Tan Tan Noodle Shop 担担 〔京都/四条・ラーメン〕

　阪急大宮駅と西院駅の間というか、四条通と山陰本線の交わるところというか、そんな場所に担担麺の専門店「担担」があります。って、そのまんまな店名なわけですが、担担麺の専門店というのは京都ではなかなか珍しいですよね。担担麺は、「坦坦麺」ともよく書かれたりしますが、このお店の表記のように「担担麺」と書くのが正解に近いようです。まあ、細かいことはどうでも良いですし、このブログでは基本的にそのお店の表記を尊重して合わせているつもりです。


　店内はちょっとポップであかぬけた感じ。スポンジボブのポスターがかわいくて良いですね！いつもは人が混んでいる行列店だったりするのですが、自分が入った時はたまたま人が少なくてラッキーでした。じゃないとこんな写真は撮れないですからねえ。


　今回注文したのは「チャーシュー担担麺」です。見ての通り、いわゆる本格的な四川料理の「担担麺」とはまったく違います。このお店独自の味で勝負をしているオリジナルな「担担麺」です。


　チャーシューはとろけるタイプのおいしいお肉！こんなのは、本格的な担担麺からすると邪道なんですが、おいしいので許します。


　テーブルの上の調味料である程度調節することはできるんですが、スープはまろやかでまったく辛くはありません。スープだけを飲むと意外と普通の味だったりします。でも、見て下さい。刻み玉ねぎと豚の挽き肉がのっているでしょう？これがスープと合わさって、最高の食感になるんです。この個性的なスープこそが、このお店が支持されている大きな要因でしょう。


　麺は中太麺ですが、さらに太い麺にすることができるようです。うーん、試したことはないですが・・・！


　このお店に来る人は、「レタスチャーハン」を一緒に食べるのが基本になっています。自分も毎回注文していますねえ。おかげで、「担担麺」の方を「大」にすることはないのですが。ちなみに、写真の「レタスチャーハン」は小サイズです。さすがの自分も「小」にしますよ・・・！


　このチャーハン、普通のラーメン屋さんではありえないおいしさです。どうやら、このお店のシェフは中華料理屋さんで修行をしていた方のようですね。納得。


　このお店、デザートもおいしいんですよ！こちらは「タピオカ入りココナッツミルク」。


　涼しげでおいしいですね～。今日は食べませんでしたが、「淡雪ムース」の方がおすすめかなあ。昔は「杏仁豆腐」とか「プリン」もあって、めちゃくちゃおいしかった気がするんですが、今はやってないようです。


　店内はかなり清潔感があって、比較的、女性客が多いです。駐車場もないですし、決して交通の便が良いお店ではないんですが、行列ができるほどの人気店です。自分の家からも少し時間がかかるので、あまり行く機会はないんですが、用があってこの辺を通る際は、つい食べたくなって寄ってしまうお店です。


　全然関係ないんですが、帰りにたまたま近くを通ったので新撰組の壬生屯所旧跡（八木邸）に寄ってみました。「担担」から南にいってすぐのところです。芹沢鴨らが襲撃された部屋で、新撰組の歴史をたっぷりと聴くことができましたよ。なんというか、歴女（？）の皆さんがたくさん来ていました。暑かったけど、芹沢鴨がずっこけた勉強机とかそのままありましたし、かなり興味深い話も聴けて楽しかったです。


　こちらは、八木邸に併設されている鶴壽庵というお店の「屯所餅」。新撰組の話を聴いてこれを食べるというのがセットになっているんですね。まあ、「駐屯餅」は普通においしかったですよ！ということで、今日もご馳走様でした！


◆店名
Tan Tan Noodle Shop 担担

◆場所
京都府京都市中京区四条通千本西入ル壬生花井町23 ファミール四条1F
地図

◆アクセス
阪急大宮駅から徒歩

◆TEL
075-822-5211

◆営業時間
〔昼〕11:30～15:00
〔夜〕17:30～21:00
〔定休日〕 火、木

◆ホームページ
なし

◆店内
〔カウンター席〕 14席

◆駐車場
なし

◆予算
700円～1,000円

※上記の情報は2009年8月21日現在のものです。