末期癌の母。最後の手術。反抗期だった私と、母親の手に巻かれていたもの。 | 息子2人の教育費を捻りだせ( *´艸)派遣ママの節約生活の日々

息子2人の教育費を捻りだせ( *´艸)派遣ママの節約生活の日々

40代。2008年3月生まれの長男と2014生まれの次男。二人の息子をなんとか育てております。
海外旅行大好き!でも貧乏!だから日々節約をするのです♪そんな日々のブログを書いて行きます!

イベントバナー

40代の二児の母にして、フル稼働中のプロジェクトマネージャーが白血病に!コンサルスキルを活用して闘病・入院生活を乗り切る!

 

 

*こちらのブログは、2021年1/30掲載した記事の再投稿です。

 

以前、こちらのブログに書きましたが、私の母親は、私が高1の時に、癌で他界しました。

 

他界する、数ヶ月前。

癌で侵された胃を半分、摘出する手術がありました。

余命2ヶ月といわれた母親にとっては、最初で最後の手術でした。

 

その時、私は、まだ中学3年生。

受験だし。

父親とも兄弟とも距離があるし。

母親はこんなだし。

友達言えないし。

先生は大嫌い。

 

気持ちは、ギスギスしてぐちゃぐちゃだし。

泣いても泣いても、誰も救ってくれない。

だって、母親が癌だといっても、受験で加点されないでしょ?

 

とても、冷めてて、惨めで、誰も信じられなくて。

 

その気持ちは、癌と戦っている母親にも向けられました。。

素直になれず。言葉も出ないし。

 

手術室に向かうため、移動式のベットにのった母親を見ながら、何も言葉がでませんでした。

 

「じゃ、お母さん、頑張ってくるね」と言った母親の腕に包帯で巻かれていたのは。

 

私が、小さい頃に大好きだった小さな、小さな茶色の犬のぬいぐるみ。

 

手のひらサイズで、私がいつもポケットに入れていた一番のお気に入り。

 

10年以上も前のものじゃんと、じっと見る私。

 

それに気がついた母親は。

 

あ、これね。家から持ってきたの、お守り。手術中は、麻酔しちゃうでしょ。手から落ちないように、包帯で巻いたの。

 

そんな、昔のものをなんで?と思いましたが、何も言葉がでませんでした。

 

「じゃあ、言ってくるね」と、母は明るく言って、手術室にベットに寝たまま入ってきました。

 

当時は、「なんで?」と思ったけれど。

 

母親になった今ならわかる。

 

子供の小さい頃の思い出って宝物。

今、毎日、無邪気な笑顔で、接してる息子たちもいずれは、自分の手から離れていく。

 

でも、思い出は、人を強くする。

 

きっと、母親にとって怖かった手術。強くなるために巻かれていたぬいぐるみだったんだと、今ならば、わかります。

 

ここまで、私の思い出に付き合っていただきまして、ありがとうございましたm(__)m

 
末期がん(余命3ヶ月前後)を、済陽式食事療法で克服した患者さんの本物のレシピ集。体力・食欲が低下するなかで、毎日食べ続けた常食レシピを完全紹介

末期ガンでも酒は飲めるしごはんもおいしい!発見・告知・手術・抗ガン剤治療……周りの人々とのふれあいを綴った、病気のつらさに負けない超絶ポジティブ闘病記!

↓胃の全摘手術後の病理検査で医者から5年生存率7%未満を告げられる。絶望と死の恐怖から、どのように再発を防いだのか、退院直後から9年目を迎えた現在までに行った食と生活習慣の改善、どうしようもなく襲ってくる不安に打ち克つ方法を伝える1冊。

↓主治医に「あなたのガンは治らない」と宣告された末期ガンステージ4の著者が「ガン以前」より健康と幸福と自由を手に入れた180日間の全記録。がんと共存する新しい生き方のヒントが満載!

下矢印こちらの記事もありますよ下矢印

 

 

ブログランキングに参加しています。良かったらお願いしますm(__)m

↓ランキングへ参加しています。もし、よかったらお願いしますm(__)m↓

にほんブログ村 子育てブログ 中学生の子へ

中学生の子について書いたブログが見られます♪

 

PVアクセスランキング にほんブログ村