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対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

28日の夜明け近く

猫がツバメの雛を襲いました。

 

昨日まで賑やかに親が餌を運んでくるごとに

さえずる声を聞きながら

今回は何も無くてよかったと思いながら。

 

 

 

夜が明けてみると巣が荒らされています。

猫に夜明けツバメの巣。。。襲われてしまった。

家族が気づいたときは猫が逃げていく後姿。

 

毎年カラスが玄関の入り口まで来て

ヒナや卵を突くのです。

網戸の前に私が背丈ほどのスチールの棚を

置いていました。

今年はカラスが来ませんでした。

ところが猫には良い足場になったのです。

猫がスチール棚の上に上がって巣を突いたのです。

 

 

こんなに可愛い雛がいたのに。

全部が猫の餌になってなくて良かったです。

今日も親ツバメが餌を運んでいます。

 

私は猫は苦手です。

私にも猫好きのお友達もいます。ごめんなさい。

猫がツバメを狙うなんて思いもしませんでした。

 

朝夕にツバメが自由に出入りできるように

シャッターを閉めてしまわないで

開けていたのです。

 

 

昨日近くに住んでるいとこが

手土産に大きな「ブトイカ」を届けてくれました。

漁師の知り合いから時々いただくのは

市場に出した残りのイカです。

いとこは漁師ではないのですが、海に出るとよく漁をします。

50㎝もあるイカ。

 

 

 

いとこは私に一回り年下で

私のことを「姉ちゃん」と呼びます。

私の一番下の弟より年下で

いとこと言うより

もう一人弟がいる感じです。

 

 

 

イカの目玉クルクル。

まだ生きていて私をにらんでるみたい。

 

 

 

とりあえずイカはお刺身にします。

今とれるイカは甘くておいしいのですが

私は生ものは苦手で天日干したものを

焼いて食べるのが好きです。

 

子供の頃のお弁当のおかずは

全員がこんなおかずでした。

これに卵焼き、お漬物。

昼の時間になると同級生の弁当の

イカとお漬物のにおいが、今も忘れられません。

 

いつも事務所で仕事してる私に時々顔を見せてくれるいとこ

子供のころからモデルみたいに可愛い男の子。

でも今は「おっさん」

でも今も「弟みたい」

今日は私が喜ぶ報告をしに来てくれました。

◎◎ちゃん今日もありがとう。

 

 

 

玄関先が賑やかと思い

覗いてみると

親ツバメが餌を運んで来たようです。

 

小さな体の子ツバメが、大きく口を開けて

餌を待っています。

 

 

親ツバメは愛嬌がありません。

 

 

 

 

ツバメは警戒心が強い生き物で写真も遠くから

撮影しています。

私の周りにもツバメみたいに

無表情の人がいて、悪い人ではないのですが

馴染めません。が

私は表情豊かな方ですが、馴染めないと

思われてるかも知れません。

 

 

 

私の気配を感じて親ツバメは飛び去りました。

あら、あら、おかあさんツバメは飛び去ったのに

ツバメの雛がまだ餌を待っています。

 

 

100円は虫の大きさの参考まで。

 

ツバメの巣の下の棚に小さな虫がいます。

ハエは動かなくて手前の、ぴょん ぴょんクモが餌にしてるようです。

それぞれ生きると言うことは、戦いです。

大きさは別として生きてるものには魂があるのです。

1寸の虫にも5分の魂と言う言葉。

私が好きな5月の対馬の山の緑。

 

 

 

 

 

今日はお休みでしたから

平日は出かけられないので、外回りをしました。

帰り旧道の峠を遠回りしました。

 

正面左寄りの島は「小姓島」と呼ばれ

対馬藩主がこの地、峰町佐賀に3代までいました。

その時代殿に使えるべき小姓が

出航の船に間に合わず

たいそう嘆いて泣き叫んだ島です。

それから地元の人たちがこの島を

小姓島と呼ぶようになったそうです。

 

 

夕方4時ごろでしょうか

小船が沖に向かっています。

近海でイカが釣れるころで、イカ釣りでしょう。

 

春の穏やかな海

今日のような海は楽しい事を空想しながら見てます。

水面に花こそ咲いていませんが

海の向こうに逢いたい人がいるとしたら

海の上を歩いて行けそうです。

正面を真っすぐ行くと九州です。

 

 

17日の対馬海峡の海です。

福岡の帰りジェットホイルの中からの写真です。

夕暮れ福岡発のジェットホイルは

西に沈む太陽を追いながら

対馬に向かいます。

ですから、写真に撮りたいような光景です。

 

写真左は女性が島に上陸禁止の「沖の島」

写真右は日本海から来た貨物船

16日は対馬は暴風警報で海も空も天候待ちでした。

ジェットホイルは午前6時45分発

欠航が決まり

2時間待ってフェリーで福岡に行きました。

 

大荒れの対馬海峡

世の中も、海も、人も、穏やかなことがいいですね。

大荒れの天候で島を出る時は

罪人になったような気分です。

 

浦安の舞と言う巫女の舞に

天地の神にぞ祈る朝なぎのごとくに波たたぬ世を。

と言う一節があります。

世の中も平和でありたいです。

欲を出しすぎて波たてぬようにしましょう。

 

海や山や空は私には心洗う洗剤みたいなものです。

 

 

 

主婦業の中で一番いやな作業が買い物です。

掃除 洗濯 家事 料理 育児など

嫌と思ったことはありませんでしたが。

 

10日ごとにトラックに野菜を積んで移動販売に来る八百屋さん。

今朝来てくれました。

野菜も高くなっていて、仕入れも大変」

そう言いながら、いつもの野菜を並べています。

これで¥7,100円です。高くなったでしょう」

そう言いながら。

それをきいても高いのか、安いのか分からない、私はダメ主婦。

でも届けてもらう買い物はありがたいのです。

 

 

子供が小さいころ

算数の時間に物の値段の計算があり

豆腐はいくらね。

卵はいくら。私にきくのですが

「。。。。。」まったく知らない私。

 

子供の担任が笑いながら

俺のお母さんは、何の値段も知らん」

と言ったそうです。

保育所の頃 母の日に先生が、

みんなのお母さんは毎日何をしていますか」

の質問に

いつもボールペンを持ってるだけ。」

。。。。。。

 

これだけでは、どんなお母さんだろうと思いますね。

自営業を手広くしていましたから

子供の目線では見えなかったのでしょう。