イノダコーヒ・本店 〔京都/堺町三条・カフェ〕
今日は堺町三条を少し下ったところにある「イノダコーヒ・本店」にやってきました。創業は1940年。全国的にも有名な京都の珈琲店で、ほとんど観光地みたいなところです。店名は「イノダコーヒー」ではなく「イノダコーヒ」なんですね。また一つ賢くなりました。これで京都検定もばっちりです（おい）。
外見は和風なのですが、中に入ると完全に洋風です。本館と別館の間には鳥かごがおいてあってインコ達が飼われていたりもします。これがまたかわいいんですよ。それでいて、おいしそう。って、違うか。
客層は熟年層が多い感じで、とにかく落ち着いています。雰囲気は1階の方が良いのですが、店内がだいぶ混んでいるということで、2階の席に案内されることに。まあ、それでも十分です。おかげでこんなに立体的な写真を撮れましたよ！それにしてもこのお店、接客がホテルの従業員並みの丁寧さです。田舎者の自分としては少し恐縮します。
「イノダコーヒ」に来たということで、かの池波正太郎氏も愛したという「ビーフカツサンド」を食べてみました。
うーん、まあおいしいですけど、それなりに値段もしますしねえ。というか、上にのっている「ベーコン」がおいしかったかもしれません・・・！
飲み物は「カフェジュレ&カルア・オレ」を注文しました。メニュー表の写真で見たらめちゃくちゃおいしそうだったのでついついたのんでしまったんですが、今思うと普通のコーヒーにしとけば良かったかなあという気も・・・。いや、これ自体は普通においしいんですが、せっかく「イノダコーヒ」まで来たんだから、コーヒーを味わっている大人っぽい写真を撮るべきだったかもしれません。「アラビアの真珠」とか注文して！そうすれば、自分が違いの分かる大人だということを分かって頂けたんですが・・・！残念です。
そうです。違いの分かる大人は「チョコレートパフェ」を注文します。最近のお洒落なカフェじゃ、こんなベタなチョコレートパフェは置いてないですよね。
一見、普通のチョコレートパフェですが、これがちゃんとおいしいんですよ。説明が難しいですが・・・！「♪これでいいのだ～！これでいいのだ～！」
ウエハースが別に付いているので、これを使って食べるのも楽しいですね。ウエッハーッス！！
いやあ、今度は普通にコーヒーを飲みたいところです。ちなみに、7時から営業しているので、朝は朝食を食べる人で賑わっているそうです。京都に来て贅沢な朝を過ごそうと思ったら、このお店に来るというのも良いでしょうねえ。自分は、そんなことをするくらいならできるだけ眠っていたい派ですけど・・・！まあ、普通にこの辺で時間をつぶそうお思ったら、とても良い感じのお店です。席もいっぱいあるので、人が多くても少し待てばすぐに座れるんじゃないかなあと思います。ということで、今日もご馳走様でした！
◆店名
イノダコーヒ・本店
◆場所
京都府京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140
地図
◆アクセス
京都市営地下鉄烏丸御池駅から徒歩
◆TEL
075-221-0507
◆営業時間
7:00～19:45 （L.O.）
〔定休日〕 なし
◆ホームページ
http://www.inoda-coffee.co.jp/
◆店内
1階168席、2階37席
（禁煙57席、喫煙148席）
◆駐車場
あり
◆予算
500円～1,500円
※上記の情報は2009年8月23日現在のものです。
お好み焼 山本まんぼ 〔京都/たかばし・お好み焼き〕
京都駅の近く、「新福菜館」と「第一旭」のあるたかばしの東側に、「山本まんぼ」というお好み焼き屋さんがあります。職人肌のおっちゃんと威勢の良いおばちゃんの2人でやっている下町っぽい名物店です。
カウンターに座ると、おばちゃんが「兄ちゃん、1回目？2回目？」と訊いてきます。自分は初めてだと伝えると、テンポ良くお店の説明が始まります。というか、ほぼ強制的に「まんぼ焼」を注文することに。まあ、元々そのつもりだったので別に良いんですが・・・！店内は完全に昭和風。というかそのまんまです。おばちゃん曰く、「飲み物は自動販売機の値段と一緒だから好きなのを勝手に取ってね」。ということで、まずは冷蔵庫から飲み物をゲットすることになるのですが・・・。
結局、ビールをすすめられてビール（中瓶）を飲むことに。さすがにビールはそれなりの値段です。それにしても、昼から瓶ビールとか・・・！まるで、めちゃくちゃお酒が好きな人みたいじゃないですか！自分は、そんなにお酒好きじゃないんですよ？このブログを見ている方なら分かりますよね！？
おばちゃんにいろいろとすすめられて、「まんぼ焼」は全部入りを食べることになりました。さらに、「ホルモン焼」の良さを力説されて、これまた注文することに。なんというか、ほとんど観光客だと思われてますね、自分は。
さて、こちらがホルモン焼きです。
確かに味付けもよく、なかなかおいしい！もう少し量があればな良いのですが！
そして、いよいよ「マンボ焼」の登場です！広島焼きというかモダン焼きというか、そんな感じのお好み焼きなんですが、それらともまたちょっと違った独特なものです。ちなみに、「そば」を入れるか「うどん」を入れるかは、選択することができますが、今日はうどんにしました。玉子入りなので、生玉子が中心にのっているのが良いですねえ。こうやって九条ネギと生玉子を見ていると、すぐ近くにあるラーメン店「新福菜館」にある「新福そば」を思い出します。玉子は半熟とかにしてもらうこともできますが、鉄板が熱いので生玉子でもしばらくすれば良い感じになります。
