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「不定点観測」 - 不動産売買仲介営業のブログ

千葉県柏市在住、埼玉県越谷市勤務。56歳の営業マンが、日常や業務について綴ります。

【株式会社北辰商事】
埼玉県越谷市新越谷2-12-9 ポルトゥーナE号室
TEL.048-993-4781

同業他社の案内でいらしたお客様が翌週ご本人達だけで再来場してくださったり、一度現地販売会場でお会いした方が「さっき駅の反対口の物件見てきたんだけど、あなたに仲介してもらいたい」と有難い言葉をくださることがあります。そこから年に1、2件ご契約になります。「タナボタ」です。

理由はいつも同じです。営業の案内中・案内後の対応や、現地販売会場での態度に不信、不満を持ってしまうのです。明日は我が身と、気が引き締まりもします。

 

年齢とキャリアをそれなりに重ねて、私も「変なオーラみたいなもの」をまとってしまいました。そのうえ上背があって強面。そんな輩が黒のクラウンアスリートからぬっと出てきたら、初来場の方は身構えます。だから私は、現地では食事の時以外に座らないと決めています。ずっと立ってお待ちしています。折りたたみの椅子も用意してありますが、脚を組んだ姿が尊大に映る気がします。エクササイズにもなりますし。

他社のご案内のお客様にも元気よく挨拶させていただきます。売主の代理でここに立っているという意識です。完成物件の駐車スペースに車を停める時はブルーシートを敷きます。

他社の現地へご案内に行くと、多くの営業さんが車の中で待機しています。大抵はスマホをいじったりタバコを吸ったり(あるいはその両方)。こちらに気づかないこともあるし、窓だけ開けて名刺を受け取る御仁もいらっしゃいます。

立っていれば売上が伸びるわけではありませんが、営業機会を減らす確率は減る思います。

火曜日の深夜、遅い夕食の後にリビングでウトウトしていたら、タブレットをいじっていた妻が今まで聞いたことのない短い声を上げました。「たまお」が何か粗相をしたのかと思ったのですが、「瀧さんが逮捕された。コカインだって」。

 

電気グルーヴが30周年に壮大なブラックジョークをぶち上げたのではないかと思ったのですが、残念ながらそうではありませんでした。


我が家は普段あまりテレビは点けないのですが、この件に関してのニュース番組の報道の仕方が手に取るように想像できたので、この2日は余計に観る気になりませんでした。


果たしてTwitterのTLを見れば、「損害金」や「今思えばあの時…」的な「関係者」や共演者の話、お決まりの白い粉のイメージ画像など、どの番組も似たような報道のようです。もっとも好意的な表現すれば、「虫唾が走ります」。


荻上チキさんの受け売りになってしまいますが、テレビは薬物報道について、スキャンダルとしてではなく、現在治療中の依存症患者のことも考慮した報道をきちんと考える時期にきていると思います。


私は瀧さんを擁護するつもりはありません。罪は償わなくてはいけない。依存症ならきちんと治療してほしい。だけど何年かかるかも、その時状況が許すかどうかもわかりませんが、また元の場所に戻ってきてほしいのです。甘いのかな?


我が家はミュージシャンよりも、俳優そして「たまむすび」の木曜パートナーとしての瀧さんのファンです。
 

今日はこれまで当たり前だった木曜日がぷっつりと消えてしましました。それでも、こんな時だからこそ、変わらず通常営業でいこうという赤江さんやスタッフさん達の努力が垣間見える放送でした。竹山さんが「『奥さんと買い物に行きたくなかったから』代役を引き受けた」と言うのも、照れ隠しのような気がします。リスナーの皆さんのメールも温かさにあふれていました。車でリアルタイムで聴いていて、泣けてきました。


生き延びれば、皆がまたどこかで繋がると信じたい。私もその瞬間を見届けたいと思います。

現地販売会の、土曜日の午前中はたいてい暇だ。
7棟の家屋のシャッターを開け、各玄関や駐車スペースの掃き掃除を済ませてしまうと、いつものように私は自宅から持ってきた新聞の書評欄を読み始めた。大きく扱われた新刊本のものよりも、ベタ記事の文庫の紹介文が余程そそる。

