今日はお休みでしたから
平日は出かけられないので、外回りをしました。
帰り旧道の峠を遠回りしました。
正面左寄りの島は「小姓島」と呼ばれ
対馬藩主がこの地、峰町佐賀に3代までいました。
その時代殿に使えるべき小姓が
出航の船に間に合わず
たいそう嘆いて泣き叫んだ島です。
それから地元の人たちがこの島を
小姓島と呼ぶようになったそうです。
夕方4時ごろでしょうか
小船が沖に向かっています。
近海でイカが釣れるころで、イカ釣りでしょう。
春の穏やかな海
今日のような海は楽しい事を空想しながら見てます。
水面に花こそ咲いていませんが
海の向こうに逢いたい人がいるとしたら
海の上を歩いて行けそうです。
正面を真っすぐ行くと九州です。
17日の対馬海峡の海です。
福岡の帰りジェットホイルの中からの写真です。
夕暮れ福岡発のジェットホイルは
西に沈む太陽を追いながら
対馬に向かいます。
ですから、写真に撮りたいような光景です。
写真左は女性が島に上陸禁止の「沖の島」
写真右は日本海から来た貨物船
16日は対馬は暴風警報で海も空も天候待ちでした。
ジェットホイルは午前6時45分発
欠航が決まり
2時間待ってフェリーで福岡に行きました。
大荒れの対馬海峡
世の中も、海も、人も、穏やかなことがいいですね。
大荒れの天候で島を出る時は
罪人になったような気分です。
浦安の舞と言う巫女の舞に
天地の神にぞ祈る朝なぎのごとくに波たたぬ世を。
と言う一節があります。
世の中も平和でありたいです。
欲を出しすぎて波たてぬようにしましょう。
海や山や空は私には心洗う洗剤みたいなものです。