うん、おいしいですね！ソースは少し辛めですが、最初におっちゃんが「辛いのは大丈夫？」ときいてくれるので、苦手な人はそこで伝えましょう。
いやあ、なんだかんだで、おっちゃんとおばちゃんの会話が楽しくて、少し話し込んでしまいました。なんというか、人情味あふれる面白いお店です。ちなみに、おっちゃんはお酒が好きなので、自分がお酒を楽しむために17時にはお店を閉めてしまうそうです。だから、夜はやってないんですねえ。ということで、今日もご馳走様でした！
◆店名
お好み焼 山本まんぼ
◆場所
京都府京都市下京区高倉通塩小路下ル東側 下之町56
地図
◆アクセス
JR京都駅烏丸口から徒歩
◆TEL
075-341-8050
◆営業時間
10:00～16:45 （L.O.）
〔定休日〕 木・金
◆ホームページ
なし
◆店内
〔カウンター席〕 5席
〔テーブル席〕 4席×2
◆駐車場
なし
◆予算
600円～1,500円
※上記の情報は2009年8月22日現在のものです。
Tan Tan Noodle Shop 担担 〔京都/四条・ラーメン〕
阪急大宮駅と西院駅の間というか、四条通と山陰本線の交わるところというか、そんな場所に担担麺の専門店「担担」があります。って、そのまんまな店名なわけですが、担担麺の専門店というのは京都ではなかなか珍しいですよね。担担麺は、「坦坦麺」ともよく書かれたりしますが、このお店の表記のように「担担麺」と書くのが正解に近いようです。まあ、細かいことはどうでも良いですし、このブログでは基本的にそのお店の表記を尊重して合わせているつもりです。
店内はちょっとポップであかぬけた感じ。スポンジボブのポスターがかわいくて良いですね！いつもは人が混んでいる行列店だったりするのですが、自分が入った時はたまたま人が少なくてラッキーでした。じゃないとこんな写真は撮れないですからねえ。
今回注文したのは「チャーシュー担担麺」です。見ての通り、いわゆる本格的な四川料理の「担担麺」とはまったく違います。このお店独自の味で勝負をしているオリジナルな「担担麺」です。
チャーシューはとろけるタイプのおいしいお肉！こんなのは、本格的な担担麺からすると邪道なんですが、おいしいので許します。
テーブルの上の調味料である程度調節することはできるんですが、スープはまろやかでまったく辛くはありません。スープだけを飲むと意外と普通の味だったりします。でも、見て下さい。刻み玉ねぎと豚の挽き肉がのっているでしょう？これがスープと合わさって、最高の食感になるんです。この個性的なスープこそが、このお店が支持されている大きな要因でしょう。
麺は中太麺ですが、さらに太い麺にすることができるようです。うーん、試したことはないですが・・・！
このお店に来る人は、「レタスチャーハン」を一緒に食べるのが基本になっています。自分も毎回注文していますねえ。おかげで、「担担麺」の方を「大」にすることはないのですが。ちなみに、写真の「レタスチャーハン」は小サイズです。さすがの自分も「小」にしますよ・・・！
このチャーハン、普通のラーメン屋さんではありえないおいしさです。どうやら、このお店のシェフは中華料理屋さんで修行をしていた方のようですね。納得。
このお店、デザートもおいしいんですよ！こちらは「タピオカ入りココナッツミルク」。
涼しげでおいしいですね～。今日は食べませんでしたが、「淡雪ムース」の方がおすすめかなあ。昔は「杏仁豆腐」とか「プリン」もあって、めちゃくちゃおいしかった気がするんですが、今はやってないようです。
店内はかなり清潔感があって、比較的、女性客が多いです。駐車場もないですし、決して交通の便が良いお店ではないんですが、行列ができるほどの人気店です。自分の家からも少し時間がかかるので、あまり行く機会はないんですが、用があってこの辺を通る際は、つい食べたくなって寄ってしまうお店です。
全然関係ないんですが、帰りにたまたま近くを通ったので新撰組の壬生屯所旧跡（八木邸）に寄ってみました。「担担」から南にいってすぐのところです。芹沢鴨らが襲撃された部屋で、新撰組の歴史をたっぷりと聴くことができましたよ。なんというか、歴女（？）の皆さんがたくさん来ていました。暑かったけど、芹沢鴨がずっこけた勉強机とかそのままありましたし、かなり興味深い話も聴けて楽しかったです。
こちらは、八木邸に併設されている鶴壽庵というお店の「屯所餅」。新撰組の話を聴いてこれを食べるというのがセットになっているんですね。まあ、「駐屯餅」は普通においしかったですよ！ということで、今日もご馳走様でした！
◆店名
Tan Tan Noodle Shop 担担
◆場所
京都府京都市中京区四条通千本西入ル壬生花井町23 ファミール四条1F
地図
◆アクセス
阪急大宮駅から徒歩
◆TEL
075-822-5211
◆営業時間
〔昼〕11:30～15:00
〔夜〕17:30～21:00
〔定休日〕 火、木
◆ホームページ
なし
◆店内
〔カウンター席〕 14席
◆駐車場
なし
◆予算
700円～1,000円
※上記の情報は2009年8月21日現在のものです。