ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY -2ページ目
2018-12-15 22:13:10

■ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ 原題:Sicario: Day of the Solda

テーマ:映画

 

 

 

なんと!なんと!!!貸し切りだったぁー、まったくどうなっている、という位に妙な気分でスクリーンに向かうことになった。

一人、なんだ。貸し切りで見ることになった『ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』(Sicario: Day of the Soldado)は、2018年公開のアメリカ映画。メキシコの麻薬カルテルを描いた2015年の映画『ボーダーライン』(Sicario)の続編だ。
 
監督は、一作目のドゥニ・ヴィルヌーヴから変わって、イタリアのステファノ・ソリマ。脚本は、前作に引き続きテイラー・シェリダン。
これ、ベニシオ・デルトロ、ジョシュ・ブローリンのファンであれば言うことない、って、見ごたえは十分なのだ。この二人でなければここまでは引っ張っていけない、たいしたものだ、と感服。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は、メキシコからアメリカへ越境してくる不法移民とテロと麻薬カルテルの三本柱に、上層部と現場の相違が重なる。それは理解できているが、途中から曖昧な状態になってくる。物語の核としての野太い軸が揺らいでいるのか。野太いのは俳優だった、という結末か。
 
出演は前作にも出演したベニシオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、TV畑から映画へと踏ん張っているジェフリー・ドノヴァンのほかに、新キャストとしてイザベラ・モナー、おおっとずっしりキャサリン・キーナー、キーナーと同い年なのに老け役が様になってちと淋しいマシュー・モディーン(まだ還暦前だろッ)らが出演。
 
前作でマット・グレイヴァ―(ジョシュ・ブローリン)率いる男たちも少々ながら描いていた為か、今作では部下の隊員たちは群れとしてさらりと。マットの右腕であろうスティーヴ(ジェフリー・ドノバン)のみちょい目立つかな、といった程度。
 
原題のSicarioとは、スペイン語で『兵士』『ヒットマン』等が直訳だが、映画を見ていれば『ヒットマン』の意味合いが強く、『暗殺者』『殺し屋』だ。だから、今回の映画も原題を表記しなければ、中身との差に気持ちが悪い。ボーダーライン、国境線はあるが今回はそこが重要ではない。ただし、ボーダーラインが国境のみを指すのではなく、人間の善悪の境界線、とも読むことはできるのだが、日本的かなぁー。ポスターも、思わせぶりでちとズレているような気がする。あ、次回に繋がるために、こーしたかな、と。
 
前回はドゥニのリズムで、見せ方が巧かった。幅広い層にアピールできる分かりやすい構図、配役も功を奏したか。メリハリがあった。今回は、重い。地味にずずんと重量級で2時間は過ぎる。自爆テロの場面など民間人を巻き添えにぎょっとする迫力がある。これ監督の個性。
 
麻薬カルテルがテロリストの不法入国を斡旋しているとの推測を元に、あるカルテルの娘を拉致し、カルテルの内部分裂を画策する・・・が、という流れ。しかしながら、今回弱いのはカルテルとテロリストの関係性、その事実を明らかにする部分をもっと強力に描くべきだったと思うが、敵が明確でないのは・・・、あの海外版ポスターの強烈さとは・・・、あ、そうか、第3弾への伏線を敷いたか・・・。ま、後の中身は申しません。見ないとね。しっかし、悔しくもある!なんと贅沢で侘しい貸し切りだ、一人で見終わったゾ。

Director 監督:Stefano Sollima ステファノ・ソリマ
Writer 脚本:Taylor Sheridan テイラー・シェリダン
 
Cast 出演
Benicio Del Toro ベニシオ・デル・トロ
Josh Brolin ジョシュ・ブローリン
Isabela Moner イザベラ・モナー
Jeffrey Donovan ジェフリー・ドノヴァン 
Catherine Keener キャサリン・キーナー
Matthew Modine マシュー・モディーン
Elijah Rodriguez イライジャ・ロドリゲス
・・・・
2018年 製作国:アメリカ
アメリカ公開 2018年6月29日
日本公開  2018年11月16日
 
Director: Stefano Sollima ステファノ・ソリマ
 
Writer: Taylor Sheridan テイラー・シェリダン
 
 
 
