。ゲッソリアセアセ

幸い未だ根雪にならずにホッとしているものの、寒さは日に増してきています。

札幌の大通公園ではホワイトイルミネーションやミュンヘンクリスマス市も開催中。

師走の足音が聞こえてきていますが。。。

もう少し夏靴で歩いていたいので、雪が積もるのは12月中旬以降にしてほしいわ。

 

 

さて、今回ご紹介するのはコチラキラキラ

 

 

Precious bird(愛らしい小鳥) 2006年

練香水名:ピュアホワイトリネン

 

ヤフオクにて入手

 

以前ご紹介した苺の容器と同一出品者様より落札したモノひらめき電球

 

 

右側面をカメラ

J.ストロングウォター氏デザインによる練香水容器。

 

 

容器背面部をカメラ

濃淡のある緑のエナメル地に、紅白の花が全面に描かれたデザイン。

蓋の上部はツマミ代わりの青い小鳥が。

 

 

左側面をカメラ

ツマミ部分の小鳥が正面に来ますが、本体側にいる小鳥はお尻を向ける格好に笑

 

 

底面部をカメラ

この容器は日本で販売されたので邦訳タイトルがあります。

商品シールの練香水名はピュアホワイトリネン。

 

 

蓋を開けてみました。

蓋裏には「Strongwater for Estee Lauder 2006」の刻印が。

 

 

この容器もまた蓋が結構重いんですよ笑い泣き

でも、本体側も浮き上がるまではしません(笑)

 

 

ピントがずれたけど、ツマミ部分の鳥さんをズームインカメラ

ボディは青、翼の先端とお腹部分はオレンジ色のエナメル掛けされた鳥さん。

翼の内側はブルーサファイアとマラヤガーネットのような二色、

尾羽部分はブルーサファイア一色のラインストーンが嵌め込まれています。

両眼にはピンクトルマリン色のラインストーンが。

 

 

本体側の鳥さんもボディは青なんだけれども、

翼と尾羽の先端がオレンジ色のエナメル掛けされていて。

どうやらこちらが雌かなあ?

翼と尾羽にはマラヤガーネットとブルーサファイア二色の

ラインストンがセッティング。

 

この容器をお持ちの方にはよーく見ていただきたいんですけどね、

本体側の鳥さんも両眼にラインストーンが嵌め込まれていますよ。

殊に左目はどうやって嵌め込んだの!?びっくりハッ

というくらいの職人技が駆使されています。

 

 

この鳥さんのモデルはなんだろうなあ~?と思いつつ

青い鳥候補を上げてみるセキセイインコ青セキセイインコ青セキセイインコ青

 

 

(画像はお借りしています)

北米に生息するブルージェイ(和名:アオカケス)

前回紹介した黄金の鳥さん候補で、様々な青色の羽毛に覆われた鳥ですが。。。

今回の鳥さんは冠羽が立ってないので却下笑

オレンジ色の羽毛も無いしねニヤリ

 

 

 

(画像はお借りしています)

お次はルリカケス、とも思いましたが。。。

ルリカケスは日本固有種ひらめき電球

道内では見たことないな~と調べてみたら、奄美大島や加計呂麻島に

生息する固有種で国の天然記念物でもあるのね上差し

 

 

(画像はお借りしています)

この子が一番候補かなあ~?

主に北米に生息するイースタン・ブルーバード(和名:ルリツグミ)

ツグミもまたカケス同様にスズメ目に属する鳥類でしてねウインク

更にルリツグミは、ニューヨーク州・ミズーリ州などの州鳥なんですよベル

練香水容器の鳥さんに一番近いと思いませんか?

