アスベスト問題
7月20日付けの産経新聞で、クボタ社長が社員や周辺住民のアスベスト被害状況を公表という記事を読み、正義感のある人だなと感心した。
かつて、私は断熱、保温の為ガラス器具にコイル状や板状のアスベストを巻いて、石油製品の試験や実験をやっていた。それがボロボロと粉になり、よく実験台を掃除したものだ。
また、吸引すると身体によくないと聞かされていた。
そんな訳で、アスベストの記事をていねいに読むこととなった。
九割以上が建材向けで、大部分がマンションやビルの断熱材(防火)などに使われ、また瓦(補強材)にまで使われているとは知らなかった。
吸引すると肺がん、中皮腫、石綿肺になる。潜伏期間は30~40年。
労災認定による死亡者は、599人(厚生労働省まとめ)。
死亡された方は従業員の他、家族や周辺住民にも及ぶ。
早大教授の試算では、今後35年間の中皮腫による死者が約10万人に上るという。
感心しているどころではない。驚きだ!!
何故、もっと早く使用禁止に出来なかったのか。
経済成長のうねりの中で、やむをえなかった面もあろうが、企業(アスベスト業界)の責任は無論のこと、
対応のまずさや遅れの記事を読むと、国にも責任があり、アスベスト問題は公害だと思う。
その視点に立って、被害者への手厚い配慮が必要だと思う。
これからも国の予防対策を中心に、アスベスト問題をしっかり見つめて行きたい。
トローリング
従兄の娘夫婦(自称 夫船長、妻漁労長)からのお招きで、久里浜にあるシティーマリーナ・ヴェラシスより
出船し、トローリングを体験した。
なぎで晴れの絶好の釣り日和の中、クルーザーは白波を立てて疾走。速い!!速い!!
釣り場は三浦三崎と大島の間で、大島に近づく程、海は青味を増し、丸い地球を体感する。
船長はウキに直結したルアーを4組流し、7ノット(時速11km)で船を進める。
リールのドラッグを緩めておくので、魚がヒットするとギギッと音がする。
ヒットしたら、竿を手に持ちドラッグを締め、竿ホルダーの付いた椅子に座って、リールをどんどん巻く。
シイラが掛かったりすると、その引きは強烈でリールが巻けない。まさに魚との闘いだ。
船長は魚が手許に現れると、船の中に取り込んでくれる。
そして、再び仕掛けを流して、船の運転を交代する。
一方、漁労長はすばやく、腹わたを取り出し、海水で洗い、氷水のクーラーに納める。
こんな状態で、メジ(本マグロの子供)7尾を中心に、シイラ、ワカシ、カツオ、サバ合計14尾をゲットする ことが出来た。
魚がヒットする場所は、鳥の群れや漁船の周りだった。
鳥や漁師の知恵は、たいしたものだ。
初めて釣ったメジの刺身は、新鮮で中高年向きの味がして、とても美味しかった。
ねぶた祭り
今別での踊り手 今別でのねぶた
8月5日青森県を訪れ、ねぶた祭りを見学した。
昨年結婚した娘婿の実家を訪問するのも、旅の目的の一つだ。
婿殿の母は、青森銀行前の大通りに席を準備してくれていたので、じっくりと見物することが出来た。
ねぶたのパレードでは、いくつもの連(団体)が続々とやって来る。
連の構成は、はねとと呼ばれる踊り手の後に、ねぶた、続いて太鼓、笛、かね(シンバル)のお囃子となる。
それらは大集団だが、先導者のもと統制が取れており、また役割毎に衣装が揃っていて、見ごたえのあるパレードだった。
はねとは皆若者で、ラッセラー!ラッセラー!と声を出しながらピョンピョン飛び跳ねている。
よく見ると、片足で2回トントン、続いてもう一方の片足で2回トントンと打っている。
上手な人は観客にのせられ、高く飛び上がり、トントンの中にも、ひねりを加えたりして、バリエーションを
作っている。それが見事だ。
一方巨大ねぶたは、いわゆる山車(台車)だが、中央にのみ車輪がある為、ヤジロベーの様に前後に倒すことが出来る。
そこで、引き手は先導者の合図のもと、ねぶたを道路に対してジグザグに運行し、両側の観客の前で、前に倒し、一時休止して大拍手を浴びる。
こんな状況で、色々に絵付けされた闇に浮かぶねぶたを2時間程見学出来、大満足だった。
翌日の夜は、運よく、ローカルのねぶた祭りを見ることが出来た。
今別町の今別と大川平地区である。共に小集団ながら、踊り手が中心のパレードだ。
荒馬まつりののぼりが立っていた。
馬の顔が付いた輪の中に若い男が入り、手綱を若い女が引いて、息を合わせてリズミカルに踊っている。
受けた説明をもとに比較すると、今別は手綱を離さず、戦から帰って来た状況で、静の踊り。
一方大川平は手綱を離し、荒れる。戦に行く前の状況で、動の踊りだ。
よそ者の私にまでお神酒をふるまう人情と、生き生きと踊る若い男女を見て、ローカルもいいなと思った。
イメージバンド
いつでもアクティブな urugi さんより、イメージバンドというのを受け取りました。
こんな遊びがあるなんて、初めて知りました。
受け取ったキーワード 「一番やりたいことは?」にお答えします。
スノーケリングです。
昨年、スポーツクラブのプールで、スキンダイビングのレッスンを受けたのですが、マスクとスノーケル、フィンを付けて泳ぐと、嘘のように25mなどあっという間に泳ぐことが出来ました。