中年の女性が自転車でやってきた。
「いらっしゃいませ」私は少し営業用に寄った笑顔で迎える。
「チラシが入ってたんだけど。家の中、見せていただけるかしら?」
「もちろんです。ありがとうございます」昨夜ポスティングした広告だろう。
「ご希望の号棟はございますか?」
「いちばん安いのがいいわ」

私は線路際の6号棟に案内する。
女性は私よりも少し年上、小柄で、50歳後半に見える。薄く化粧して、装飾品は着けていない。黒の厚手のタートルネックにベージュのダウンジャケット、黒のパンツを着こなしている。このあと高島屋にでも行くのかもしれない。

彼女が右足を軽く引きずっているのに気付いた。2階への階段を苦しそうに上っていたので声をかけた。
「膝が痛くて。歳は取りたくないわ。今の新築は手すりが付いてて助かるわ」
「ご家族何名様でお住いの予定ですか?」
「二人よ。29の息子と二人。二人目の旦那の子供」彼女の右の口元が少し上がった。
「逃げられちゃったんですか?」私は一瞬考えたが、思い切って訊いてみた。
「あはは。はっきり言うのね」
「すみません」
「男運がないのよ、私」
「お子様はお一人なのですか?」
「別れた旦那とのあいだに娘が二人いたわ。二人とも片付いてやれやれと思っていたら、嫁いだ先で流されちゃったの。ついでに最初の旦那もね。みんな福島なの。私だけこっちに出てきていて助かったわけ。もうあっちには誰もいない。次女だけ、まだ見つからないんだけどね」

言葉が出てこなかった。

「ごめんなさいね。別の話をしましょう。ウチの子でローン組めるかしら?」
私は息子の職業や勤続年数や年収などを訊き、何種類かのシミュレーションを手書きで作って女性に渡した。
「ありがとう。よくわかったわ。手際がいいわ」
「ぜひ息子さんも連れてまたお出でになってください」
「土曜は、この時間はまだ寝てるの。起きたら話してみるわ。驚くと思うわ。家を買うなんて話、一度もしたことないから。ローン組んでくれるかしら」
彼女は笑って、自転車に乗って帰っていった。来場名簿には良く知っている集合住宅の住所が書かれている。

今月に入って朝日新聞が識者が選ぶ「平成の30冊」を発表しました。1位が村上春樹さんの『1Q84』でした。愛読者としては『ねじまき鳥クロニクル』の方が衝撃度・重要性ともに上だと思っております。

 

それはそれとして。この30年で読了したのは500冊に満たないと思いますが、自分の「平成の15冊」を選んでみました。小説に絞りました。選ぶ、というより直感に近いです。順位は付けられないです。敢えて申せば、1位が『ねじまき』ということだけでしょうか。皆さんはいかがですか?

 

『ねじまき鳥クロニクル』 村上春樹

『1Q84』 村上春樹

『TSUGUMI』 よしもとばなな

『火車』 宮部みゆき

『五分後の世界』 村上龍

『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ

『私が殺した少女』 原尞

『テロリストのパラソル』 藤原伊織

『空飛ぶ馬』 北村薫

『A Prayer for Owen Meany』 John Irving

『マークスの山』高村薫

『博士の愛した数式』 小川洋子

『新宿鮫』 大沢在昌

『僕は勉強ができない』 山田詠美

『センセイの鞄』 川上弘美

3月も3分の1が過ぎようとしています。確定申告の提出期限があと一週間です。
 
例年は勤務先で源泉徴収されている会社員の方々も、前年に居住用の不動産を購入すると「住宅借入金等特別控除」の手続きが必要です。管轄の税務署で行います。
私は自分のお客様へ、松が明けたあたりでリマインドのお葉書をお送りしています。平日に時間を取るのが難しいお客様もいらっしゃいますが、〆切間際の駆け込みは混み合って余計に手間取りますので、早めに済ませていただくようにお願いしています。昨年の早いうちにご決済いただいたお客様とはおよそ1年ぶりになりますので、ご質問のお電話を頂くと「昔話」に花が咲くこともあります。最近はマイナンバーが必須となったので、注意が必要ですね。
 
かくいう私も、ようやく確定申告を終えました。「e-tax」を利用しています。土日祝日、24時間利用できるので重宝しています。カードリーダーをどこに仕舞ったか、毎年すぐに思い出せません。今年からスマートフォンからも申告できるようになったのですね。