 

ちなみに。

北海道の道鳥はタンチョウ、札幌市の市鳥はカッコウなのです。

玉響の住まう自治体では木や花の制定はあるけど、鳥の制定が無かった。。。もやもや

 

 

画像がボケた~(毎度のこと)

今度は容器に描かれた花を見ていきましょうかねニヤリ

 

当初、何の気なしにMs.Annの練香水コレクター本を眺めていた分には気付きませんでした。

全体的に日本もしくは中国っぽいというか、和の趣のある陶磁器をモデルにデザインしたのかしらと漠然と考えていました。

てっきり紅白の桜、あるいは梅かなと感じていたものでてへぺろ

 

 

。。。でも、容器をよくよく見ると花びらは5枚ではなく4枚。

花ではなく枝ものとなると、思い当たるのはコレでした下差し

 

(画像はお借りしています)

4枚の花びらを持つハナミズキベル

ハナミズキなら紅白の色があるものね~!

 

ハナミズキによく似た樹木にヤマボウシがあります。

ヤマボウシも紅白の花を咲かせますしね上差し

が、ヤマボウシの花は花弁の先が尖ってて、ハナミズキのように丸くないのだ。

 

それに、ハナミズキは別名アメリカヤマボウシと云われ、元々北米原産の落葉高木。

1912年に日本からワシントンD.C.へ贈った桜の返礼として、日本へハナミズキが贈られたのだそう。

ワシントンD.C.の桜は、ポトマック川河畔に植えられたソメイヨシノの桜並木を指します。

この桜は兵庫県伊丹市で育てられた若木を贈呈したのだそう桜桜桜桜桜

 

 

ハナミズキの話に戻って。

ハナミズキはミズーリ州やバージニア州の州木であり、日本でも自治体により木や花が制定されています。

道内ではあまりハナミズキを見かけることはないのが残念ですが。。。

(ヤマボウシはあるんですけどね~)

以前愛知県瀬戸市へ旅行した際、満開の白いハナミズキを見たことがあります音譜口笛

そよ風にふわんふわんと花が揺れて綺麗だったわあラブラブ照れ

 

 

ハナミズキと云えば、

ハナミズキ/歌:一青窈

 

今年2022年10/30、歌手:一青窈さんのデビュー20周年を迎えたそうで。

一青さんの代表作の一つである「ハナミズキ」の特別MVを昨年公開したとのこと上差し

 

個人的には岩崎宏美さんの「聖母たちのララバイ」同様、一時期火サスのEDになってたよね~の認識でしたが。。。

実は、9.11アメリカ同時多発テロへの鎮魂歌であり、親が子の為にという想いで2004年に作られた曲であると最近知りました真顔

歌詞の一節より、

 

薄紅色の可愛い君のね 

果てない夢がちゃんと終わりますように 

君と好きな人が 百年続きますように 

 

僕の我慢がいつか実を結び 

果てない波がちゃんと止まりますように 

君と好きな人が 百年続きますように

 

ハナミズキの花言葉は「返礼」「想いを受け止める」

その人の立ち位置・視点により、この曲は失恋の歌だと感じる方もおられるかと。

けれど、本来は志半ばで異国の地で突然散ってしまった子を思う(偲ぶ)親の願いが、この歌詞に込められているのでしょうね。

 

 

だとしたら、今回の練香水容器は、一青さんの曲を知った上で幸福の青い鳥+ハナミズキをモチーフにデザインした可能性もあるのかもしれません笑い泣き

 

 

ピント合ってないけど載せるわよ~笑い泣きDASH!

紅白の花は控えめな光沢入りのエナメル掛け。

花弁部分のラインストーンは、よーく見ると三種類使用されています。

アメジスト、ロードライトガーネットの単色二種類と。

青色に偏光するカラーチェンジガーネットのようなラインストーン一種キラキラ

 

 

同一出品者さん繋がりで苺と一緒にカメラ

落札日は異なっていましたが、素敵なご縁を頂きましたニコニコ

 

 

こちらはデザイナー繋がり;鳥モチーフということでカメラ

デザインコンセプトは全く異なりますが、2004年のハチドリデザインの容器

好きなんだよねえラブ飛び出すハート

 

ストロングウォーター氏自身、一時期は新宿の伊勢丹でエスティとは別に

自身ブランドの小物入れやコンパクトを販売していた実績があるので。

案外本当に、一青さんの「ハナミズキ」を聴いたことがあるのかもしれませんねウインク