すっかり気を良くして、それから海へは3回行きました。
魚の群れを追いかけて泳ぐと、自分も魚になった様な気分になります。
もともと、船つりを趣味としていた私は、海の中がどうなっているのか興味を持っていましたので、まさに
ジャストフィットの遊びです。
目標は沖縄での海中散歩です。いかに安く、安全に行くか思案中です。
さて、バトンを止めない為に、再び urugi さんに受け取って頂けたらと思います。
そして、私がイメージしたもの(次の人へのキーワード)は、園遊会にまで出席された urugi さんを巷の話題に引きずり込むつもりで、「一番好きなタレントは?」とします。
よろしく、お願いします。
葉山スノーケリング
かつて在住し、葉山の海は家の庭だと豪語しているHOさんの案内で、森戸海岸の磯を訪れ、海中散歩を楽しんだ。
ここの磯は、点々と岩場(小さな島)が連なり、少し沖には菜島の鳥居や裕次郎灯台があり、海の景色としても素晴らしい所だ。
空が澄み渡る冬には富士山も見え、絶好の撮影スポットとして賑わうとのこと。
さて、海中散歩だが、しょっぱなの背の立つ浅瀬から、多くの魚が見られた。
少し深くなると、魚の群れに会うことが出来た。フグやボラだ。
色鮮やかな小魚の群れを追いかけて泳ぐと、自分が魚になった様な気分になる。
さらに深場の沖へ進むと、魚も大きくなる。タカノハダイ、クロダイ、キュウセン、ウミタナゴ、・・・・・・・、
菱形で黄色、縞模様の熱帯魚(?)等に何度も出会う。
岩場づたいに泳げば、いつでも休憩できるので、とても楽だ。
岩場には、ウニが群れてへばりついている。
偶然、海ぶどうを見つけた。食べてみたら、大変しょっぱかったけれど、沖縄のものと同じ食感だった。
また、海藻には尻高玉がくっついて、一緒になって波に揺れている。
海から上がり、HOさん推薦の魚屋が始めたという魚佐というお店に寄った。
刺身定食は、手頃な値段で、とても美味しかった。
そんな訳で、大満足のスノーケリングを終え、大変得をした気分で横須賀線の電車に乗った。
館山沖ノ島に遊ぶ
スポーツクラブの仲間8人で、我が故郷館山沖ノ島へ行った。
一番の目的は、スノーケリングで日本北限のサンゴを見ることだ。
沖ノ島は、高さ12.8m、面積4.6ha、周囲1kmの海上自衛隊館山基地と陸続きの小島だ。
一日目、知り合いのNPO法人館山海辺の鑑定団のインストラクターMさんの案内で、島を一周した。
関東大震災での地表のずれた跡や、断崖に見られる積層。
古くは里見氏からの要塞としての歴史、遺構。
自然のままの森、様々な生物等についての見聞は、新鮮で興味深いものだった。
二日目、くもり空、まずまずの透明度の中、いよいよ海中散歩だ。
身なり格好は十分なのだが、見透かされたか、Mさんからは初心者向けのAコースを泳ぐようにとの指示。
Aコースの観察スポットは、浜辺から20m位の釣り用語で言う根だ。
そこは大潮の干潮時のせいで、背が立ってしまう。
ともかく、海藻が多い。サンゴは見当たらない? これではインストラクターに指差して教えてもらわないと分らないと思う。
でも、海藻の間の深みの砂地で、ベラや釣りの対象になりそうな魚が見られた。
近づくとスーッと海藻の中に入って行く。
休憩後、沖縄で潜っている唯一のベテランNさんの提案で、Aコースを少し離れた深場を泳いだところ、
青や赤の小魚の群れにも出会うことが出来た。
結局、Nさんが識別出来た魚は不確かながら、ニシキベラ、キュウセン、ソラスズメダイ、ネンブツダイ、
スズメダイ、フグ、キビナゴ、ボラ、カマス、アイナメとの事。
かくて、プールでのスキンダイビングのレッスンの実践編は無事終了。
Nさんが写してくれた仲間の身なり格好、水中写真は、だまっていれば超ベテラン )^o^(
花見川のハゼつり
昨年の8月、千葉市の花見川サイクリングロードを散策していたところ、高齢のご夫妻が、いとも簡単に
ハゼを釣上げていた。
早速挑戦したら、小気味よいハゼの魚信にすっかり気を良くして、10月半ばまでに、16回も通う事となった。何しろ釣り場の浪花橋下は、天然クーラー付きで自然が一杯なのだ。
今年は早目にと思い、偵察に出かけた。すっかり気安く話す間柄となった橋の主(?)は、「釣れてるよ!」
といろいろ情報を提供してくれた。
早速翌日から釣り開始。先ず、私の好きなミャク釣りで攻めてみた。
ブルブルッと元気なハゼのアタリ。
しかし、2尾で後が続かない。周りを見る。殆どアタリの取り易いシモリウキ仕掛けだ。迷わず変更。
しかし、じっとしていては釣れない。シモリウキをそっと動かす。(エサを引きずる)
即ち、誘いを掛けるとアタリが出る。理由は簡単、ハゼが余りにも小さいのだ。
そんな訳で、初日は約2時間で7~11cmのハゼ15尾の釣果だった。
2日目、3日目はそれぞれ同型を10、15尾の成績だった。
ここは休日は、ファミリーで賑わうが、平日は年金受給者の社交の場だ。
世間話をしながら、ハゼつりをしている。とても楽しそうだ。
8月に入れば、数、型共アップし釣りやすくなるだろう。
今年の夏は、仲間を誘って年金川のハゼつりに決めた!