がんと共に生きる 健康サポーターメッシーの日常 -351ページ目

がんと共に生きる 健康サポーターメッシーの日常

2度のがんを経験した私は、がんと共に生きています。
がんとの向き合い方で悩んでいる、
大切な人のがんのことで頭を抱えている、

「健康サポーターメッシー」は
あなたが自分らしく「健康」に生きることを信じ、本気で応援します。

あまり知られていませんが、厚生労働省が、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳へ大腸がん検診の無料クーポン券や検診手帳を、市町村から配布する事業を2011年度から開始しています。


女性については09年度から、子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンを配布する取り組みを進めていましたが、今回、大腸がんについても検診を受けやすい環境を整え、早期発見・早期治療を奨励しています。
やることは「検便」なので、とても簡単です。


大腸がんは、年間の死亡数は4万人にのぼる病気ですが、治癒率は7割と高く、早期ならほとんどが完治するだけに、無症状の早期発見が重要です。(現在の大腸がんのがん検診の受診率は3割未満)

希望すれば検査キットが自宅に届くようなので、該当される方はぜひ受診してください。

詳しくは市町村のHPに書いてある...かもしれません。



「私はがんになったことがあります。」


最近まで簡単に口にできませんでした。

 周りの人に同情されるのが嫌なのか...

 特別扱いされるのが嫌なのか...

 恥ずかしいのか...

 自分で認めたくないのか...


自分の本当の気持ちは自分でもわかりません。


あるとき、毎日一生懸命生きたいと考えるようになり、ブログで自分の経験を発信することを決意しました。

最近までブログでは情報を発信していましたが、直接人と話すときには、

「私はがんになったことがあります。」


とは言えませんでした。

最近、あるセミナーを受講し、他の人に本気で情報を伝えるコツを学んだことにより、人前で

「私はがんになったことがあります。」


そして、

「私の経験を活かして同じような境遇の人に情報を発信したい。」


と言えるようになりました。いろいろ教えて頂いた先生には感謝です。

ブログを読んで頂いた方とお会いする機会があれば、堂々と自己紹介させて頂きます。


みなさんの周りにもがんで悩まれている方がいるかもしれませんが、本人から相談できるようになるまで知らないふりをしてあげるのも優しさかもしれません。



がん細胞は、細胞分裂の際に失敗した細胞のことですが、がん細胞単体では発見することができません。

その理由は、体中にある数兆個の細胞の中から探せないからです。

がん細胞は細胞分裂を繰り返し、ある程度の大きささになった段階で、病院で発見されます。

そのため、がんの潜伏期間は、

 「乳がん」:10年

 「大腸がん」:15年


と言われています。

乳がんが早期発見と言われる腫瘍のサイズが”1cm~1.5cm”ですので、早期で腫瘍を発見できる期間は潜伏期間と比べると非常に短いのです。もちろん潜伏期間には自覚症状がありませんので、普通に生活していると早期発見が難しいことがお分かりになると思います。


一般的にがんが発見されるのは、下記のような場合が考えられます(他の場合もあります)。

 ・健康診断

 ・がん検診

 ・他の病気を治療中


つまり、がんは「偶然発見されている」場合が多いのです。

がんを早期に発見するためには、「がん検診」「定期的に受診」することが大切なのです。


がん研究振興財団が「がんを防ぐ12か条」を発表しています。

 1条 たばこを吸わない
 2条 他人のたばこの煙をできるだけ避ける
 3条 お酒はほどほどに
 4条 バランスのとらた食生活を
 5条 塩辛い食品は控えめに
 6条 野菜や果物は豊富に
 7条 適度な運動
 8条 適切な体重管理
 9条 ウィルスや細菌の感染予防と治療
10条 定期的ながん検診を
11条 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
12条 正しいがん情報でがんを知ることから

子どもに親から言われた、「コゲを食べるとがんになる」が入っていないことが驚きでした。他にも親から言われたことがあったような...

正しい知識と予防が必要ですね。
千葉県が主催した「がん講演会」に行ってきました。

講演されたのは、2人の先生でした。
 東京大学病院の「中川恵一」先生
 帝京大学病院の「加藤大基」先生


有名な先生の講演なので会場はほぼ満席でしたが、参加者は高齢の方が多かった印象です。
やはりがんに関心がある人は、
 1.がんの経験者
 2.近親者にがん経験者がいる人
 3.がんが心配な人

なのかなと感じました。

がんに負けずに長生きするための情報広場「健康最高」-会場の写真

中川先生の講演は、がんの仕組みやがん検診の重要性、緩和ケアまで幅広い内容でした。
日本は世界1にがん大国ですが、それは世界1の長寿国であることも関係しているようです。
(がんになる確率は日本では2人に1人!!)

先生は、がんの治療は思うほど進歩していないので、やはり”予防”と”早期発見”が重要と言っていました。そのためには、がんは子どもの頃から学校で教育すべきと言われていましたが、私も同感です。私の時もそうでしたが、がんと宣告されたとしても、がんに関する知識がないために、治療の選択肢があることが分からない、不安で夜も寝られないなどを経験しました。
もっともっと若い・健康な人にも興味を持って欲しいと強く感じた講演会でした。

参考までに、巷で言われている”がん家系”、いわゆるがんの遺伝は全体の5%程度しかなく、あまり気にする必要はないそうです。