ASICS "EvoRide SPEED 2" レビュー | しょうちゃん オフィシャルブログ

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長らくLYTERACER5を履いていましたが、ちょっと近所の大きなスポーツ用品店の改装セールがあったので、シューズを新調しました。

 

LYTERACER5についてはこちらをどうぞ。

 

 

 

そんなわけで、今回購入したシューズは、いつも通りASICSですが"EvoRide SPEED 2"です。

平時は価格帯的には12000~14000円ぐらいのシューズですが、今回は期末セール+改装セールみたいなことで、なんと、、、8500円(笑) もちろん展示品がたまたまサイズが合ったからですがね。

 

 

そんなわけで、さっそくレビューです。

 

 開封!

ネイビーなのかなー、色合いは1つ前の色の組み合わせのようです。まぁ、在庫品の整理だしね。見た目はかっこいいです。薄底のLYTERACER5からの履き替えなので、ソールがすごく分厚く感じますねー。

 

その割には軽いです。持った感じも軽いですが履いた感じも軽いですね。うん、いい感じ。

中敷きは交換できるタイプです。交換しないけどね。

 

 靴底

靴底を見ると、LYTERACERシリーズみたいな薄底系とはあきらかに違うのがわかります。薄底系はつま先と踵が強化されている格好だけど、こういう風に前から縦方向になっていて、中央部分がくぼんだデザインになっています。

 

MAGIC SPEED3とかと似たデザインですね。

 

 履いてみる!

うん、かっこいい(笑)

 

こういった中~厚底タイプのランニングシューズは、つま先部分に少しゆとりがあります。いわゆるロッカー構造(靴が前に転がる感覚)の都合でつま先にゆとりがないと、足の方に負担かかるからだと思います。ちょっと緩めに感じる人もいると思うけど、このタイプのシューズはそういうものだと思って履いた方がいいですね。

 

カーボンプレートとか入ってないので、コースまでの平地を歩く時の違和感みたいなのはだいぶ少ないですが、ロッカー構造ありの中厚底シューズなので普段履きのスニーカーにとかは考えない方が良いと思います。

 

 試走

試走はいつも10kmとかなんですが、本日、こんな気温でした。

 

そんなわけで、平日の6kmのコースを走ってきました。

 

走り出しは明らかにクッション性と反発を感じます。前がLYTERACER5ですから当たり前なのですが。いきなりスピードが出ちゃう感じとかはなく、自分でコントロールできる感じはありますが、タイムを見ている感じ、体感値よりタイムが出ている感じです。このあたりはMAGIC SPEEDシリーズに似た感じがあります。

 

ただ、MAGIC SPEEDシリーズはカーボンプレート入り特有の公道をランニングしていると良くある左右に傾斜のある道路なんかでの、微妙な走りにくさをEvoRide SPEED2では感じません。久しぶりに反発のあるシューズなので、ちょっと走りに慣れなくて3kmぐらい走ったところで、やっとなんか調子出てきた感じでした。

 

1ラップ目はゆっくり入ったつもりでも5分59秒でした。そのまま普通に走っていたら5分37秒まで無意識にペースがあがってしまい、気温も高かったので若干きついかな?って感じがあったので、意識的にペースを下げてみたのですがMAGIC SPEEDシリーズみたいにペース下げがうまくいかないなんてことはなく、5分45秒までうまくペースが下げられました。

 

その後は、5分37秒、5分33秒、5分32秒という感じで、5分35秒前後のタイムが続いてもテンポ良く走れる感じでした。5kmのタイムが28分34秒なんで、炎天下のランニングとしては調子良い感じではないかなーと思います。やっぱり薄底のシューズに比べたら-10秒ぐらいの感覚ですね。

 

しばし、薄底で反発はなく地面を自分でけって進んでいたので、このシューズの特性に慣れてくれば、もっと楽に5分30秒切って走れるかもなーと思わなくもないです。

 

 メリット / デメリット

メリットとしては、やっぱりクッション性/反発性があるので脚が楽ですね。そんなに意識せずとも5分40秒を切って走れるのは、シューズの反発とロッカー構造のおかげかなと思います。

 

デメリットは、不用意にスピードが出てしまうことでしょうか。これはMAGIC SPEEDシリーズと同じですね。手元のタイムを見ながら走らないと心肺の方が結構きついです。反発については、やはりカーボンプレートほどのインパクトはありません。それでも、市民ランナーならこれでいいんじゃないかなー。

 

あと今回はこれ8500円で入手してるからいいんですが、14000円近かったら、やっぱりMAGIC SPEEDシリーズ欲しくなっちゃうかもしれないですね。店頭価格だと、この2足、ほとんど価格差がありませんでした。

 

 まとめ

もうちょっと走ってみないとってところはありますが、概ね良い感じの走り心地です。カーボンプレート入りほどの本気感はなくとも、それ相応の反発を得られる中厚底シューズなので、これ10000円前後ぐらいで入手できるならいい感じな気がします。

 

ASICSのシューズで10000円前後というとLYTERACERシリーズとHYPER SPEEDシリーズですが、あれらってやっぱロッカー構造なしの薄底ですからね。しっかり走るから中厚底系のシューズが欲しいとなると、EvoRide SPEEDシリーズかMAGIC SPEEDシリーズですよね。

 

正直、レースではMAGIC SPEEDシリーズいいんだろうなと思うところもあるのですが、普段のロードでカーボンプレート入りは過剰だし、ちょっと足底への負担が強かった経験から、当面はこいつで走って行こうと思います。

 

ネット上の他の方のレビューではEvoRide SPEEDシリーズは結構耐久度も高いってことなので、そのあたりは走りながらどんなもんかなーって見て行きたいと思います!