本日は4人めのバイプレイヤー、遠藤憲一さんです。
このシリーズスラスラ書けるので、何でこんな書き溜めてたのか謎だ。。
さて、遠藤憲一さんはバイプレイヤーズのコワモテ枠です。
とはいえこのドラマ、レギュラーの過半数がアウトレイジに出てるので
あんまりコワモテという言葉に説得力がないんですが、
このドラマの大杉漣は終始眉毛がハの字を描いているし
寺島進は前回書いた通りツンデレだし黙ってると目が子犬みたいだし
松島豊はお母さんとしての懐の広さしか見せていないので
やっぱり遠藤憲一が一番コワモテなんです。
遠藤憲一は、黙ってるとマジで狼みたいな眼をしていまして
別に何も言ってないのに不機嫌だと思われる筆頭みたいな人です。
それがネタとして劇中でも使われたりするくらいです……が!
バイプレイヤーズというドラマは教えてくれるのです。
遠藤憲一の無邪気な笑顔がどれだけ可愛いか!!!!!!
昨日も書いた通り、遠藤憲一は松重豊と仲良しなんですが
松重豊とキャッキャしてる時めっちゃ少年みたいな目をするんです。
しかもキャッキャ仕方があまりに小学生レベル。
窓拭き用のスプレーで窓に「ちん○」って書いてニヤニヤするとか
そういうレベルですからね。松重豊もノリノリだしね。
そういう、もう女子には到底入っていけない
真面目な「男子ってバカねぇ」を50過ぎてやっているのがエンケン。
そして、そういう時しか笑顔を見せてくれないのもエンケン!!
この笑顔は、仮に女子が「エンケンさん格好良いですね」って言っても
絶対に引き出せない笑顔ですよ。完敗ですよ。
でも、私はこれを見てリアリティー番組の良さを知ることができました。
おっさん2人のリアルな日常がそこにはある…
これ以上の尊さがありますか?ありません。テレ東には感謝しかない。
他にも「え?」という演技の練習を延々やるエンケンとか
じゃんけんに張り切って足あげちゃうエンケンとか、
節分の豆を笑顔で人に投げるエンケンとか、
素朴な遠藤憲一、自然本来の味を楽しめる仕様になっております。
コワモテのおっさんがいた時、そこには満面の笑みもあるのかもしれない。
その可能性に気づかせてくれるのが、バイプレイヤーズの遠藤憲一です。
どうぞご覧ください。次回は田口トモロヲです。お楽しみに。