館山沖ノ島に遊ぶ | 魚との対話

館山沖ノ島に遊ぶ

スポーツクラブの仲間8人で、我が故郷館山沖ノ島へ行った。

一番の目的は、スノーケリングで日本北限のサンゴを見ることだ。


沖ノ島は、高さ12.8m、面積4.6ha、周囲1kmの海上自衛隊館山基地と陸続きの小島だ。


一日目、知り合いのNPO法人館山海辺の鑑定団のインストラクターMさんの案内で、島を一周した。

関東大震災での地表のずれた跡や、断崖に見られる積層。

古くは里見氏からの要塞としての歴史、遺構。

自然のままの森、様々な生物等についての見聞は、新鮮で興味深いものだった。


二日目、くもり空、まずまずの透明度の中、いよいよ海中散歩だ。

身なり格好は十分なのだが、見透かされたか、Mさんからは初心者向けのAコースを泳ぐようにとの指示。


Aコースの観察スポットは、浜辺から20m位の釣り用語で言う根だ。

そこは大潮の干潮時のせいで、背が立ってしまう。

ともかく、海藻が多い。サンゴは見当たらない?                                           これではインストラクターに指差して教えてもらわないと分らないと思う。

でも、海藻の間の深みの砂地で、ベラや釣りの対象になりそうな魚が見られた。

近づくとスーッと海藻の中に入って行く。


休憩後、沖縄で潜っている唯一のベテランNさんの提案で、Aコースを少し離れた深場を泳いだところ、

青や赤の小魚の群れにも出会うことが出来た。


結局、Nさんが識別出来た魚は不確かながら、ニシキベラ、キュウセン、ソラスズメダイ、ネンブツダイ、

スズメダイ、フグ、キビナゴ、ボラ、カマス、アイナメとの事。


かくて、プールでのスキンダイビングのレッスンの実践編は無事終了。

Nさんが写してくれた仲間の身なり格好、水中写真は、だまっていれば超ベテラン )^o^(