2018-12-11 20:51:25

■クリスマスには毎年、クリス・レア・・・金沢のnikiさんが好きな曲♪

テーマ:映画
2018-12-11 01:50:19

■Girl ガール(原題)

テーマ:映画
●これもゴールデン・グローブ賞外国語映画ノミネート作品のひとつ、ベルギー映画『Girl』。物語の主人公は、15歳のララ。まずは、内容(詳しくはないデスよ)を読む前にTrailerをご覧いただきたい。そこで何を感じ、何を思うか・・・映画をご覧になるヒントがあるだろう。

 

 
 
 
 
 
 
ララは、プロのバレリーナになることを目指してレッスンに励んでいる。
厳しいレッスンに臨むその姿は清々しく、愛らしく見えるが、徐々に少しの違和感を感じるかもしれない。違和感とは・・・単純にララを少女とは呼べないような何かの違い・・・ララは、少年の体で生まれながら、体の変化に悩みつつ、バレリーナを目指している少女だった。
 
学校でのからかいや辱めはあるものの、理解を見せる家族、父親のサポートで、ララは真剣にバレリーナを目指している。当然、ララの思春期特有の不安、不満、そして身体の変化への焦燥感は高まっていく・・・
 
この物語は、監督である ルカス・ドーンが数年前に新聞で見たバレリーナを目指している少年の体を持った少女の話だったそうだ。少年で生まれた少女、とは・・・。そこに監督自身が幼い時から感じていた違和感を重ね、本作の完成に漕ぎつたようだ。
 
少年がバレエに目覚める映画は他にも『リトル・ダンサー』等、素晴らしい作品があるが、ここでは明確にトランスジェンダーの少女を描いている、しかしそれは派手なスタイルではなく、あくまでもバレエという才能に目覚めた一人の少女の戸惑いや不安、バレエへの情熱があるのかな。
ゲイや女装といった方向ではなく、多分、これまで見た類いとは違う趣きがあるように思える、だから見たいと思うのだ。
 
既にカンヌ映画祭では、ある視点部門クィア・パルムを受賞。新人監督賞であるカメラ・ドール(優秀新人監督賞)を、さらに国際映画批評家連盟賞と俳優賞を受賞し、合計で4つの賞を獲得している。
 
 
主演のララを演じるのは、撮影当時15歳だったというベルギー、アントワープのロイヤル・バレエ・スクールの学生で、これが初めての演技体験だったというヴィクトール・ポルスター。彼は、それまでレッスンをしていた男性の踊りとは違う、バレリーナを憧れる少女の踊りを完璧にマスターすることに集中したという。才能のある一人のバレエダンサー、少女の踊りを目指したのだ。こういう場面を描くことのできる映画、実現できる監督がいることが嬉しい。まだまだ魅了される映画の未来、奥深い可能性が嬉しい。父親役には、『エタニティ永遠の花たちへ』『フレンチ・ラン』(Bastille Day)、TV『Transferts 』のアリエ・ワルトアルテ。
 
因みにここでも配給権を獲得したのはNetflixであり、カンヌ映画祭以降、アメリカ、各国配信時におけるポルスターのフルヌード場面(当時15歳)をカット配信するか、否かの編集権を巡り、監督と揉めたようだ。協議の末、カンヌ映画祭時の上映通りの本作が配信されることに落ち着いたらしい。
 
監督 Lukas Dhont ルカス・ドーン
脚本 Lukas Dhont ルカス・ドーン Angelo Tijssens アンジェロ・ティッセンス
Victor Polster ヴィクトール・ポルスター
Arieh Worthalter アリエ・ワルトアルテ
Oliver Bodart オリヴァー・ボダート
Tijmen Govaerts  テイメン・ホファールツ(フーファーツ)
製作国:オランダ・ベルギー
言語:フランス語・フラマン語・英語
公開:2018年10月17日ベルギー ゲント(ヘント)開催の映画祭「Ghent film festival」上映 その他、多くの映画祭での上映が決まっている。。。ということで、もしかして日本ではNetflix配信になるのか・・・うーむ、映画館での上映なしが続いていけば、矢張り問題だよ、これは。

 
 
 

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